事例の写真を見るほど迷い、屋根やサッシの色まで考えると、どの2色にするか決めきれなくなりますよね。
この記事では、おしゃれでかっこいいツートン外壁の2色の組み合わせと塗り分け方を解説します。
定番は、すっきりしたモダンな家はグレーと白、かっこいい家は黒と白、やわらかい家はベージュとブラウンです。
- すっきりモダンな家はグレーと白
- 引き締まったかっこいい家は黒と白・黒とグレー
- やわらかい家はベージュとブラウン、さわやかな家はネイビーと白
- コツは明るさの差・7対3前後の面積・家の線で分けるの3つ
- 迷ったら、最大4社の塗装会社を紹介してもらえるヌリカエで同じ2色の提案を並べる

ただ、同じ2色でも、屋根やサッシの色、光の当たり方、塗る面積で見え方は変わります。
何社かに同じ2色の塗り板や試し塗りを出してもらって外で並べると、家族と1組に絞るのもスムーズです。
屋根やサッシに合う2色を何社かの提案で見比べたい人には、ヌリカエが向いています。
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ツートン外壁の2色 うちに合う組み合わせチェック

管理人:たくみ
一軒家を新築したことをきっかけに、外壁塗装やリフォームの情報を発信しています。義父が外壁塗装をした際には、複数社の見積もりを私も実際に確認しました。記事は、クラウドワークスを通じてリフォーム業界で働く方にも執筆を依頼しています。
当サイトの情報は、国土交通省、国民生活センター、消費者庁、住まいるダイヤル、住宅リフォーム推進協議会、住宅瑕疵担保責任保険協会などの公的な情報をもとにまとめています。
おしゃれな・かっこいいツートン外壁にする2色の組み合わせは?
ツートン(外壁を2色に塗り分けること)は、雰囲気で2色を選び、明るさの差・面積・境目の3つをそろえるとまとまります。

定番の2色の組み合わせを雰囲気ごとに表にした
雰囲気ごとの定番を、合わせやすい屋根とサッシの色と一緒に並べました。
| 雰囲気 | 2色の組み合わせ | 合わせやすい屋根・サッシ |
|---|---|---|
| すっきりモダン | グレーと白 | 黒やグレーの屋根、黒やシルバーのサッシ |
| やわらかく落ち着いた | ベージュとブラウン | ブラウンの屋根、茶系のサッシ |
| 引き締まったかっこいい | 黒と白・黒とグレー | 黒や濃いグレーの屋根、黒のサッシ |
| さわやかで上品 | ネイビーと白 | 黒やグレーの屋根、シルバーのサッシ |
| 明るくやさしい | 白とアイボリー | 明るいグレーやブラウンの屋根 |
| 素材を生かす | タイルや木目調と1色 | 柄の色に近い屋根 |
すっきりしたモダンな家にしたい人には、グレーと白の組み合わせが向いています。
引き締まったかっこいい家にしたい人には、黒と白・黒とグレー。
迷ったら、家族で雰囲気の言葉を1つ決めると、候補が2〜3組に減ります。
おしゃれに見せるコツは濃淡と面積と境目の3つ
おしゃれに見えるツートンには、よく言われる3つのコツがあります。
- 明るさの差をはっきりつける(明度=色の明るさ)
- 広い面の色と狭い面の色を7対3前後に分ける
- 1階と2階の間や目地など、家の線で分ける
広い面に使う色はベースカラー、狭い面で引き締める色はアクセントカラーと呼ばれます。
ベースを淡い色にすると明るく軽やか、濃い色にすると重厚でかっこいい印象。
単色より家に表情が出る反面、組み合わせや境目を外すとまとまりにくくなります。
同じ組み合わせでも家によって見え方が変わる
同じ2色でも、見え方は屋根やサッシの色と、光や面積で変わります。
事例の写真の家は、屋根もサッシも周りの景色も、うちの家とは別物。
同じグレーと白でも、黒い屋根の家と茶色い屋根の家では、まとまり方がまるで別です。
