見本帳のどの色もよく見えて、手のひらほどの小さな四角だけで家の色を決めていいのか、不安になりますよね。
この記事では、一軒家の外壁塗装の色の決め方と色見本の使い方を解説します。
一軒家の外壁でよく選ばれるのはベージュ・グレー・白に近い色で、色は見本帳の小さな色ではなく、塗り板や試し塗りで見本を大きくして決めるのが基本です。
- よく選ばれるのはベージュ・グレー・白に近い色
- ほかにブラウン系、引き締めたい家は黒や紺などの濃い色
- 見本は見本帳→A4の塗り板→試し塗りの順に大きくする
- 塗り板は家の壁に当てて外で、晴れの日も曇りの日も見る
- 迷ったら、最大4社の塗装会社を紹介してもらえるヌリカエで、塗り板を何社か分並べる

ただ、同じ色でも家全体に塗ると、手のひらの見本とは見え方が変わります。
塗装会社に出してもらう塗り板を何社か分、家の壁の前で見比べると、家族と同じ目で1色に決めやすいもの。
塗り替えの色を、大きな見本で見比べてから決めたい人には、ヌリカエが向いています。
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外壁の色と見本 いまやることチェック

管理人:たくみ
一軒家を新築したことをきっかけに、外壁塗装やリフォームの情報を発信しています。義父が外壁塗装をした際には、複数社の見積もりを私も実際に確認しました。記事は、クラウドワークスを通じてリフォーム業界で働く方にも執筆を依頼しています。
当サイトの情報は、国土交通省、国民生活センター、消費者庁、住まいるダイヤル、住宅リフォーム推進協議会、住宅瑕疵担保責任保険協会などの公的な情報をもとにまとめています。
一軒家の外壁塗装の色は見本でどう決める?
一軒家の外壁の色は、よく選ばれる系統から候補を絞り、見本を少しずつ大きくしながら外で確かめて決めます。

よく選ばれるのはベージュ・グレー・白に近い色
一軒家の外壁でよく挙がるのは、ベージュ・グレー・白に近い色の3つです。
どれも周りの家並みになじみやすく、屋根やサッシの色とも合わせやすい系統。
- やわらかく周りになじむ家:ベージュ・アイボリー系
- すっきりした家:グレー系
- 明るく軽やかな家:白に近い色
- 落ち着いた家・引き締まった家:ブラウン系や黒・紺などの濃い色
やわらかく周りになじむ家にしたい人には、ベージュやアイボリー系が向いています。
すっきりした印象にしたい人には、グレー系。
順位をつけた集計は出どころや数え方がまちまちなので、ここではよく選ばれる系統としてまとめました。
小さな見本帳だけで決めると見え方がずれやすい
広い壁に塗ると、手のひらの見本とは見え方が変わります。
日本塗料工業会のQ&Aでも、色の印象は塗られている面積によって左右される、という説明です。
同じ色でも広い面だと違って見える、面積効果と呼ばれる現象。
光の当たり方やつやの有無でも、色の見え方は変わってきます。見本帳は室内の手元で見ることが多く、外の壁とは条件がまるで別です。
外壁は一度塗ると、次の塗り替えまで色を変えにくい部分。
だからこそ、小さな見本だけで決めず、大きな見本を外で見てから決めたいところです。
見本帳で絞って、塗り板と試し塗りで決める
決め方は、見本を小さい順に大きくしていく3段階です。
- 見本帳で候補を2色か3色に絞る
- A4の塗り板を家の壁に当てて外で見る
- 実際の壁に試し塗りをしてもらう
1段目は自分でもできますが、2段目と3段目は塗装会社に頼むもの。
見本帳の色を1社にだけ伝えると、出てくる塗り板も1社分で、並べて比べる相手がいません。
何社かに同じ候補の色で塗り板を出してもらうと、家の壁の前で並べて比べられます。晴れの日と曇りの日に見比べれば、どの色がうちに合うかを家族と同じ目で選べるはずです。
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一軒家の外壁でよく選ばれる5つの色と、気をつけたいこと
5つの色は、どれも印象のよさと気をつけたいことがセットで、合わせやすい屋根やサッシの色もそれぞれ違います。
外壁の色の種類と特徴・弱点を表にした
外壁の色は、大きく無彩色と有彩色に分けられます。
無彩色は白・グレー・黒のような色みのない色、有彩色はベージュや紺のように色みのある色のこと。
