外壁工事の見積もりを前に、この金額は高いのか普通なのか、調べるほど記事ごとに数字が違って分からなくなりますよね。
この記事では、外壁工事の相場を、塗装・カバー工法・張り替えの3つの工事に分けて解説します。
外壁工事の相場は、30坪の一軒家の塗装なら80万〜120万円くらいが一般的な目安で、真ん中の金額は100万円です。
- 塗装は30坪で80万〜120万円くらい
- カバー工法(今の外壁に重ね張り)は150万〜250万円くらい
- 張り替え(はがして張り直す)は180万〜300万円くらい
- どの工事になるかは、外壁の下地の傷みしだい
- 迷ったら、近くの会社を最大4社まで紹介してもらえるヌリカエで見積もりを並べる

塗装はヌリカエが過去3年・1,000名以上の実績から、ほかの2つはリフォーム会社が公表している目安です。
手元の見積もりが150万円や200万円でも、高いかどうかは、塗装だけか、屋根や張り替えまで入っているかで変わります。
どの工事になるかは外壁の下地の傷みで決まるので、現地で見てもらうまで自分の家の金額は出ません。
同じ工事の前提でそろえた見積書が何社分か並ぶと、どの行で金額が違うのかが見え、この金額でいいのかを自分で決められます。ヌリカエは、全国5,000社以上の加盟会社から近くの会社を最大4社まで紹介する外壁塗装の紹介サービスです。見積もりのあとは直接断ってよく、断りにくい会社はヌリカエに連絡すれば、アドバイザーに代わりに伝えてもらうことも可能。
1社の見積もりだけでは決めきれずにいる人には、ヌリカエが向いています。
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外壁工事の相場 自分の家の見方チェック

管理人:たくみ
一軒家を新築したことをきっかけに、外壁塗装やリフォームの情報を発信しています。義父が外壁塗装をした際には、複数社の見積もりを私も実際に確認しました。記事は、クラウドワークスを通じてリフォーム業界で働く方にも執筆を依頼しています。
当サイトの情報は、国土交通省、国民生活センター、消費者庁、住まいるダイヤル、住宅リフォーム推進協議会、住宅瑕疵担保責任保険協会などの公的な情報をもとにまとめています。
外壁工事の相場は?塗装・カバー工法・張り替えで3つに分かれる
外壁工事の相場はどの工事になるかで大きく変わるので、先に工事の種類を決めてから金額を見ると迷いません。

3つの工事の相場を1つの表で並べる
3つの工事の相場を、30坪の一軒家で並べると次のとおりです。
| 項目 | 塗装 | カバー工法 | 張り替え |
|---|---|---|---|
| 工事の中身 | 今の外壁を塗り直す | 今の外壁に新しい外壁材を重ねる | 今の外壁をはがして張り直す |
| 向く外壁 | 色あせ・白い粉の段階 | 下地があまり傷んでいない | 下地や柱の傷みが心配 |
| 費用(30坪) | 80万〜120万円くらい | 150万〜250万円くらい | 180万〜300万円くらい |
| 工期 | 10日〜2週間くらい | 2〜3週間くらい | 3週間〜1か月半くらい |
金額はあくまで一般的な目安で、塗る面積や外壁材、下地の傷みで変わります。
塗装はヌリカエのガイドライン、カバー工法と張り替えの費用と工期はリフォーム会社が公表している目安の幅です(2026年11月時点・税込か税抜かは出典に書かれていません)。
外装材メーカーも、重ね張りは塗り替えより初期費用が高く、張り替えはさらに高くなると説明しています。
自分の家の金額は、現地で見てもらうまで決まらない
表の金額は目安で、自分の家の金額は、現地で外壁を見てもらってから出る見積もりで決まります。
金額が家ごとに変わる理由は、大きく分けて次の2つです。
- 塗る面積(窓の大きさや建物の形で変わる)
- 工事の種類(下地の傷みで、塗装・カバー工法・張り替えに分かれる)
下地(外壁材の裏側で外壁を支える部分)の傷みは、外から見ただけでは分からないこともあります。
坪数を入れれば計算できそうに見えても、塗る面積と下地は家ごとに違うので、数字だけでは決めきれません。
同じ坪数で差が出る理由は塗る面積の違い、工事の決め方は下地の傷みで決まる工事の種類で詳しく見られます。
迷ったら、同じ工事で何社かの見積もりを並べる
相場の幅で迷ったら、同じ工事の前提で何社かの見積もりを並べると、自分の家の金額が見えてきます。
1社から出た見積もりを、ネットの相場と見比べても、記事ごとに数字が違って決めきれずにいるかもしれません。
外壁塗装の紹介サービスのヌリカエを使うと、見積もりの集め方は次のように変わります。
- 最初にアドバイザーへ劣化の状況や予算、時期を話せるので、工事の範囲の希望を先に伝えられる
- 紹介は最大4社までで、同じ工事の前提の見積もりを並べれば、1社の金額だけで決めずに済む
- 各社が現地で外壁を見て見積もるので、相場の表の幅ではなく、自分の家の数字で考えられる
ヌリカエについて、公式で示されている事実は次のとおりです。
- 全国5,000社以上の加盟会社から、近くの会社を最大4社まで紹介
- 外装劣化診断士の有資格者も含む、専門アドバイザーへの無料相談
- 外壁塗装や屋根塗装から外壁の張り替えまで対応(工事内容によっては紹介できない場合もある)
申し込んだら電話がたくさん来るのでは、と気になる人もいますよね。
公式サイトのよくある質問では、アドバイザー相談を使う場合は、まずヌリカエから状況確認の電話が入ると答えています。

