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リフォームローンの金利0(ゼロ)って実際はどうなの?
リフォームローンを検討する際、「金利0をうたうローン」が目につくことがあると思います。
通常ローンを組む際には金利を支払う必要がありますが、この金利をなるべく抑えたいとは誰もが考えることでしょう。
なので、こうした無金利のローンが目を引くのも当たり前のことです。
今回は金利0のローンの仕組みやサービス内容についてお話していきたいと思います。
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金利0(ゼロ)って実在するの?
一昨年ごろから大手設備機器メーカーが売り出した金利0(ゼロ)商品ですが、現在では行っているところはごくわずかであり、ほとんどの企業(大手・最大手)では終了しています。
終了した背景には、このゼロ金利キャンペーンを悪用する業者が増えてきたことが原因とされています。
しかし今年の5月から年内の申し込みに対して金利0(ゼロ)キャンペーンが再開されましたが、ここで注意しなければいけないのが、支払い期間です。
このキャンペーンは最大60回(返済期間5年)となっています。
たとえば、リフォーム費用が450万円掛かったとすれば、月々の支払いは7万5千円となります。少額の場合でしたらお得だと言えますが、高額な場合月々の支払いが大変なことになります。
更に注意が必要なのは、金利0のリフォームローンを提供している会社は、金融機関ではなく、設備機器メーカーなどであるということです。
金利0でローンを提供している会社は、当然ローン以外の部分でメリットがあるため、このサービスを提供しているわけです。メリットがなければそもそもやる意味がないですからね。
つまり業者はローン以外の部分、リフォームに必要な各費用から利益を得ることを目的として金利0のローンを提供している、ということを覚えておいてください。
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リフォームローン金利0(ゼロ)キャンペーンの落とし穴
屋根の葺き替えや水回りのリフォームは特に高額になりやすい工事です。
屋根瓦の葺き替えの場合、関西での相場は200万円~500万円、水回り一式のリフォームでは150万円~450万円とかなりの金額になります。
これらのリフォームを検討している方の大半はリフォームローンの利用を考えていると思います。
いくら低金利時代とは言え、年利2.5%~3.5%の金利は家計を圧迫しかねません。
そこで、大手設備機器メーカーが売り出したのがリフォームローン金利0(ゼロ)というものでした。
「金利・分割手数料は当店が負担します」といったキャッチフレーズ(どこかで聞いたような文句ですが)。
この金利・分割手数料ですが、大半の企業は販売価格に上乗せしていることは知っておいてください。
特に金利0のリフォームローンを提供している会社は、この販売価格で元を取ろうと考えています。
どういうことかというと、他の会社(金利0を提供していない会社)よりも割高になってしまう場合が多々あるということです。
金利0(ゼロ)のリフォーム業者の場合は、必ず合い見積もりを取ることが大切です。合い見積もりとは、同じ工事内容の見積もりを複数の業者に依頼することを言います。
どこの業者も似たような金額を提示してくることが多いです。その中で極端に安い金額を提示してくる業者は要注意。必ず何かウラがあると思って間違いないです。
そういった業者に捕まらないためにも見積もりを何社か取り、比較するようにして下さい。
各項目において少し高い金額になっていれば、そこに金利や分割手数料を上乗せしているということになります。
利用にはこんな条件も?
金利0ローン利用の際には条件があります。例えばその企業の製品を必ず採用する必要があるといったものですね。
「こっちのメーカーの製品がいいんだけど…」と思っても、それらを使うことが出来ないのです。
「絶対にこのメーカーのこのキッチンがいい!」という場合は金利0サービスを利用するべきではありません。
メリットもあります
デメリットばかりお話してきましたが、メリットもあります。
金利分で出た差額によって、希望しているクラスよりもう一段階上のクラスを採用することもできます。
また均等払いな上、金利に左右されることもありませんので、月々の支払い計画が立てやすいというメリットもあります。
ただ金利0という言葉だけに踊らされず、その内容をしっかり理解した上で利用するようにしてくださいね。
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