同じ系統でも、明度(色の明るさ)と彩度(色のあざやかさ)で、印象はかなり変わります。
| 色の系統 | 特徴 | 気をつけたいこと | 合わせやすい屋根・サッシ |
|---|---|---|---|
| ベージュ・アイボリー系 | やわらかく周りになじむ | 無難に見えやすい | ブラウンや濃いグレーの屋根、茶系のサッシ |
| グレー系 | すっきりした印象 | 明るさで印象が大きく変わる | 黒やグレーの屋根、黒やシルバーのサッシ |
| 白に近い色 | 明るく軽やか | 雨だれなど汚れの出方 | 黒やグレーの屋根、シルバーのサッシ |
| ブラウン系 | 落ち着いた印象 | 濃いと重く見えることがある | ブラウンや黒の屋根、茶系のサッシ |
| 黒や紺などの濃い色 | 引き締まった印象 | 日差しの熱、色あせや汚れの見え方 | 黒や濃いグレーの屋根、黒のサッシ |
グレーやベージュのような中間色は、汚れが目立ちにくい傾向があると言われます。
ただ、汚れの見え方は家の向きや雨の当たり方でも変わるので、表は候補を絞る目安として使ってください。
ベージュ・アイボリー系:やわらかく周りの家になじむ
ブラウンや濃いグレーの屋根の家は、ベージュ系の外壁にすると色の流れが自然につながります。
ベージュやアイボリーは黄みのある明るい色で、周りの家並みにも溶け込みやすい系統です。
グレーと同じく中間色なので、汚れが目立ちにくい傾向も。
ベージュは無難に見えやすい色です。雨樋や破風板などの付帯部(外壁と屋根以外の細かい部分)を濃いブラウンでそろえると、やわらかいまま落ち着いた家にまとまります。
候補を絞るときは、黄みの強さが違うベージュを2つほど並べて見るのがコツ。
グレー系:すっきりして屋根やサッシと合わせやすい
グレーは、明るさの選び方ひとつで印象が大きく変わる色です。
明るいグレーは軽やかに、濃いグレーはどっしり落ち着いた印象に寄ります。
黒やグレーの屋根、黒やシルバーのサッシとも合わせやすく、組み合わせで迷いにくい系統。
グレーには、青みや黄みを含んだものもあります。見本帳では同じに見えたグレーが、外では冷たくも温かくも見えるので、候補は塗り板で比べたいところです。
すっきりした家にしたい人は、明るさの違うグレーを2つ、塗り板で頼んでみると決めやすいでしょう。
白に近い色:明るく見えるぶん汚れの出方も見ておく
白に近い色の外壁は、家全体を明るく軽やかに見せてくれます。
真っ白のほかに、少しグレーや黄みを含んだオフホワイトもあり、白の幅は思ったより広いもの。
汚れの見え方は、家の向きや雨の当たり方でも違ってくるでしょう。
白に近い色を選ぶときは、雨だれの筋など汚れの出方を先に見ておくと決めやすくなります。近所の白い家の窓の下や軒の下が、汚れの出やすい場所の手がかりです。
塗り板も、日なたと日陰の両方で見ると白さの感じ方の違いが分かります。
ブラウン系:落ち着いた色で木目や植木と合う
木目調の玄関ドアや庭の植木がある家は、ブラウン系の外壁と色がなじみます。
ブラウン系は、落ち着いた印象をつくりたい家に向いている色です。
ブラウンの屋根や茶系のサッシと合わせると、家全体の色の流れがそろいます。
濃いブラウンを広い壁に使うと、家が重く見えることもあるので注意が必要です。重さが気になる人は、明るめのブラウンや、ベージュに近いブラウンも候補にします。
濃さの違うブラウンを塗り板で並べると、重く見えない濃さがつかめるでしょう。
黒や紺などの濃い色:引き締まるぶん日差しや汚れの見え方も見ておく
黒や紺(ネイビー)などの濃い色は、家の輪郭をくっきり見せる色です。
引き締まったモダンな印象にしたい人が選ぶことの多い系統。
一方で、濃い色は日差しの熱や、色あせ・汚れの見え方が気になる人もいて、意見が分かれます。
濃い色は、日差しで熱を持ちやすいとも言われる色です。気になる人は、塗料の種類も含めて塗装会社に聞いておくと話が早いでしょう。
濃い色ほど、見本帳と塗り板で印象が変わりやすいもの。
ヌリカエで紹介された何社かに同じ濃い色の塗り板を頼めれば、外で並べて濃さの違いまで見比べられます。
外壁塗装の色見本帳は日本塗料工業会の番号で選ぶ
塗装会社が見せてくれる色見本帳は日本塗料工業会の標準色が基本で、番号とつやの見方を知っておくと、色の打ち合わせがスムーズになります。