いきなり複数の会社から連絡が来るのではなく、まずアドバイザー1人に家の状態を話すところから始まります。
利用は無料で、見積もりを見たあとに断っても問題ありません。
自分の家の工事と金額を、何社かの見積もりで確かめたい人には、ヌリカエが向いています。
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ヌリカエを使った人の声は、ヌリカエの評判・口コミの記事で読めます。
自分の家に当てはまる外壁工事の相場は、下地の傷みで決まる
外壁工事の相場のどの行を見るかは、外壁の下地がどれだけ傷んでいるかで決まります。

色あせや白い粉の段階なら、塗装の相場で見る
外壁の色があせてきた、さわると白い粉が手につく、という段階の家は、塗装の相場で見られます。
この白い粉が出る状態はチョーキング(白亜化)と呼ばれ、塗装の表面が傷み始めたサインです。
国の研究機関のメンテナンスガイドラインは、塗り替えの時期を次のように書いています。
塗装部は最終的には塗装面の膨れ、割れ、欠損に至るので、そうなる前にメンテナンス(塗り替え)をすることが必要です。
同じガイドラインには、居住者アンケート1,553件から、実際に塗り替えた時期をまとめた表もあります。
| 外壁 | 塗り替えずに残っている家が半分になるまでの年数 |
|---|---|
| サイディング(板状の外壁材)の塗装 | 約11年 |
| モルタル(砂とセメントを塗った外壁)の塗装 | 約12年 |
ただし、これは実際に塗り替えた時期で、塗るべき時期の決まりではありません。
白い粉やひびといったサインは目で見たり手で触れたりして確かめられ、まだ出ていない家は急いで塗らなくて大丈夫です。