小さな見本や画面の色だけで決めると、塗ったあとに「思っていた色と違う」と感じることがあります。大きな塗り板や試し塗りは、塗装会社に頼んで用意してもらうもの。
何社かに同じ条件で塗り板を出してもらって外で並べると、うちの屋根とサッシに合う組み合わせが家族と同じ目で見えてきます。選んだ理由を家族で言葉にできるのも、並べて決める良さです。
相談の流れや紹介の仕組みは、下のボタンから確認できます。
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ツートン外壁の2色の組み合わせ6つ:おしゃれな配色とかっこいい配色
6つの配色は、どれも明るさに差がある2色で、広い面と狭い面の役割がはっきりしています。
配色1 グレーと白:すっきりしたモダンな家に
境目と付帯部の色で締めれば、グレーと白はすっきりしたモダンな印象に。
グレーを1階や広い面に、白を2階や出っ張りに置くと、落ち着きと明るさが両立します。
合わせやすいのは、黒やグレーの屋根と、黒やシルバーのサッシ。
グレーと白は無難に見えやすい組み合わせです。雨樋や破風板などの付帯部(外壁と屋根以外の細かい部分)を濃いグレーや黒でそろえると、全体が締まって見えます。
グレーは汚れが目立ちにくい傾向がある中間色で、広い面を任せやすい色です。
配色2 ベージュとブラウン:やわらかく落ち着いた家に
ブラウン系の屋根やサッシがある家は、ベージュとブラウンで色の流れがつながります。
同系色(同じ色みで明るさだけ違う色)の組み合わせで、やわらかく落ち着いた印象に。
ベージュと薄いブラウンのように明るさが近いと、ぼやけて見えがちです。ブラウンを濃いめにして差をつけると、ベージュの家でもメリハリが出ます。
ベージュも淡いブラウンも汚れが目立ちにくい傾向の中間色で、周りの家並みにもなじみやすい色です。
配色3 黒と白・黒とグレー:引き締まったかっこいい家に
黒は汚れや色あせが気になることがあるので、面積を絞るか、黒に近い濃いグレーも候補にします。
収縮色(引き締まって見える暗い色)の黒を白と組むと、輪郭のくっきりしたかっこいい家に。
| 使い方 | 見え方 |
|---|---|
| 1階を黒・2階を白 | 足元が締まり、どっしり見える |
| 白を広く・黒を出っ張りに | 白が主役で、黒が引き締め役 |
| 黒とグレー | 黒より一段やわらかい、落ち着いた印象 |
白を使わない黒とグレーは、大人っぽく落ち着いたかっこよさを出したい人向け。
濃い色は日差しで熱を持ちやすいと言われるので、気になる人は塗料の種類も含めて塗装会社に聞いておくと話が早いです。
配色4 ネイビーと白:さわやかで上品な家に
ネイビーと白は色の差が大きいぶん、境目がくっきり出る組み合わせです。
1階と2階の間の帯や幕板で分けると、さわやかで上品な印象にまとまります。
紺のような濃い色は、色あせが目立ちやすい傾向があるとされる色です。ネイビーを1階や狭い面に回すと、色あせが気になっても目立つ範囲を小さくできます。
合わせやすいのは、黒やグレーの屋根とシルバーのサッシ。
白の代わりにグレーを合わせるネイビーとグレーは、白より落ち着いた雰囲気に寄ります。
配色5 白とアイボリー:明るくやさしい家に
白とアイボリーは差が小さく、そのまま塗り分けると境目がぼやけがちです。
どちらも膨張色(明るく大きく見える色)なので、家が明るくやさしい印象になります。
淡い2色をまとめるコツは、帯や目地で線を立て、雨樋などを濃い色で締めること。
差を出しにくいと感じたら、無理に2色にしない方法も。単色で塗って付帯部だけ色を変えても、家の印象はしっかり変わります。
配色6 タイルや木目調の部分と1色を合わせる
タイルや木目調を残す家では、その柄の色が2色のうちの1色。
木目調のサイディング(板状の外壁材)を一部残す家は、柄に含まれる色から塗る色を選ぶと、素材と塗装がつながって見えます。
