一口にキッチンといっても、その種類は様々です。ここでは、近年、一般的な住宅で採用されているキッチンを中心に、様々なキッチンの種類とその特徴について、詳しく解説していきます。

キッチンの種類をまずは把握して、その知識をリフォームに役立てて下さい。

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キッチンの種類

住宅展示場や住宅設備機器メーカーのショールームを見ると、システムキッチンが主流となっています。システムキッチンをはじめとして、キッチンには他にも、セクショナルキッチン、コンパクトキッチン、公団型、ミニキッチンといった種類があります。

このうち、ミニキッチンや公団型といったタイプのキッチンは、最近では一般家庭で使われることが少なくなりました。

ミニキッチンは、事務所や店舗などの給湯室に使われることが多くあるほか、最近では寝室にサブキッチンとして使われることも増えています。

公団型は、流し台とコンロ台が一体になったキッチンのことで、アパートと呼ばれる賃貸住宅や公団住宅でよく使われているキッチンです。

それでは、セクショナルキッチン、コンパクトキッチン、システムキッチンについてそれぞれ特徴をみていくことにします。

セクショナルキッチンとは

セクショナルキッチン

セクショナルキッチンとは、流し台、調理台、コンロ台とそれぞれが独立したもので、間口に合わせて、これらを組み合わせて使うキッチンのことです。言わば、システムキッチンの原型ともなったのがこのセクショナルキッチンです。

セクショナルキッチンの特徴は、色々な間口に対応できるということです。また、組み合わせも自由なので、排水管や給水位置に合わせることが出来るようになっています。

また、このキッチンの最大の特徴は、傷んできた部分のみを交換出来るという点にあります。つまり、キッチン全体を取り替えなくても済むようになっているのです。

ただセクショナルキッチンにも弱みがあり、色々な間口に対応出来るといっても限界があるということです。

例えば、開口部分が2440㎜であった場合を想定して考えてみます。この場合、1200㎜の流し台、600㎜のコンロ台、600㎜の調理台の組み合わせを選んだとすると、40㎜の空間があいてしまうことになります。また、それぞれ独立したもののため、ジョイント部分にも隙間が空いてしまうのです。

このように、セクショナルキッチンは、自由に組み合わせることが出来るメリットがある一方で、その特性上、どうしても隙間が出来てしまう、というデメリットがあります。

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コンパクトキッチンとは

コンパクトキッチン

コンパクトキッチンとは、流し台、調理台、コンロ台が一体化したもので、サイズは1200㎜・1500㎜・1650㎜・2100㎜・2250㎜となっています。調理器具にはビルトイン式が採用されています。

システムキッチンに比べ、文字通りコンパクトな設計となっているのが特徴のキッチンです。比較的狭い間取りのキッチンスペースには、有効的なキッチンと言えます。そのため、最近では、賃貸マンションなどに多く使われるようになりました。

しかし、キッチンを取り替える場合、その全てを取り替えなければいけないというデメリットが存在しています。

システムキッチンとは

システムキッチン

システムキッチンとは、その名の通りシステム化されたキッチンのことです。

調理器具はもちろんですが、食器洗い乾燥機やライスボックス、ダストボックスなども組み込まれたものがあります。

また、サイズも空間に合わせて作ることができ、天板が一体化されているため、ボックス間の隙間のないすっきりとした空間を作ることができます。

どうしても隙間が出来てしまうセクショナルキッチンのデメリットを解消したのが、このシステムキッチンであるといえます。

現在の戸建て住宅や分譲マンションでは主流となっており、システムキッチン自体の種類も豊富に存在しています。

最近では、開き戸タイプよりも引き出しタイプに人気が集まっています。また、形についても、I型、L型、コ型、対面式、アイランド型など多様な種類が用意されています。

システムキッチンのデメリットは、キッチンの空間を広く確保しなくてはいけないということです。

また、最近人気の対面式キッチンにおいてはキッチンのバックスペースに余裕を持っておかなければ、家事スペースが狭くなってしまい、作業効率が落ちてしまう可能性もあります。

装備する設備機器によって価格も大幅に違ってきますので、自分が必要とする設備機器だけを上手に取り入れるようにするのがポイントとなります。

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