塗り替えの時期をもっと詳しく知りたい人は、外壁の塗り替えは何年が目安かの記事が参考になります。
下地が傷んでいなければ、カバー工法も候補になる
下地があまり傷んでいない外壁は、塗装のほかにカバー工法(重ね張り)も選べます。
カバー工法は、今の外壁を残したまま、上から新しい外壁材を張る工事です。
外装材メーカーは、向く外壁を「下地診断で問題がなく、下地があまり傷んでいない外壁」とし、次の特徴も挙げています。
- 今の外壁をはがさないので、廃材が少ない
- 住みながら工事ができる
- 建物の状態によっては、できない場合もある
ヌリカエのコラムでも、サイディングに板の反りや浮き、割れがあると、塗装では長持ちしにくいとしています。
板の傷みが目立つ人は、塗装だけでなくカバー工法や張り替えも、現地で見てもらいながら考えましょう。
下地や柱の傷みが心配なら、張り替えで中まで直す
下地や柱の傷みが心配な外壁は、張り替えで中まで見て直せます。
張り替えは、今の外壁をはがして、新しい外壁材を張る工事です。
外装材メーカーは、張り替えが向くのは「築年数が古い場合や、下地や土台、柱の腐食が想定される場合」としています。
| 項目 | カバー工法 | 張り替え |
|---|---|---|
| 今の外壁 | 残して上に重ねる | はがして処分する |
| 下地の確認 | 下地診断で問題がないことが前提 | はがして直接確かめられる |
| 向く外壁 | 下地があまり傷んでいない | 下地や柱の傷みが心配 |
外壁をはがすため、隠れていた下地の傷みも目で確かめながら直せます。
その分かかるのが、今の外壁をはがす費用と、はがした外壁材の処分費です。
築40年前後で塗装か張り替えかを迷っている人は、築40年の外壁リフォームは塗装か張り替えかで決め方を詳しく書いています。
どの工事かは、現地調査で下地を見てもらって決める
塗装・カバー工法・張り替えのどれにするかは、現地調査で下地を見てもらって決めます。
現地調査とは、塗装会社やリフォーム会社が家に来て、外壁の広さや傷み具合を見ること。
立ち会えるときに聞いておくと比べやすいのは、次の3つです。
- 傷んでいる場所を、写真で見せてもらう
- なぜその工事なのかを、各社に聞く
- この家にあと何年住むつもりかを伝える
工事の種類が決まってから見積もりが出るので、何社かで同じ工事の前提かをそろえると比べやすくなります。
ヌリカエも、紹介された会社が現地調査をしてから見積もりを出す流れです。
外壁塗装も外壁の張り替えも含めて何社かに見てもらいたい人は、ヌリカエで近くの会社を紹介してもらえます。
公式FAQが挙げる対応工事は、外壁塗装・屋根塗装から外壁の張替えまでです。工事内容によっては紹介できない場合もあるので、張り替えも考えている人は申し込みのときに伝えておきましょう。

申し込んだあとの電話や紹介の順番は、ヌリカエに申し込んだあとの流れで一つずつ書いています。
外壁塗装の相場を坪数別に見る:一軒家の20坪〜60坪
ヌリカエの成約データでは、外壁塗装の相場は20坪の90万円台から、60坪以上の140万円台まで上がります。
坪数別の外壁塗装の相場の表
一戸建ての外壁塗装の相場を、延床面積(各階の床の広さの合計)の坪数別に並べると次のとおりです。
| 延床の坪数 | 塗装面積(実際に塗る広さ)の目安 | 外壁塗装の費用(税抜) |
|---|---|---|
| 20坪 | 約79㎡ | 90万〜105万円 |
| 30坪 | 約119㎡ | 95万〜115万円 |
| 35坪 | 約139㎡ | 95万〜115万円 |
| 40坪 | 約158㎡ | 100万〜125万円 |
| 50坪 | 約198㎡ | 110万〜135万円 |
| 60坪以上 | 約238㎡ | 120万〜145万円 |
表は、ヌリカエ経由で成約した3,066件(2025年8月〜2026年8月・一戸建て・外壁塗装のみ)をもとにしています。
足場・高圧洗浄・付帯部の塗装を含む総額で、消費税を含まない税抜の金額です。
40坪の2階建てで屋根も一緒に塗るときの金額は、40坪2階建ての外壁と屋根の塗装相場で詳しく書いています。
30坪の外壁塗装は、80万〜120万円くらいが目安
30坪の一軒家の外壁塗装は、80万〜120万円くらいが一般的な目安で、真ん中の金額は100万円です。
この幅は、ヌリカエが過去3年・1,000名以上の実績から公表しているガイドラインの値。
坪数別の表で30坪の行を見ると、95万〜115万円(税抜)。
2つの幅は、集計の期間も数え方も違う別のデータです。ガイドラインは過去3年の実績、坪数別の表は直近1年の3,066件の幅で、どちらも一般的な目安として使えます。
同じ30坪の二階建てでも、窓の大きさや付帯部の範囲で、幅のどこに入るかは家ごとにばらばらです。
自分の家がこの幅のどこに入るかは、ヌリカエで何社かの見積もりを並べると見えてきます。
同じ坪数でも金額が違うのは、塗る面積が違うから
同じ坪数でも金額が違うのは、窓の大きさや建物の形で、実際に塗る面積が変わるからです。
ほかにも、次のような違いが金額に表れます。
- 家の高さや形で変わる、足場を組む面積
- 付帯部(破風・軒天・雨樋など、外壁以外の細かい部分)をどこまで塗るか
- 下地補修(ひびなどを塗る前に直す作業)の量
- 塗料のグレード
足場は面積に応じて費用が決まることが多く、3階建てや形の複雑な家ほど足場の行が大きくなりやすいです。
どの行で金額が増えるかは、外壁工事の相場の内訳で行ごとに見られます。
外壁工事の相場の内訳:材料費・人件費・諸経費の3つ
外壁工事の費用は、材料費(塗料・外壁材・足場)・人件費(労務費)・諸経費の3つでできています。
諸経費は、運搬や現場の管理など、工事にかかる細かい費用です。