| 残す素材 | 塗る色の選び方 |
|---|---|
| 茶系のタイル・レンガ調 | ベージュやアイボリーでなじませる |
| 木目調 | 木に近いブラウンか、白やグレーで対比 |
| 白っぽいタイル | グレーやネイビーで引き締める |
柄の色は光で見え方が変わるので、提案は現地で素材を見てもらってからのほうが具体的です。
ヌリカエで紹介された何社かに家を見てもらうと、柄に合う色の提案を並べて比べられます。
おしゃれな2色の組み合わせを、かっこいいツートン外壁にする塗り分け方
塗り分け方は、家の形と、横や縦に通っている線で選ぶと境目が自然に収まります。

1階と2階の上下で分けて濃い色を下にする
濃い色を下にすると、家が地面にどっしり落ち着いて見えます。
境目は、1階と2階の間に横に入る幕板(細長い板)や帯の位置。
線の上で色を切れば、境目がまっすぐきれいに出ます。
幕板がない家は、1階の窓の上やバルコニーの下端などの水平な線が目安です。線のない壁の途中で切ると、見切り材を付けるなどの手間が増えます。
上下で分けるときも、面積は7対3から6対4くらいがまとまりやすい目安です。
縦に分けると背が高くすっきり見える
縦に分けると、家が背の高いすっきりした形に見えます。
建物の角や縦の目地(板と板の継ぎ目)で色を変え、面ごとに2色を振り分ける方法です。
細い面に濃い色を置くと、収縮色の効果で家がスリムな印象に。
縦の分け方は、道路から見える面の数で印象が変わります。見える2面のうち片方だけを濃くすれば、角のラインがくっきり。
バルコニーや出っ張りだけ色を変える
バルコニーや張り出した部分だけ色を変えると、家に立体感が出ます。
手前に出た部分を濃い色、奥の壁を淡い色にすると、出っ張りがくっきり。
逆に手前を白、奥をグレーにすると、軽やかで明るい印象に寄ります。
出っ張りの角は、もともと色を切りやすい線です。壁の途中で切るより境目がきれいに出やすく、塗り分けの手間も抑えやすい分け方といえます。
玄関まわりなど一部だけアクセントにする
玄関まわりや窓まわりだけ色を変えるのは、控えめなツートンです。
広い面は1色のまま、小さな面にアクセントカラーを入れるので、派手にしたくない人でも取り入れやすい方法。
玄関の柱まわりや袖壁を濃いブラウンにする、2階の窓の並びだけ帯状に色を変える、といった使い方です。
一部だけでも、どこに入れるかで印象は変わります。玄関まわりは家の顔になる場所なので、ドアの色と合わせて考えたいところです。
ヌリカエで紹介された何社かに塗り分けの位置を提案してもらうと、同じ家での分け方を並べて比べられます。
平屋の家はどこで2色に分ける?
平屋は、面ごとの縦の分け方か、玄関や出っ張りだけを変える分け方が合わせやすいです。
壁の高さが低いぶん、上下に分けると帯が窮屈に見えることがあります。
| 分け方 | 平屋での見え方 |
|---|---|
| 面ごとに縦で分ける | 横に長い家にリズムが出る |
| 玄関や出っ張りだけ変える | 控えめで上品にまとまる |
| 腰の高さで上下に分ける | 足元が締まり、帯の位置で印象が変わる |
横に長い平屋は、縦の線を足すと間延びせず、低い屋根との釣り合いも取りやすくなります。
ダサく見えるツートン外壁と、おしゃれな・かっこいい家の2色の組み合わせの違い
ダサく見える原因は、明るさ・面積・鮮やかさ・境目・色の数・汚れの6つで、それぞれ直し方があります。
明るさが近い2色はぼやけて見える
明るさが近い2色は、離れて見ると1色のようにぼやけます。
明度(色の明るさ)の差が小さいと、塗り分けた境目が遠くから見えにくいためです。
2色の見本を並べてスマホで白黒写真にすると、明るさの差だけが分かります。
差が小さいときの直し方は、片方を一段濃くするか淡くすること。ベージュと濃いめのブラウン、グレーと白のように明るさがはっきり違う組み合わせほど、塗り分けが生きます。