塗装会社が使う見本帳は日本塗料工業会の標準色
打ち合わせで「日塗工(にっとこう)」と呼ばれる見本帳は、日本塗料工業会の塗料用標準色のこと。
実際の塗料を使って作られた色見本帳で、2024年に出たP版には600色が載っています。
日本塗料工業会の案内では、次の版は2027年発行の予定です(2026年10月時点)。
見本帳には有効期間があり、発行から3年とされています。時間がたつと見本そのものが変色・退色するので、打ち合わせでは何年版かも見ておくと確かです。
番号で色を指定できるので、塗装会社と同じ色を共有しやすいのが標準色の良さ。
色の番号は頭の記号で何年の見本帳か分かる
見本帳の色1枚ずつには、色票番号(日塗工番号とも呼ばれる番号)が付いています。
番号の先頭は発行年の記号で、2024年版は「P」、2021年版は「L」です。
先頭のあとには色相(色み)・明度・彩度の区分が続き、先頭の記号以外が同じなら同じ色。
マンセル値(色を色み・明るさ・あざやかさの記号で表したもの)だけでは、色は特定できません。日本塗料工業会は、色票番号の頭に発行年の記号を付けて指定するよう注意を呼びかけています。
見積書や契約書に書いてもらうのも、版の記号つきの色票番号です。
見本帳はつやありの色なので、つやも一緒に決める
日本塗料工業会の見本帳は、ポケット版もワイド版も全つや(10分つや)で作られています。
つやは塗った面の光り方の度合いで、一般に全つや・7分・5分・3分・つや消しの5段階ほどに呼び分けるのが一般的です。
同じ色でもつやを落とすと光の返り方が変わり、見え方も変わります。
半つややつや消しで塗りたいときは、その見本を塗装会社や塗料販売店に相談して用意してもらうものです。日本塗料工業会も、つやの違う見本は発注予定の業者や販売店に相談するよう、Q&Aで案内しています。
ヌリカエで紹介された塗装会社に、つやの違う塗り板も頼めるか聞いておくと、候補の色をつやごとに並べて見比べやすくなるでしょう。
画面やシミュレーションの色は見本の代わりにならない
画面の色は塗料の色と発色が違うので、色そのものは見本帳と塗り板で決めます。
日本塗料工業会も、画面上の色では塗料の色を正確に再現できないとして、実際の塗料用標準色で確かめるようQ&Aで呼びかけているくらいです。
カラーシミュレーション(家の写真や絵に色をのせて見る道具)は、家全体の雰囲気をつかむための道具。
シミュレーションで気に入った色は、見本帳の番号を控えて塗り板でもう一度確かめます。写真や画像になった時点で、実物の色とは変わってしまうためです。
使い方の細かい注意は、外壁塗装のカラーシミュレーションで注意するポイントにまとめました。
小さな色見本から試し塗りまで:一軒家の外壁塗装の色を確かめる3段階
色見本は、見本帳→A4の塗り板→試し塗りと3段階で大きくしていくと、家に塗ったときの色に近づけて確かめられます。

段階1 見本帳で候補を2色か3色に絞る
最初の段階は、見本帳の中から候補を2色か3色まで減らすこと。
見本帳に付いている比色マスク(同じ大きさの穴で色を比べるための台紙)を使うと、同じ面積で見比べられます。
広い壁に塗ると見え方が変わるため、気に入った色より一段落ち着いた色も候補に入れておくと迷いにくいです。
候補は3色までにとどめると、次の塗り板を頼むときに話がまとまります。色が多いほど、塗り板の枚数も見比べる手間も増えるためです。
段階2 A4の塗り板を家の壁に当てて日の光で見る
塗り板(実際の塗料を板に塗った見本)は、家の壁に当てて外で見ます。
A4くらいの大きさが多く、見本帳よりも面積による見え方の差を感じやすい大きさです。
- 実際に塗る壁に当てる(日の当たる面と当たらない面の両方)
- 晴れの日と曇りの日、朝と夕方に見る
- 屋根・サッシ・玄関ドアと同じ視界に入れて見る
室内で決めないのは、太陽の光の下で同じに見えた色が、蛍光灯の下では違って見えることがあるため。
このずれはメタメリズムと呼ばれ、照明の色が違うと見本の印象まで変わってしまいます。
今の外壁と近い色で塗り直したい人も、塗り板を今の壁に当てれば、近いかどうかがその場で分かるはずです。
段階3 実際の壁に試し塗りをしてもらう
