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門扉(もんぴ)には住まいの印象を決定付ける力がある
今回は門扉についてお話していきましょう。
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門扉(もんぴ)の考え方
皆さんは門扉を何気なく使っていませんか?門扉は敷地の出入り口に設けられた部材であり、日常的に家族が使用するだけでなく、来客の方も利用する部位です。そのため門扉は、住まいの印象を左右してしまうほどの力があるのです。
門扉は、エクステリアメーカーから多種多様な門扉が販売あるいは提案されていますので、プランや予算に合わせて自由に選ぶことができます。
門扉には、開き戸タイプと引き戸タイプがあります。一般の住宅で多く用いられているのが開き戸タイプです。そこで、この開き戸タイプを中心に門扉のあり方について考えていきましょう。
開き戸タイプの種類
一般的に使われている開き戸タイプですが、そのスタイルにはいくつかあり、左右対称に扉がある両開きタイプ、一つの扉で開閉する片開き、大小異なった扉を持つ親子タイプなどがあります。親子扉を除く各タイプの扉の大きさは、60㎝~100㎝程度となっています。
また開き方ですが、敷地条件によって左右されるものの、門扉を設ける場合は、内開き(敷地内に開くタイプ)、右勝手(道路側から見たとき右側の扉を開閉するタイプ)のプランが一般的に採用されています。
門扉をプランニングする場合、扉のサイズに適した開口部や扉の開閉スペースを確保することも頭においておかなければなりません。
もちろん、門扉の幅だけでなく門扉を取り付けるための柱や金物を設置する空間も考える必要があります。
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門扉の素材と特徴
門扉は屋根と同様に風雨に晒される場所に設置されますので、色々な気候条件も配慮して素材を選ばなくてはいけません。一般的に使われている素材の多くがアルミ形材です。アルミ形材は、錆や腐食に強く、耐久性に優れていますので、門扉の素材として最もよく使われている素材になります。
成形の方法によって「形材」と「鋳物」の2つがあります。軽量で比較的安価な商品がアルミ形材で、シンプルなデザインのものが多くありますが、最近では高級感のある商品も増えてきています。
アルミ鋳物は、アルミ形材に比べて重量感があり、デザイン性のある曲線を作ることが可能ですので、装飾的なデザインが豊富にあります。また最近では、すっきりとしたデザインも多く販売されていますので選択の幅が増えてきています。
ただ最近ではアルミ素材に変わって樹脂系素材の取り扱いも増えてきています。耐候性に優れており、メンテナンスも楽ということもあり採用される方も多いですね。樹脂系のデザインとして木粉や再生木などを用いた天然木のような商品も多くあります。
門扉を選ぶポイントは
門扉を選ぶポイントして大切なことは、家族構成やライフスタイルに合わせたモノを選ぶのがポイントとなります。
たとえば、自転車を押して入る、あるいはベビーカーや車椅子などが必要なご家庭の場合は、ゆとりのある幅が必要になります。また扉の開閉のしやすさや取手の使い勝手も考慮する必要があります。
そして門扉を考える上で重要なのが防犯面です。門扉の鍵には、一般的なシリンダー錠やリモコンで開閉することができるタイプもあります。また、最近普及しているスマートホンを利用して、玄関扉と同じシステムを搭載した商品もあります。
家族全員が使い勝手のよい門扉を選ぶことが大切です。参考にしてみて下さい。
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