2色を半分ずつ塗ると落ち着かない
2色の比率は、7対3から6対4がよく言われる目安です。
半分ずつだとどちらが主役か分かりにくく、落ち着かない印象になりがち。
| 比率 | 見え方 |
|---|---|
| 5対5 | 主役がなく落ち着かない印象になりがち |
| 6対4 | 2色とも存在感がある |
| 7対3 | ベースが主役で、引き締め色が効く |
ただし、いつも7対3にする必要はなく、家の線で分けた結果の面積で考えれば十分です。
鮮やかな色や濃い色ほど、小さな面に絞ったほうが効きます。
鮮やかな色を広い面に使うと浮いて見える
鮮やかな色を広い面に塗ると、周りの家並みから浮いて見えがち。
彩度(色の鮮やかさ)の高い赤や黄、緑は、玄関ドアまわりなど小さな面に使うと引き立ちます。
外壁は、近所の人や通る人の目にも毎日入る色です。
広い面は落ち着いた色、鮮やかな色は小さな面。街によっては外壁の色の鮮やかさに上限があり、例は景観のルールで外壁の色に決まりがある街もあるにまとめました。
広い面の色をグレーやベージュの落ち着いた色にしておけば、アクセントの色を選ぶ幅も広がります。
境目が家の線とずれると不自然に見える
境目のきれいさを決めるのは、目地や幕板など家にもともとある線です。
線のない壁の途中で切ると、境目が曲がって見えたり、見切り材(境目に付けて線をそろえる部材)が要ったりします。
継ぎ目や幕板がなく一面がつながった平らな外壁は、塗り分けの位置に工夫が要る家。
どこで切るかの提案は、塗装会社によってまちまちです。同じ家でも、幕板で切る案と見切り材を足す案では、見た目も手間も別物。
ヌリカエで何社かの提案を並べると、うちの壁に合う境目の位置が見えてきます。
色の数は外壁の2色と屋根やサッシを合わせて数える
外壁の塗り分けは2色まで、家全体では3〜4色までと数えると整理できます。
記事によって「2色まで」「3色まで」「3〜4色」と違いが出るのは、数える範囲が違うこともあるためです。
| 数える範囲 | 色の数の目安 |
|---|---|
| 外壁の塗り分け | 2色 |
| 屋根・サッシ・玄関ドア・雨樋も入れた家全体 | 3〜4色 |
屋根やサッシの色と外壁の2色が同じ系統なら1色と数えると、色が増えすぎません。
3色目を入れたいときは、雨樋や破風板などの付帯部を屋根かサッシの色にそろえると、全体がまとまります。
汚れや色あせが目立ちやすい色もある
汚れや色あせの目立ち方も、色によって傾向が分かれます。
グレーやベージュ、淡いブラウンなどの中間色は、汚れが目立ちにくい傾向の色です。
| 色 | 気になりやすいこと |
|---|---|
| グレー・ベージュ・淡いブラウン | 汚れが目立ちにくい傾向 |
| 白・アイボリー | 雨だれなどの汚れが気になることがある |
| 黒・ネイビーなどの濃い色 | 白っぽい汚れや色あせが気になることがある |
気になる色は広い面より狭い面に回すと、目立つ範囲は小さめ。
塗料の種類ごとの特徴は外壁塗料の選び方と種類ごとの特徴で整理しています。
塗り替えのツートン外壁は屋根とサッシの色から2色を絞る
塗り替えは屋根・サッシ・玄関ドアの色が残るので、変えない色を先に書き出してから2色を絞ると迷いが減ります。
屋根・サッシ・玄関ドア・外壁の柄を書き出す
最初にやるのは、塗り替えで変えない色の書き出しです。
屋根やサッシ(窓の枠)、玄関ドアは、外壁を塗ってもそのまま残ることが多い部分。
| 書き出す所 | 書くこと |
|---|---|
| 屋根 | 色と、今回塗り替えるかどうか |
| サッシ・玄関ドア | 色(黒・シルバー・ブラウンなど) |
| 雨樋・破風板 | 今の色と、外壁と一緒に塗るか |
| 外壁の柄 | タイルや木目調を残す場所 |
| 門・塀・フェンス | 色と素材 |