試し塗りは、実際の外壁の一部に候補の色を塗って見る方法です。
壁の凹凸や素材の上での色の出方まで分かるので、塗り上がりに近い形で色を確かめられます。
ただし、頼めば応じてくれる会社もある一方で、できるかどうかや費用は会社ごとにまちまち。
- 試し塗りができるかと、費用がかかるか
- 塗ってもらう場所(目立たない面か)
- 候補の色を何色まで塗ってもらえるか
見積もりの段階で聞いておくと、色を決める日程も組みやすくなります。
試し塗りも塗り板と同じく、晴れの日と曇りの日の両方で見ておきたいところです。
塗り板や大きな見本は塗装会社に頼むもの
大きな見本の頼み先は、塗装会社や塗料の販売店です。
日本塗料工業会の塗料用標準色で扱っているのは、ポケット版とワイド版だけ。
塗り板見本や大きいサイズの見本は、発注予定の塗装業者や塗料販売店に相談するよう、Q&Aで案内されています。
塗り板は、色を決める前に塗装会社に出してもらうものです。業者によっては有料のこともあるので、費用と何色分頼めるかを、頼む前に確かめておくと話がスムーズ。
同じ候補の色の塗り板を何社か分そろえると、晴れの日と曇りの日に家の壁の前で見比べられます。家族と同じ板を見ながら話せるので、納得して1色に決めやすいのも良いところです。
ヌリカエの相談の流れは、公式ページで確認できます。
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一軒家の外壁塗装の色見本は屋根やサッシ・街並みと並べて見る
色見本は外壁だけで見ず、塗らない屋根やサッシ、近所の家、街の決まりと並べて見ると、浮かない1色に絞れます。
屋根・サッシ・玄関ドアなど塗らない色を先に書き出す
色見本を見る前に、塗り替えで色を変えない部分を書き出しておきます。
屋根やサッシ(窓の枠)、玄関ドアは、外壁を塗ってもそのまま残ることが多い部分です。
| 部分 | 見ておくこと |
|---|---|
| 屋根 | 色と、今回一緒に塗るかどうか |
| サッシ・玄関ドア | 黒・シルバー・ブラウンなどの色 |
| 雨樋・破風板などの付帯部 | 外壁と同じ色にするか、屋根やサッシに合わせるか |
| 門・塀・フェンス | 色と素材 |
サッシや玄関ドアは、色を変えない前提で外壁の色を選びます。
家を建てたとき、私も工事が始まってからでは遅かったことや、終わって「ああしておけば」と感じたことが少なくありませんでした。色の打ち合わせも同じで、気づいたことをその都度メモしておくと、家族との話がそろいやすくなります。
書き出したメモを持ってヌリカエで紹介された塗装会社に相談すると、塗らない色に合う塗り板を出してもらいやすいはずです。
塗り替えの時期そのものがまだ先の人は、外壁の塗り替えは何年が目安かから確かめられます。
近所の家を見て回ると浮かない色が分かる
近所の家を何軒か見て回ると、街並みから浮かない色の幅がつかめます。
両隣や向かいの家の外壁と屋根の色をスマホで撮っておくと、色見本を選ぶときに並べて見られて便利です。
散歩の途中で気に入った家があれば、その家の外壁と屋根の組み合わせを覚えておくのも手。
写真は、色そのものより周りとの明るさの差や雰囲気を見るためのもの。色そのものは、塗り板を外で見て決めます。
外壁の色を変えるときに届出がいる街もある
景観計画のある街では、外壁の色の変更も届出の対象に入ることがあります。
根拠は景観法第16条で、景観計画区域(市区町村などが決めた街並みのルールの区域)では、色彩の変更も届出の対象。
景観計画区域内において、次に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ、国土交通省令(第四号に掲げる行為にあっては、景観行政団体の条例。以下この条において同じ。)で定めるところにより、行為の種類、場所、設計又は施行方法、着手予定日その他国土交通省令で定める事項を景観行政団体の長に届け出なければならない。
一 建築物の新築、増築、改築若しくは移転、外観を変更することとなる修繕若しくは模様替又は色彩の変更(以下「建築等」という。)
どの規模・どの区域が対象になるかは、市区町村の景観計画ごとに違います。
たとえば枚方市は届出の対象を表で示していて、色彩の変更は外観の過半を変える行為が対象、という注記つきです。