足場の費用は、外壁塗装で全体の約2割
足場(高い所で作業するための仮設の床)の費用は、外壁塗装では全体の約2割が目安です。
ヌリカエのコラムでは、30坪の一般的な2階建てで約10万〜20万円、工事費用の約2割としています。
足場を省けないのは、作業をする事業者に、労働安全衛生規則で作業床の設置が決められているからです。
事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
見積書では、飛散防止ネット(塗料が周りに飛ばないよう足場に張るネット)が足場とは別の行に書かれることもあります。
足場の費用が見積書のどの行に入っているかを聞いておくと、各社を並べやすいです。
塗料のグレードで、金額と塗り替えまでの年数が変わる
塗料はグレードが上がるほど㎡あたりの金額が高くなり、塗り替えまでの年数は長くなる傾向があります。
| 塗料の種類 | 3回塗りの㎡単価 | 耐用年数の目安 |
|---|---|---|
| シリコン | 2,200〜3,350円 | 約7〜15年 |
| ラジカル(ラジカル制御型) | 2,300〜3,350円 | 約12〜16年 |
| フッ素 | 2,900〜4,150円 | 約15〜20年 |
| 無機 | 3,600〜4,550円 | 約20〜25年 |
㎡単価は、ヌリカエに寄せられた見積書2,654件(2021年9月〜2024年6月)を並べたときの真ん中あたりの幅です。
材料費と施工費を合わせた額で、2024年7月以降の値上がり分は含みません。
耐用年数は、複数の事業者サイトが公表している目安の幅。
耐用年数は塗り替え時期の目安で、保証の年数とは別もの。塗料メーカーの資料にも、塗膜の耐久性を保証する年数ではないと書かれたものもあるほどです。
グレードをそろえてヌリカエで何社かの見積もりを並べると、金額の差が塗料の違いか、ほかの行の違いかを分けて見られます。
どの塗料にするかは、住む年数に合わせた選び方を見て決めましょう。
目地のシーリングの打ち替えも、金額に入る
サイディングの外壁では、目地のシーリングの打ち替えも見積もりの金額に入ります。
シーリング(コーキング)は、サイディングの板のつなぎ目を埋めるゴムのような材料です。
国の研究機関のガイドラインでは、新築後10年程度で痩せ(縮み)が出たら、本来は打ち替えるのが望ましいとしています。
- 打ち替え:古いシーリングを取り除いて、新しく詰め直す
- 増し打ち:今のシーリングの上から足す
見積書のシーリングの行が打ち替えか増し打ちかを見ておくと、各社の金額の違いが読みやすくなります。
西側の壁や軒の出が小さい壁は傷みが早く出やすく、日ごろの掃除のついでに目地を見ておくと変化に気づきやすいです。
外壁リフォーム費用の相場:カバー工法と張り替えの目安