サッシや玄関ドアは、塗らない前提で2色を選びます。
塗れるかどうかや保証への影響は、メーカーや施工店の判断。
書き出した表を持ってヌリカエで紹介された塗装会社に相談すると、変えない色に合う提案が出てきやすくなります。
なりたい雰囲気を家族と言葉でそろえる
2色を選ぶ前に、家族でなりたい雰囲気を言葉でそろえておくと話がまとまります。
「すっきり」「やわらか」「かっこいい」「さわやか」「明るい」の中から、1つだけ選ぶところから。
- 気に入った家の写真を、それぞれ2〜3枚選ぶ
- どこが気に入ったかを言葉で書く
- 共通する雰囲気の言葉を1つに決める
私が家を建てたときも、工事が始まってからでは無理だったことや、終わって「ああしておけば」と思ったことが結構ありました。
思ったことをその都度メモしておけば、色の打ち合わせでも家族の意見がそろいやすいです。
景観のルールで外壁の色に決まりがある街もある
外壁の色を変えるのに、届出がいる街もあります。
根拠は景観法第16条で、景観計画区域(市区町村などが決めた街並みのルールの区域)では色彩の変更も届出の対象。
景観計画区域内において、次に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ、国土交通省令(第四号に掲げる行為にあっては、景観行政団体の条例。以下この条において同じ。)で定めるところにより、行為の種類、場所、設計又は施行方法、着手予定日その他国土交通省令で定める事項を景観行政団体の長に届け出なければならない。
一 建築物の新築、増築、改築若しくは移転、外観を変更することとなる修繕若しくは模様替又は色彩の変更(以下「建築等」という。)
どの規模・どの区域が対象かは、市区町村の景観計画ごとに違います。
たとえば枚方市は、枚方宿地区ではすべての建物、それ以外では高さや面積が一定の規模を超える建物が届出の対象です。

色の変更は、外観の過半を変える場合が対象とされています。
色そのものの基準も、枚方市は景観計画で設定済み。
どの建物に当てはまるかは、市の窓口で確かめるのが確実です。
| 項目 | 枚方市の基準(一般の区域の例) |
|---|---|
| 外壁の基本色 | 赤・橙系は彩度6以下、黄系は4以下、ほかは2以下 |
| サブカラー | 外壁の各面の1/3以下なら例外(基本色に補助的に使う、トーンの近い色) |
| アクセントカラー | 外壁の各面の1/20以下なら例外(サブカラーと合わせて1/3以下) |
表のもとは枚方市の色彩基準(別表1〜3)で、彩度(色の鮮やかさ)の上限を決める形です。
自分の街は、「市区町村名+景観計画」で探すか、景観の担当窓口に家の場所と色の変更が対象かを聞くと分かります。
届出が必要なのに届け出ないと罰則の決まりもあるので、塗り替えの前に一度確かめておきたいところです。
分譲地は建築協定で色が決まっていることもある
分譲地や住宅団地では、建築協定で外壁や屋根の色が決まっていることもあります。
建築協定は、土地の所有者などが全員の合意で建物の形態や意匠などの基準を決める国の制度です。
新しく開発された分譲地では、開発事業者が1人で結ぶ「1人協定」という形も。
協定の「意匠」に外壁の色が入るかどうかは、協定ごとにさまざまです。確かめる先は、管理組合や自治会、市区町村などの建築の窓口(特定行政庁)。
協定で色の範囲が決まっている家は、その範囲の中から2色を選ぶと、あとで話がこじれずに済みます。
外壁の2色は大きな見本と試し塗りで見てから決める
外壁の2色は、小さな見本や画面ではなく、大きな塗り板と試し塗りを外で見てから決めると、思い描いた色に近づけます。
小さな色見本と画面の色は実物と違って見える
小さな色見本と画面の色は、外壁に塗った色とは違って見えます。
業者や塗料店が使う色見本帳は、日本塗料工業会の塗料用標準色(2024年版は600色)。