自分の街は、「市区町村名+景観計画」で探すか、景観の担当窓口に家の場所と色の変更が対象かを聞くと分かります。
分譲地や住宅団地では、建築協定で外壁や屋根の色の取り決めがあることも。
建築協定は、土地の持ち主どうしが全員の合意で建物の形や意匠などの基準を決める国の制度で、あるかどうかは市区町村の建築の担当窓口や、分譲地の管理会社・自治会に聞くのが目安です。
一軒家の外壁塗装の色見本は何社かに出してもらって比べる
塗り板や試し塗りは塗装会社に出してもらうものなので、何社かに同じ候補の色で頼むと、見本も見積もりも並べて比べられます。
何社かの塗り板を並べると決め手が見えてくる
色の相談をする会社は、次の3つで比べます。
- 同じ候補の色で塗り板を出してくれる
- 試し塗りの相談に応じてくれる
- 見積書に色票番号とつやを書いてくれる
同じ条件で何社かに見積もりを出してもらって並べることを、相見積もりと呼びます。
色も同じで、1社だけだと塗り板も提案も比べる相手がいません。
何社か分を並べると、同じ候補の色でも、つやの勧め方や付帯部の色の合わせ方など提案の違いが見えてきます。違いが見えるほど、うちの家に合う1色を家族で選びやすくなるはずです。
ヌリカエで最大4社の塗装会社を紹介してもらうと、紹介してもらった会社に、同じ候補の色で塗り板を頼めるか相談できます。
業者の選び方の全体は、外壁塗装リフォームを依頼する時の業者の選び方で整理しました。
見積書に色の番号とつやを書いてもらう
決めた色で塗ってもらうために、見積書には色の指定も書いてもらいます。
- 色票番号(版の記号つき)
- つや(全つや・5分つや・つや消しなど)
- 雨樋や破風板など付帯部の色
- 塗り板・試し塗りの費用がかかるか
色票番号とつやが書かれた見積書が手元にあれば、契約の前に色を確かめられるのが大きな利点です。
義父が外壁塗装をしたとき、私も見積書を見せてもらいました。最初の見積書は手書きで、内訳が分かりにくいものでした。ほかの会社にも出してもらって並べたことで違いが見え、義父は納得できる会社を選べています。
色の指定も同じで、何社か分を同じ項目で並べると、書き方の違いもはっきりするはずです。
塗装全体の相場は、40坪2階建ての外壁と屋根の塗装相場を例に整理しました。
ヌリカエなら最大4社の塗装会社を紹介してもらえる
何社かに見本を頼むとなると、やり取りが増えそうで気が重い人もいるでしょう。
ヌリカエに申し込むと、まず専門アドバイザーから電話があり、そのあと条件に合う会社を最大4社まで紹介してもらえます。
申し込みから紹介までの流れ
入力した電話番号に、ヌリカエの専門アドバイザーから連絡があります。
色を決めかねていることや塗り板を見たいことも、この電話で伝えておけると話が早いです。
紹介された会社が現地調査(家を見て面積や傷み具合を確かめること)をして、見積もりを出します。
ヌリカエは、同じ候補の色で何社かの塗り板と見積もりを並べたい人に向いているサービスです。
ヌリカエには、紹介された会社にお断りしにくいとき、ヌリカエに連絡できるという強みがあります。加盟している塗装会社は全国5,000社以上で、伝えた希望に合う会社を紹介してもらえるのも特長です。
ヌリカエで塗装会社を紹介してもらうと、色の相談相手を何社か一度に集められます。
申し込んだあとの電話や紹介の流れは、ヌリカエの仕組みと申し込み後の流れで説明しました。
使った人の良い声と気になる声は、ヌリカエの評判・口コミが詳しいです。
業者が決まっている人や塗り終わった人の確かめ方
頼む業者がもう決まっていて、ほかと比べる予定がない人は、紹介サービスを使わなくて大丈夫です。
その場合も、候補の色の塗り板を頼み、見積書に色票番号とつやを書いてもらえば、契約前に色を確かめられます。
- 塗り終わった・工事中で見本と違って見える人:外壁塗装の色が見本と違うのは失敗か見え方の差か
- 2色に塗り分けたい人:おしゃれなツートン外壁の2色の組み合わせ
- 仕上がりの色で業者と話がこじれた人:外壁塗装リフォームのよくあるトラブル対処法
一軒家の外壁塗装の色見本でよくある質問
一軒家の外壁塗装の色と色見本について、よく聞かれる質問をまとめました。
一軒家の外壁塗装でよく選ばれる色は何色ですか?