カバー工法と張り替えは新しい外壁材を使う分、塗装より高く、30坪の一軒家で150万〜300万円くらいが目安です。
カバー工法は、30坪で150万〜250万円くらい
カバー工法の費用は、リフォーム会社が公表している目安で、30坪の一軒家なら150万〜250万円くらいです。
今の外壁をはがさないので、撤去や処分の費用は張り替えより少なく済みます。
金額が変わるのは、主に次の行です。
- 重ねる外壁材の種類(金属系の外壁材など)
- 配管の付け替えなどの付帯工事
- 足場と下地の処理
配管の付け替えなどの付帯工事の費用がかかる場合があると、外装材メーカーも説明しています。
重ね張りの初期費用が塗り替えより高いことも、外装材メーカーが挙げるデメリットの1つです。
張り替えは、30坪で180万〜300万円くらい
張り替えの費用は、30坪の一軒家で180万〜300万円くらいが、リフォーム会社が公表している目安です。
今の外壁をはがす費用と、はがした外壁材の処分費が足される分、カバー工法より上がります。
| 項目 | カバー工法 | 張り替え |
|---|---|---|
| 30坪の目安 | 150万〜250万円くらい | 180万〜300万円くらい |
| 撤去・処分の費用 | 少なめ(今の外壁は残す) | かかる |
| 工期 | 2〜3週間くらい | 3週間〜1か月半くらい |
外装材メーカーも、張り替えは塗り替えや重ね張りと比べて、初期費用が高くなると説明しています。
石綿(アスベスト)を含む古い外壁材は処分の費用が上がることもあるので、現地調査で聞いておきましょう。
張り替えも含めて何社かの見積もりを並べたい人は、ヌリカエで外壁の張り替えに対応する会社も紹介してもらえます(工事内容によっては紹介できない場合もあります)。
張り替えなら、下地の補修や断熱も一緒に頼める
張り替えで外壁をはがすときは、下地の補修や断熱材の充てんも一緒に頼めます。
断熱材の充てんは、壁の中に熱を伝えにくい材料を詰めることです。
どこまで手を入れるかで金額が変わるので、最初に各社へ次の2つを伝えておくと、見積もりの範囲がそろいやすくなります。
- 下地の補修をどこまでするか
- 断熱材を入れるかどうか
外装材メーカーも、張り替えでは柱の補強や断熱材の充てんなど、性能を上げる工事ができると説明しています。
柱の補強をどこまでするかは家の状態しだいなので、現地で下地を見た会社の説明を聞いて決めましょう。
サイディングの張り替えやカバー工法の費用をもっと細かく知りたい人は、サイディングリフォームの費用の記事が参考になります。
外壁工事の100万円・150万円・200万円は相場より高い?
100万円・150万円・200万円が高いかどうかは、金額ではなく、何の工事の見積もりかで決まります。
| 項目 | 外壁塗装だけ | カバー工法・張り替え |
|---|---|---|
| 100万円 | 30〜40坪なら目安の範囲 | 目安より低い(範囲を確かめる) |
| 150万円 | 税抜なら60坪以上の目安より上 | カバー工法の目安の下のほう |
| 200万円 | 目安より上(内訳を聞く) | 目安の中 |
どれも一般的な目安との比べなので、高い・安いを決めるより、見積書のどの行が大きいかを聞く手がかりにしましょう。
100万円は、30〜40坪の外壁塗装なら目安の範囲
外壁塗装だけで100万円の見積もりは、30〜40坪の家なら目安の範囲に入ります。
| 延床の坪数 | 外壁塗装の目安(税抜) | 100万円は |
|---|---|---|
| 20坪 | 90万〜105万円 | 目安の上のほう |
| 30坪 | 95万〜115万円 | 目安の中 |
| 40坪 | 100万〜125万円 | 目安の下のほう |
表の金額は、ヌリカエの成約データの坪数別の行です。
カバー工法や張り替えの見積もりで100万円のときは、外壁の一部だけの工事になっていないか、範囲を確かめましょう。
見積書の100万円が税込か税抜かでも、目安との並べ方が変わります。
150万円は、屋根も入っているかを先に見る
外壁の塗装だけで税抜150万円の見積もりは、成約データの60坪以上の幅(120万〜145万円・税抜)より上です。
税込150万円なら税抜で約136万円なので、60坪以上の幅の中。
その場合は、見積書の行に次の3つが入っていないかを先に見ます。
- 屋根の塗装
- 多めの下地補修
- グレードの高い塗料(フッ素・無機など)
屋根も一緒に塗る見積もりは、外壁だけの坪数別の表とは比べられません。
カバー工法の見積もりで150万円のときは、目安の下のほう。
ハウスメーカーの150万円の見積もりは、ハウスメーカーと専門業者の外壁塗装の費用の違いも見ておくと判断しやすくなります。
200万円は、塗装だけなら内訳を聞いて確かめる
外壁の塗装だけで200万円の見積もりは、どの行が大きいかを会社に聞いて確かめます。
金額が大きくなりやすいのは、次のような行です。
- 3階建てで、足場の面積が大きい
- 下地補修の量が多い
- 付帯部を広く塗る
カバー工法や張り替えの見積もりで200万円なら、目安の中です。
ただ、1社の見積もりだけでは、200万円の中身が自分の家に合っているかを比べる相手がいません。
同じ工事の前提でヌリカエでほかの会社の見積もりも並べると、200万円の中身が妥当かが見えてきます。
外壁工事の費用を相場より抑える3つの方法
外壁工事の費用は、屋根と足場をまとめる・自治体の助成金を確かめる・塗料を住む年数に合わせる、の3つで抑えられます。
屋根の塗り替えも近いなら、足場を1回で済ませる
屋根の塗り替えも近い家は、外壁と一緒に頼むと足場が1回で済みます。
外壁と屋根は同じ足場で工事ができ、外壁塗装では足場の費用が全体の約2割を占めるからです。
屋根の様子で、頼み方は次のように分かれます。
- 屋根の傷みも近い:外壁と一緒に頼み、足場を1回にまとめる
- 屋根はまだ先:無理に合わせず、外壁だけで見積もってもらう
屋根を見てもらうときは、外壁だけと屋根も一緒の見積もりを両方出してもらうと、足場をまとめた分の違いが分かります。
自治体の助成金は、工事の前に条件を確かめる
外壁塗装の助成金(工事費の一部を出してもらえる制度)は、国ではなく住んでいる自治体ごとの制度です。
助成金を当てにする前に、次の3つを知っておきましょう。
- 使えるケースは限られる
- 遮熱塗料(日差しの熱を反射しやすい塗料)や断熱塗料が条件になることが多い
- 工事の前に申し込む(条件や金額は自治体で違う)
外壁塗装で受け取れる金額は、20万円くらいまでが目安です。
自分の市区町村の制度は、住宅リフォーム推進協議会の支援制度検索サイトで探せます。