色の印象は、色が塗られている面積にもよって左右されてしまいます。
同じ色でも広い外壁に塗ると、小さな見本とは違う色に見えることがあり、これを面積効果と呼びます。
画面上での色は塗料の色とは発色が異なるため、正確な色の再現はできておりません。必ず実際の塗料用標準色で色をご確認下さい。
一度塗ると次の塗り替えまで色は変えにくく、画面や小さな見本だけでは決めきれません。
仕上がりが見本と違って見えたときの見分け方は、外壁塗装の色が見本と違うのは失敗か見え方の差かで解説しています。
A4以上の塗り板を2色並べて外で見る
2色の候補が決まったら、A4以上の塗り板(実際の塗料を板に塗った見本)を並べて外で見ます。
大きな見本の頼み先について、日本塗料工業会の案内はこうです。
塗り板見本や大きいサイズの見本は、ご発注予定の塗装業者様・塗料販売店様などにご相談くださいますようお願いいたします。
- 2色を実際の境目と同じ向きに並べる
- 晴れの日と曇りの日、朝と夕方で見る
- 家の壁に当てて、屋根やサッシと一緒に見る
室内の照明で決めないのは、太陽光の下で同じに見えた色が、蛍光灯の下では違って見えることがあるため。
見本帳の標準色は全つやなので、半つやや、つや消しの見本も塗装会社に頼みます。
塗り板は業者によっては有料のこともあるので、頼むときに聞いておくと話が早いです。
カラーシミュレーションは塗り分けの位置を見る道具
シミュレーションで見るのは色そのものより、塗り分けの位置と全体のバランスです。
カラーシミュレーション(家の写真や絵に色をのせて見る道具)なら、上下か縦か、境目をどこで切るかを何通りも並べられます。
画面の色は塗料の色と発色が違うので、気に入った2色は塗り板でもう一度。
シミュレーションは、塗装会社に作ってもらえることも。同じ写真で何社かに作ってもらうと、塗り分けの位置の提案を並べて見られます。
使い方の細かい注意は、外壁塗装のカラーシミュレーションで注意するポイントにまとめました。
試し塗りで実際の壁の色を見せてもらう
試し塗りは、実際の外壁の一部に塗って色を見る方法です。
壁の凹凸や素材の上での色の出方が分かるので、塗り板より実物に近い色が見られます。
頼めば応じてくれる会社もあり、費用や可否は会社ごと。
- 目立たない面に2色を並べて塗る
- 境目の位置も一緒に見たい
- 費用がかかるかどうか
見積もりの段階で試し塗りができるかを聞いておくと、色を決める日程も組みやすくなります。
何社かに同じ2色で提案をもらって比べる
色の提案を比べる相手は、次の3つで選びます。
- 同じ2色・同じ塗り分け位置での提案
- 塗り板や試し塗りへの対応
- 見積書への色番号と境目の処理の記入
1社だけだと、提案も見積もりも比べる相手がいません。
ヌリカエは、同じ2色・同じ塗り分け位置で何社かの提案と見積もりを並べたい人に向いています。
申し込みから紹介までの流れ
入力した電話番号に、ヌリカエの専門アドバイザーから連絡。
2色に塗り分けたいことも、この電話で伝えておけば話が早いです。
いきなり複数の会社から連絡が来ることはなく、紹介された会社とのやり取りはそのあとから。
ヌリカエには、紹介された会社にお断りしにくいとき、ヌリカエに連絡できるという強みがあります。加盟している塗装会社は全国5,000社以上です。
何社かの塗り板・試し塗り・塗り分けの提案を外で並べると、どの1組がうちの家に合うかを家族と同じ目で選びやすくなります。見積書の色番号や境目の書き方も同じ項目を書いてもらえば、契約の前に並べて比べることも可能。
ヌリカエの相談の流れは、公式ページで確認できます。
\ 審査済みの優良業者を地域から紹介 /
申し込んだあとの電話や紹介の流れは、ヌリカエの仕組みと申し込み後の流れで説明しています。
使った人の良い声と気になる声は、ヌリカエの評判・口コミが詳しいです。
2色に塗り分ける費用は見積書の書き方で比べる