ベージュ・グレー・白に近い色がよく選ばれ、ほかにブラウン系や黒・紺などの濃い色もあります。どの色も、印象のよさと気をつけたいことがセットです。5つの色の特徴は一軒家の外壁でよく選ばれる5つの色と、気をつけたいことにまとめました。
外壁の色見本はどこでもらえますか?
見本帳は塗装会社との打ち合わせで見せてもらえ、塗り板や大きいサイズの見本は、発注予定の塗装会社や塗料販売店に頼みます。日本塗料工業会も、大きな見本は業者や販売店に相談するよう案内しているところです。頼み方は塗り板や大きな見本は塗装会社に頼むもので解説しました。
A4の塗り板はお金がかかりますか?
業者によっては有料のこともあり、無料か有料かは会社ごとに違います。頼む前に、費用と何色分頼めるかを聞いておくと話が早いです。くわしくは塗り板や大きな見本は塗装会社に頼むものをご覧ください。
色見本の「日塗工番号」とは何ですか?
日本塗料工業会の塗料用標準色に付いている色票番号のことです。先頭が発行年の記号(2024年版はP)で、先頭以外が同じなら同じ色。読み方は色の番号は頭の記号で何年の見本帳か分かるで解説しました。
色見本と実際の外壁で色の見え方は変わりますか?
広い壁に塗ると、面積や光で小さな見本とは見え方が変わります。明るく見えやすいとも言われるものの裏付けははっきりしないので、一段落ち着いた色も候補に入れ、塗り板を外で見て確かめるのが確実です。絞り方は段階1 見本帳で候補を2色か3色に絞るにあります。
カラーシミュレーションだけで外壁の色を決めてもいいですか?
画面の色は塗料の色と発色が違うため、色そのものは見本帳と塗り板で決めます。シミュレーションが役立つのは、家全体の雰囲気をつかむ場面です。理由は画面やシミュレーションの色は見本の代わりにならないで説明しました。
試し塗りはどの塗装会社でも頼めますか?
頼めば応じてくれる会社もありますが、できるかどうかや費用は会社ごとに違います。見積もりの段階で聞いておくと、色を決める日程も組みやすいでしょう。聞いておくことは段階3 実際の壁に試し塗りをしてもらうにまとめました。
汚れが目立ちにくい外壁の色はありますか?
グレーやベージュなどの中間色は、汚れが目立ちにくい傾向があると言われます。ただ、汚れの見え方は家の向きや雨の当たり方でも変わるので、近所の家や塗り板でも確かめておきたいところ。色ごとの傾向は外壁の色の種類と特徴・弱点を表にしたで一覧にしています。
外壁の色を変えるのに届出が必要なことはありますか?
あります。景観計画区域では、景観法第16条で色彩の変更も届出の対象に入り、どの規模が対象かは市区町村の景観計画しだいです。調べ方と枚方市の例は外壁の色を変えるときに届出がいる街もあるにまとめました。
今の外壁と同じ色で塗り直すこともできますか?
見本帳で今の色に近い番号を探し、塗り板を今の壁に当てて確かめる方法があります。前回の色票番号が見積書や契約書に残っていれば、それも手がかりです。塗り板の見方は段階2 A4の塗り板を家の壁に当てて日の光で見るで解説しました。
まとめ:一軒家の外壁塗装の色は何社かの大きな見本を外で見て決める
一軒家の外壁の色は、よく選ばれる系統から候補を絞り、塗装会社に出してもらう塗り板や試し塗りを外で見て決めると、思った色に近い仕上がりを選べます。
今は、見本帳の小さな四角とネットの写真を何度も見比べて、塗ったらどう見えるのか分からず、決めきれない状態かもしれません。
候補を2色か3色に絞って何社かの塗り板や試し塗りを外で見比べれば、家族と納得して1色に決めやすくなります。
見積書に色票番号とつやが書いてあれば、契約の前に色を確かめてから、選んだ色での塗り替えに進められるでしょう。
ヌリカエは、専門アドバイザーが電話で家の状況と工事の希望を聞き、条件に合う塗装会社を最大4社まで紹介する窓口です。全国5,000社以上の加盟会社から紹介してもらえるので、塗り板を頼めるかを何社かに相談して、見積もりと並べやすいのも良いところ。
家族で納得できる外壁の色を選びたい人には、ヌリカエが向いています。
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