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トイレは節水機能が優れたものを設置した方が長い目で見るとオトク?
トイレをリフォームする際に悩むのが、節水機能付きのものを選ぶ方が得かどうかということです。
トイレに限ったわけではありませんが、高機能になればなるほど価格は高くなります。
予算を少しオーバーしてまで節水機能付きを設置するほうが長い目で見た時に得かどうか検証していきましょう。
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節水トイレの魅力
最新の節水トイレは、洗浄水量3.8ℓで、従来のトイレは13ℓとなっています。この進化はすごいですよね。
従来型から節水トイレに交換した場合、年間240ℓ(お風呂に換算して200杯分)の水を節水した計算になります。これを金額に換算した場合、年間で約15,000円の節約となります。
従来のトイレの場合、タンクに貯めた水を一気に流すことで便器内を洗い流していましたが、節水トイレの場合、便器内を渦巻いて流れていきますので、まんべんなく洗い流すことができるのです。
また、便器自体も汚れが付きにくい加工が施されているという利点もあります。
節水トイレの魅力は何も節水だけではありません。
最近の節水トイレには、節電機能も備えられており、自動で便座の保温機能をオン・オフしたり、温水シャワーの温度を下げるなどの機能が付いており、年間で4,000円~7,000円の節電効果を得ることができます。
トイレの機能や種類によって多少の違いはありますが、トイレの平均的な使用年数は10年と言われていますので、これらの節約した金額を合算すれば、10年で190,000円~220,000円の節約ということになります。
節水トイレが設置出来ない場合もある?
節水トイレにリフォームする際に注意しなければいけないのが排水の位置です。キッチンなどに良く見られる排水ですが、トイレも同じことで、壁排水と床排水があります。
これはパイプスペースの関係で、排水管が集中している集合住宅や2階にトイレが設置されている住まいに多くみられます。
壁排水用のトイレと床排水用のトイレでは節水できる水の量が変わってくる場合がありますので注意して下さい。
排水の位置はトイレの後ろをみれば直ぐにわかりますので、リフォームする際には工務店やリフォーム会社の担当者とよく相談しましょう。
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気になるお値段は?
節水トイレの魅力は理解できたとしても、肝心のお値段が分からないと検討できませんので、トイレリフォームの費用について調べていきます。
トイレリフォームの費用は、採用する便器のグレードとリフォーム範囲によって価格が大きく変わってきます。
ウォッシュレットトイレにリフォームする場合、便器のみでしたら25,000円~60,000円で交換することができますが、便器と壁・床を同時に行うと70,000円~170,000円となってしまいます。
また、タンク式トイレにリフォームした場合、便器のみでも90,000円~220,000円、トイレ全体となると400,000円~700,000円の費用が掛かってきます。
タンクレスの場合は、便器のみで130,000円~320,000円、トイレ全体をリフォームした場合、450,000円~800,000円の費用が発生します。
便器は、グレードによって200,000円~300,000円程度の価格の開きがあり、グレードの高い便器の場合、自動清掃や瞬間暖房便座機能など最新式の機能が標準装備されています。
しかし、最近の便器は機能面もかなり進化してきており、中級グレードの便器でも十分な機能が備わっています。
費用(予算)と相談しながら実際にショールームで見てみることをオススメします。
まとめ
現在リフォームを検討されている方や将来的にリフォームを考えている方、節水トイレの魅力を感じていただけましたでしょうか?
節水トイレは便器や便座のグレードにもよりますが、長い目で見た場合、節水節電効果によって年間の光熱費をかなり抑えることができます。
トイレリフォームを予定されている方は、節水トイレをこの機会に是非検討してみて下さい。