ツートンの費用は境目の手間で変わるので、金額の数字より、見積書に何が書かれているかで比べると判断がつきます。
ツートンの追加費用はサイトごとに数字がばらばら
ツートンの追加費用は、サイトによって「ほぼ同じ」から「数割上がる」まで書き方がばらばらです。
数字がずれる原因は、塗り分け方や塗料の条件がサイトごとに違うこと。
| 前提の違い | 費用が変わる中身 |
|---|---|
| 塗り分け方 | 幕板で切るか、壁の途中で切るか |
| 塗料 | 2色とも同じ種類の塗料か |
| 凹凸 | 出っ張りに合わせて手で塗り分けるか |
よその数字を自分の家に当てはめても、うちの家の金額は出てきません。
差の理由まで見えるのは、同じ条件で出た見積もりどうしを並べたときです。
塗装全体の相場の考え方は、40坪2階建ての外壁と屋根の塗装相場を例に整理しています。
境目の養生と見切り材のぶん手間が増える
2色にすると、境目の手間や材料の分だけ上がることが多く、どこまで上がるかは見積書の書き方で比べられます。
増える理由は、一般に次の4つです。
- 境目の養生(塗らない所をテープやシートで覆うこと)の手間
- 見切り材を付ける場合の部材と取り付け
- 塗料が2色分になり、缶の数が増える
- 凹凸に合わせて塗り分けると手作業が増える
幕板や目地で切れる家は、境目のために足す作業が少なめです。
同じ2色でも、壁の途中で切る案と幕板で切る案では、手間が変わります。見積書で比べたいのは、境目の処理の書き方です。
見積書に色番号と塗り分けの範囲を書いてもらう
思った色と境目で塗ってもらうために、見積書には次の項目を書いてもらいましょう。
- 色ごとの色票番号(版の記号つき)
- どこからどこまでを何色にするか(塗り分けの範囲)
- 境目の処理(幕板や目地で切る・見切り材を付ける)
- 2色とも同じ種類の塗料か
- 色を増やすときや塗り板・試し塗りの費用の有無
色票番号は日本塗料工業会の色見本1枚ずつに付いた番号で、先頭の記号以外が同じなら同じ色です。
先頭は発行年の記号で、2024年版は「P」から始まります。
何社かの見積書を並べて、はじめて内訳の違いが見えました。義父の外壁塗装のとき、私も見積書を横で見ています。最初に出てきたのは、知り合いの業者の手書きで内訳がつかみにくい見積書。ほかの会社の見積書と並べたことで違いが分かり、義父は納得できる会社に決めました。
ヌリカエで最大4社の見積もりをそろえて同じ項目を書いてもらうと、境目の処理と追加費用の違いを並べて比べられます。
工事中に色や境目が違うと気づいたら、伝え方は外壁塗装でうるさい客と思われず正当なクレームを通す方法が参考です。
仕上がったあとの困りごとは、外壁塗装リフォームのよくあるトラブル対処法で相談窓口までたどれます。
頼む業者が決まっている人は見積書の確認だけで十分
頼む業者がもう決まっていて比べる気がない人は、紹介サービスを使わなくて大丈夫です。
その場合も、色票番号・塗り分けの範囲・境目の処理の3つを見積書に書いてもらえば十分。
契約前の見積書を第三者に見てもらいたい人は、住まいるダイヤルの見積チェックも使えます。
色の打ち合わせの記録は、見積書や契約書と一緒に保管。工事中に「この色で合っているか」を確かめるときに、番号と範囲を書いた紙がそのまま手がかりになります。
ツートン外壁の2色の組み合わせでよくある質問
ツートン外壁の2色の組み合わせについて、よく聞かれる質問に答えます。
おしゃれでかっこいいツートン外壁の2色の組み合わせは?
すっきりしたモダンな家はグレーと白、かっこいい家は黒と白・黒とグレー、やわらかい家はベージュとブラウンが定番です。さわやかにしたい人にはネイビーと白。雰囲気ごとの表は定番の2色の組み合わせを雰囲気ごとに表にしたにあります。
ツートン外壁の2色の比率はどのくらいがいいですか?