ヌリカエのアドバイザーにも自治体の助成金情報を聞けるので、見積もりと一緒に助成金のことも相談できます。
※助成金対応業者希望の方は、担当者にお伝えください。
使える条件は、ヌリカエの助成金・外壁塗装で使える条件の記事で詳しく書いています。
塗料は、この家にあと何年住むかで選ぶ
塗料は、この家にあと何年住むかで選ぶと、かける金額を決めやすくなります。
グレードが高い塗料ほど金額は上がり、塗り替えまでの年数は長くなる傾向です。
住む年数よりずっと長持ちする塗料を選ぶと、持ちきる前に住み替えることもあります。
| 住む予定 | 見積もりで伝えること |
|---|---|
| 長く住み続ける | 長持ちするグレードも並べる |
| 住み替えも考えている | 住む年数に合うグレードで見積もる |
各社に住む予定の年数を伝えて、同じグレードで見積もってもらうと並べやすいです。
私も家を建てたとき、何年くらいで外壁の工事が要って、毎年いくら残しておくといいのかを教えてほしかったと感じました。
工事のお金の準備が難しい人は、外壁塗装のお金がないときの対処法の記事も参考になります。
外壁工事の見積もりが相場どおりかは、何社か並べると分かる
手元の見積もりが相場どおりかは、同じ工事の前提で何社かの見積もりを並べると分かります。

何社かに、同じ工事の種類と範囲で頼む
何社かに見積もりを頼むときは、同じ工事の種類と範囲、同じ塗料のグレードで頼みます。
塗装とカバー工法と張り替えの見積もりが混ざって届くと、金額の差が工事の違いなのか、中身の違いなのかが分かりません。
住まいるダイヤルも、相見積もり(同じ工事を何社かに見積もってもらうこと)は「2~3社がよいようです」としています。

