庭のリフォームで防草シートや人工芝を自分で敷く(DIY)ことは可能?

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最近密かに人気を集めているのがDIY(専門業者でない人が自分で何か作ったり、修理したりすること)です。

今回はこれからの季節庭に雑草が生えて困っている方が、自分で防草シートや人工芝をDIYで施工するにはどうすればよいか、についてお話しします。

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目次

防草シートの機能とは

まずは、防草シートを敷く前に防草シートの機能についてお話しします。防草シートには様々なシートがありますが、各シート特有の機能はあるものの、シート全般についての特徴を述べていきます。

一般的に雑草を駆除する手段として除草剤を使用することが多いと思いますが、除草剤を撒いてしまうと折角植えた花木も一緒に枯らしてしまう場合がありますし、ペットを飼っているご家庭では、ペットへの影響も気になるところです。

そこで、それらの不安を取り除いてくれるのが防草シートです。ただ、防草シートでも雑草の種類によっては防ぐことが出来るものと出来ないものがあります。

よく目にするスギナもその一種です。防草シートの繊維の形成によって変わってくるのです。スギナを防ぐことができるシートは不織布タイプです。ただし、薄手のものや密度が低いものは貫通してしまうことがありますので注意が必要です。

逆にスギナなどを防ぐのが苦手なのが、織布タイプです。このタイプは、シートを敷いて時間の経過とともに繊維にズレが生じることがあり、その隙間から生えてくるといったことがあります。

防草シートの施工方法

防草シートを敷く前に、雑草を処理しなければいけません。雑草は根まで取り除きます。またその際に石や異物も一緒に取り除きます。(これが一番大変な作業となります。)

しっかりと根まで雑草を取り除けば次に、シートを敷く場所の地面を凸凹を無くすように平らにしていきます。少しでも手を抜いてしまうとシートを敷いた際にシートに傷などが入り、そこからシートが裂けたり穴が開いたりしますので注意して下さい。

これらの作業が終わればいよいよシート張りに入ります。防草シートを敷く際には、シートにシワが出来なようにしっかりと張った状態で敷いていき、固定ピンでしっかりと止めていきます。

このとき、風などでシートが捲れないように、シートの端から順番に50cm間隔でピンを打っていきます。またシートの合わせ目は10cm以上重ねるように張って下さい。

防草シートの施工には、シートをむき出しにする場合とシートの上に砂利を敷く場合とがあります。砂利を敷く場合の多くは、駐車スペースの施工です。

砂利は好みに合わせて敷いていただいても結構ですが、砕石や角ばった砂利を暑さ5~10cm程度の厚みになるように敷いていきます。ただ、あまり細かな砂利を敷いてしまうとタイヤが砂利に食い込み走りにくくなることがありますので注意して下さい。

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防草シートのデメリット

防草シートは雑草の防御には最適なアイテムですが、デメリットもあります。まず、景観が損なわれるということです。

防草シートはホームセンターやネットの通販で簡単に手に入れることができますが、景観に配慮した色合いのモノが少なく、多くが黒系のシートなります。

また、コンクリートにするよりは、かなり価格が安く手軽に施工することができますが、経年劣化していきますので周期的な交換が必要となります。

他にもシートの下にダンゴムシやアリなどが住み着く場合があります。防草シートは環境を汚染する成分を使用していませんので、雑草ともに虫も防御できるというものではありませんのでご注意下さい。

人工芝の場合

人工芝は天然の芝と違い管理が楽で、施工も防草シートより簡単に施工することができますが、防草シートと比べて完全に雑草をシャットアウトできるものではありません。

人工芝のシートは防草シートより厚いから大丈夫ではと思う方も少なからずいると思いますが、言われる通り人工芝のシートは厚く日光を遮断しますので雑草の生育を阻害しますが、雑草の防除を目的に作られていませんので、固定ピンの隙間やシートのつなぎ目から雑草が生えてくる場合がありますのでご注意下さい。

より安全に快適に庭を使うためには、防草シートを敷いた上に人工芝を敷いておけば雑草の防除にもなりますし、防草シートの劣化を遅らせることや景観を損なうということがなくなります。

予算と相談の上、どの方法がいいのか検討してみて下さい。

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