7対3から6対4がよく言われる目安です。半分ずつにするとどちらが主役か分かりにくく、落ち着かない印象になりがち。比率の考え方は2色を半分ずつ塗ると落ち着かないで解説しました。
ツートンにすると外壁がダサく見えませんか?
明るさが近い2色や半分ずつの面積、家の線とずれた境目が重なると、ダサく見えがちです。原因ごとに直し方があり、同じ2色でもまとまり方は変わります。6つの原因と直し方はダサく見えるツートン外壁と、おしゃれな・かっこいい家の2色の組み合わせの違いにまとめました。
外壁の2色はどこで塗り分けるのがいいですか?
1階と2階の間の幕板や帯、縦の目地、バルコニーの角など、家にもともとある線で分けると境目がきれいに出ます。濃い色を下にすると、家がどっしり落ち着いて見えるのも上下に分ける良さ。分け方の種類はおしゃれな2色の組み合わせを、かっこいいツートン外壁にする塗り分け方で紹介しています。
平屋の外壁でも2色の塗り分けはできますか?
できます。平屋は壁が低いので、面ごとに縦で分けるか、玄関や出っ張りだけ色を変える方法が合わせやすいです。分け方の例は平屋の家はどこで2色に分けるかにあります。
外壁を2色にすると費用は高くなりますか?
境目の養生や見切り材、塗料が2色分になる分だけ上がることが多いです。どこまで上がるかは塗り分け方で変わるため、見積書の境目の処理と追加費用の有無で比べます。増える理由は境目の養生と見切り材のぶん手間が増えるで解説しました。
外壁に3色以上使ってもいいですか?
使えますが、外壁の塗り分けは2色、屋根やサッシ・玄関ドアまで入れた家全体で3〜4色までと数えるとまとまりやすくなります。3色目は、雨樋や破風板などの付帯部で入れる方法も。数え方は色の数は外壁の2色と屋根やサッシを合わせて数えるにまとめました。
カラーシミュレーションだけで色を決めてもいいですか?
画面の色は塗料の色と発色が違い、色そのものは塗り板や試し塗りでないと分かりません。シミュレーションは、上下か縦か、境目をどこで切るかを比べる場面で役立ちます。使い方はカラーシミュレーションは塗り分けの位置を見る道具で解説しました。
大きな色見本はどこでもらえますか?
大きな見本の頼み先は、発注する予定の塗装会社や塗料販売店です。日本塗料工業会も、大きいサイズの見本は発注予定の業者や販売店に相談するよう案内しています。見本の見方はA4以上の塗り板を2色並べて外で見るで解説しました。
外壁の色を変えるときに届出が必要な地域はありますか?
あります。景観計画区域では景観法第16条で色彩の変更も届出の対象に入り、どの規模が対象かは市区町村の景観計画しだい。調べ方と枚方市の例は景観のルールで外壁の色に決まりがある街もあるにまとめました。
まとめ:おしゃれな・かっこいいツートン外壁の2色の組み合わせは見比べて決める
おしゃれでかっこいいツートン外壁の基本は、明るさの差がはっきりした2色を7対3前後で、家の線に沿って塗り分けること。
うちの家に合うかどうかは、何社かの塗り板や試し塗りを外で並べて見ると決めやすくなります。
今は事例の写真を何十枚も見比べても、屋根やサッシと合うかが分からず、決めきれない状態かもしれません。
変えない色に合う2〜3組に絞って何社かの提案を外で並べると、家族と納得して1組に決めやすくなります。
そのうえで、色番号と境目の処理が書かれた見積書を手元に置いて契約へ。
ヌリカエは、専門アドバイザーが電話で家の状況と工事の希望を聞き、条件に合う塗装会社を最大4社まで紹介する窓口です。全国5,000社以上の加盟会社のなかから、伝えた希望に合う会社を紹介してもらえるのも特長。
塗り替えの色を家族で納得して決めたい人には、ヌリカエが向いています。
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