各社にそろえて伝えるのは、次の4つです。
- 工事の種類(塗装・カバー工法・張り替え)
- 塗る範囲(外壁だけか、屋根や付帯部も入れるか)
- 塗料のグレード
- この家にあと何年住むか
ほかの会社の金額を見せて競わせるより、同じ条件で頼んで金額の理由を聞くほうが比べやすいです。
同じ前提を1か所で伝えて何社か紹介してもらいたい人は、ヌリカエのアドバイザーに希望を伝えてから紹介を受けられます。
紹介サービスごとの違いは、外壁塗装の一括見積りの選び方の記事で並べました。
見積書は、面積・塗料・塗る回数・付帯部の行を見る
見積書では、塗装面積・塗料・塗る回数・付帯部の行を見ると、各社の違いが分かります。
| 見る行 | 確かめること |
|---|---|
| 塗装面積 | ㎡で書かれているか・各社で大きく違わないか |
| 塗料 | 種類とグレードが書かれているか |
| 塗る回数 | 下塗り・中塗り・上塗りの3回か |
| 付帯部 | 破風・軒天・雨樋などをどこまで塗るか |
| 下地補修・シーリング | 量と、打ち替えか増し打ちか |
| 足場 | 足場と飛散防止ネットがどの行に入っているか |
塗る回数は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが一般的です。
「一式」(数量や内訳を書かずにまとめた書き方)の行は、中身を聞いておきましょう。

私も、義父が知り合いに外壁の工事を頼んだときの見積もりを見ていますが、手書きで内訳が分かりにくいものでした。
ほかの会社にも見積もりを取ったら違いが見えて、義父は納得できる会社を選べました。
屋根も一緒に頼む人は、屋根塗装の見積書の読み方の記事も役に立ちます。
契約の前に、住まいるダイヤルの見積チェックも使える
契約の前に、住まいるダイヤルのリフォーム見積チェックで、見積書を見てもらう方法もあります。
運営は住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)で、利用は無料です。
- 着工前・契約前の見積書が対象
- 回答は電話だけで、相談員は建築士
- 業者とトラブルが起きているときは使えない

頼む会社がもう決まっていて、ほかと比べる気がない人は、紹介サービスを使わなくて大丈夫です。
契約の前に見積チェックで見積書を見てもらえば、行の意味を確かめてから返事ができます。
訪問してきた会社に工事をすすめられても、その場で契約を決めなくて構いません。国民生活センターも、訪問販売によるリフォーム工事の相談について注意を呼びかけています。
工事のトラブルが起きたときの相談先は、外壁塗装のよくあるトラブルと相談窓口の記事にまとめました。
外壁工事の相場でよくある質問
外壁工事の相場はいくらですか?
30坪の一軒家で、塗装は80万〜120万円、カバー工法は150万〜250万円くらいが一般的な目安です。張り替えは180万〜300万円くらいで、どの工事になるかは外壁の下地の傷みで決まります。詳しくは外壁工事の相場の表へ。
30坪の二階建ての外壁塗装はいくらくらいですか?
30坪の戸建てで80万〜120万円くらいが一般的な目安で、真ん中の金額は100万円です(ヌリカエの公式ガイドライン)。2025年8月〜2026年8月の成約データでは、30坪は95万〜115万円(税抜)でした。詳しくは30坪の外壁塗装の目安へ。
40坪の外壁塗装の相場はいくらですか?
ヌリカエの成約データでは、40坪の外壁塗装は100万〜125万円(税抜)でした。屋根も一緒に塗るときの金額は、40坪の外壁と屋根の相場の記事で詳しく書いています。表は坪数別の外壁塗装の相場の表へ。
外壁塗装で150万円は高いですか?
外壁の塗装だけで税抜150万円なら、成約データの60坪以上の幅(120万〜145万円・税抜)より上です。屋根の塗装や下地補修が入っていないか、カバー工法の見積もりではないかを先に確かめます。詳しくは150万円の見積もりの見方へ。
張り替えとカバー工法はどちらが高いですか?
張り替えのほうが高いです。外装材メーカーも、張り替えははがす費用と処分の費用がかかり、塗り替えや重ね張りより初期費用が高いと説明しています。詳しくはカバー工法と張り替えの目安へ。
外壁塗装は何年ごとにすればいいですか?
年数で決めるものではなく、外壁をさわると白い粉がつく、ひびが入るといったサインで考えます。国の研究機関の資料では、塗り替えずに残っている家が半分になるまでの年数は、サイディングの塗装で約11年、モルタルの塗装で約12年でした。詳しくは塗装の相場で見る段階へ。
足場代はどれくらいかかりますか?
ヌリカエのコラムでは、30坪の2階建てで約10万〜20万円、工事費用の約2割が目安です。足場は、高さ2m以上の所で作業する事業者に、労働安全衛生規則で設けることが決められている作業床にあたります。詳しくは足場の費用へ。
外壁工事に使える助成金はありますか?
外壁塗装の助成金は、国ではなく住んでいる自治体ごとの制度です。使えるケースは限られ、遮熱や断熱の塗料が条件になることが多く、工事の前に申し込みます。詳しくは自治体の助成金の条件へ。
屋根も一緒に塗ると安くなりますか?
外壁と屋根は足場を共用できるので、傷みの時期が近ければ一緒に頼むと足場が1回で済みます。時期が離れているときは、無理に合わせなくて大丈夫です。詳しくは足場を1回で済ませる方法へ。
見積もりは何社から取ればいいですか?
住まいるダイヤルは、相見積もりは2〜3社がよいとしています。同じ工事の種類と範囲で頼むと、届いた見積書を並べやすいです。詳しくは同じ工事の種類と範囲で頼む方法へ。
見積書の金額は税込ですか?税抜ですか?
会社によって書き方が違うので、見積書ごとに見ておきます。この記事の坪数別の表(ヌリカエの成約データ)は税抜の金額です。詳しくは坪数別の外壁塗装の相場の表へ。
カバー工法はどんな外壁でもできますか?
外装材メーカーは、下地診断で問題がなく、下地があまり傷んでいない外壁に向くとしています。建物の状態によってはできない場合もあり、できるかどうかを決めるのは現地での下地の確認です。詳しくはカバー工法が候補になる外壁へ。
ハウスメーカーに頼むと外壁塗装は高くなりますか?
依頼先によって見積もりに入る項目や保証の中身が違うので、金額だけでは比べられません。同じ工事の範囲で、ほかの会社の見積もりも並べると違いが見えます。詳しくは同じ工事の種類と範囲で頼む方法へ。
まとめ:外壁工事の相場は、同じ工事の見積もりで確かめる

外壁工事の相場は、塗装・カバー工法・張り替えのどの工事かで大きく変わります。
どの工事かは下地の傷みで決まるので、自分の家の金額は、同じ工事の前提の見積もりを何社か並べて確かめましょう。
- 外壁工事の相場:塗装・カバー工法・張り替えで3つ
- どの工事か:外壁の下地の傷みで決まる
- 坪数別の塗装の相場:30坪で80万〜120万円くらい
- 100万・150万・200万円:何の工事かで見方が変わる
- 迷ったら、近くの会社を最大4社まで紹介してもらえるヌリカエ
相場を調べるほど数字が増えて、手元の見積書が高いのか分からないまま、返事を先のばしにしている人もいるかもしれません。
同じ前提の見積書が何社分か並べば、足場や塗料のどの行で違うかが見え、頼む1社と工事の時期を自分で決められます。
見積書を並べて決めたい人にヌリカエが合う理由は、次の4つです。
- 全国5,000社以上の加盟会社から近くの会社を最大4社まで紹介してもらえ、同じ前提の見積もりを並べられる
- 工事の範囲や予算、自治体の助成金のことを、塗装会社と話す前にアドバイザーへ相談できる
- 加盟の基準に、建設工事保険への加入や、建築関連の法律などでの処罰の実績がないことを挙げている
- 電話のほか、LINEでも見積もりの相談や日程調整の代行を頼める(22時まで)
見積もりのあとは直接断ってよく、言いにくい会社のときはヌリカエに連絡すれば、アドバイザーが代わりに伝えてくれます。
利用は無料で、紹介は最大4社までと決まっているため、比べる数がふくらみすぎることもありません。
相談の流れや紹介の仕組みは、下のボタンから確認できます。
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