補助金の説明を読むほど条件が増えて、うちの屋根の工事が対象なのか分からなくなりますよね。
この記事では、屋根カバー工法(今の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる工事)の費用と補助金を解説します。
30坪前後の家の費用は80万〜150万円ほどが一般的な目安で、国の補助金はカバー工法そのものには出ません。
- 費用は30坪前後で80万〜150万円ほど(足場込み・一般的な目安)
- 国の補助金は、カバー工法という工事そのものには出ない
- 窓の断熱を含む組み合わせの条件を満たせば、屋根・天井の断熱が補助の対象
- 自治体の補助金は、市区町村ごとに条件と申請の順番が別
- 迷ったら、屋根カバー工法の見積もりも頼めるヌリカエで何社かを比べる(工事内容によっては紹介できない場合もあり)

補助金が出るかは制度の審査で決まるため、資金は補助金を前提にせずに組むと計画が崩れません。
3〜4社の見積もりがそろったときに見えるのが、どこで金額が違うのかと、補助金を使う工事か屋根だけかの答え。
屋根カバー工法の見積もりを何社か並べたい人には、ヌリカエが向いています。
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屋根カバー工法と補助金 いまやることチェック

管理人:たくみ
一軒家を新築したことをきっかけに、外壁塗装やリフォームの情報を発信しています。義父が外壁塗装をした際には、複数社の見積もりを私も実際に確認しました。記事は、クラウドワークスを通じてリフォーム業界で働く方にも執筆を依頼しています。
当サイトの情報は、国土交通省、国民生活センター、消費者庁、住まいるダイヤル、住宅リフォーム推進協議会、住宅瑕疵担保責任保険協会などの公的な情報をもとにまとめています。
屋根カバー工法の費用と補助金はどうなる?
費用は屋根の面積と屋根材で、補助金は窓も一緒に直すかどうかで、見るところが変わります。

30坪前後の家でかかる費用の目安
延床30坪前後の家の屋根カバー工法は、足場込みで80万〜150万円ほどが一般的な目安です。
塗装会社や見積もりサイトが公表している30坪の金額を並べると、この幅に重なりました。
| 公表しているところ | 30坪前後の目安 |
|---|---|
| ある塗装会社 | 80万〜150万円 |
| ある見積もりサイト | 80万〜150万円(足場込み) |
| ヌリカエの公式コラム(見積もりデータ・集計期間と税の記載なし) | 見積もりが多く集まる価格帯は100万〜150万円 |
公表している会社やサイトを広げると、30坪前後の幅は70万円台〜200万円ほどまで広がります。
金額を動かすのは、屋根の面積・屋根材・下地の傷み具合の3つ。
延床面積(1階と2階の床面積を足した広さ)が同じでも家の形で屋根の広さは変わるので、表の幅は物差しとして使いましょう。
国の補助金はカバー工法そのものには出ない
2026年度の国の補助金は、国土交通省のみらいエコ住宅2026事業です。
住宅省エネ2026キャンペーンの1つで、リフォームは子育て世帯に限らずすべての世帯が使えます。
この事業は、屋根カバー工法という工事そのものではなく、窓の断熱とセットで行う屋根・天井の断熱を補助する仕組み。
補助の対象工事は、開口部の断熱改修や躯体の断熱改修などのメニューです。開口部は窓やドア、躯体の断熱改修は外壁・屋根・天井・床に断熱材を入れる工事のこと。屋根の工事で入るのは「屋根・天井の断熱」の部分です。
屋根材を新しくすること自体は、補助額の計算に入りません。
屋根の補助を、2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」の名前で紹介している記事も見かけました。
2026年度の後継はみらいエコ住宅2026事業なので、古い名前の情報は条件や締切も今と違うことがあります。
窓の断熱と一緒にすれば屋根の断熱も補助の対象になる
窓の断熱改修(内窓をつける・窓を交換する・ガラスを替える)が入ると、屋根や天井に入れる断熱材も補助の対象に加わります。
屋根の工事に補助を使いたい人は、工事の範囲が窓まで広がると考えておくと話が早いです。
| 工事の組み合わせ | 国の補助(みらいエコ住宅2026事業) |
|---|---|
| 屋根カバー工法だけ | 対象外 |
| 屋根の塗装・遮熱塗装 | 対象外 |
| 窓の断熱+屋根・天井の断熱 | 条件を満たせば対象 |
窓まで直すと工事の総額も大きくなるので、補助金の分だけ支払いが下がるとは限りません。
窓まで一緒に直す見積もりと、屋根だけの見積もりを何社かで並べると、どちらが家に合うかが総額で見えてきます。補助金が出るかは制度の審査で決まるので、補助を差し引く前の金額でも比べておくと計画が崩れません。
相談の流れや紹介の仕組みは、下のボタンから確認できます。
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屋根カバー工法の費用の内訳
屋根カバー工法の見積もりは、屋根の面積に1㎡あたりの単価を掛けた金額に、足場と諸経費を足して出します。
費用は屋根の面積と1㎡あたりの単価で決まる
ある見積もりサイトでは、屋根カバー工法の費用を次の式で説明しています。
- 屋根の面積×1㎡あたり約7,000〜12,000円
- +足場・諸経費 約20万〜45万円
㎡単価は、1㎡あたりの材料と工事の値段のことです。
延床30坪(約99㎡)の2階建てでも、屋根の面積はおおむね70〜90㎡台(筆者の目安)で、公表では80〜100㎡前後とする例も。
屋根の傾き(勾配)や軒の出で面積は変わるため、見積書ではまず「屋根面積」の㎡数を見ると金額の理由をたどれます。
面積が書かれていない見積もりは、何㎡で計算したのかを聞くところから始めましょう。面積がそろえば、ほかの会社の見積もりとも同じ物差しで比べられます。
屋根の面積は、現地調査(業者が家を見て屋根の状態や面積を測る作業)で決まる数字です。
ヌリカエで何社かに現地調査を頼むと、各社の㎡数を並べて見られます。
足場・防水シート・屋根材・板金に分けて見る
見積書の項目は、ある塗装会社が公表している30坪の内訳で見ると次のとおりです。
| 項目 | 30坪の目安 |
|---|---|
| 足場 | 15万〜30万円 |
| 既存の屋根の確認・下地処理 | 3万〜8万円 |
| 防水シート(ルーフィング) | 7万〜15万円 |
| 新しい屋根材 | 50万〜80万円 |
| 役物・板金 | 15万〜30万円 |
| 諸経費 | 5万〜15万円 |
ルーフィングは、屋根材の下に敷いて雨水を止めるシートです。
役物・板金は、屋根のてっぺんの棟や、ふちの軒先・ケラバを納める金物のこと。
金額が大きいのは新しい屋根材で、そのあとに足場と役物・板金が続きます。
足場代は、職人が作業する台と、まわりを囲む飛散防止ネットの費用です。外壁の塗装も近いうちに考えている人は、同じ足場で一緒に工事すると、足場を組む回数を1回にまとめられます。
外壁と屋根を同じ足場で工事する場合の考え方は、40坪2階建ての外壁と屋根の塗装相場で詳しく扱いました。
屋根材によって費用の幅が変わる
カバー工法でよく重ねる下の屋根は、化粧スレート(セメントを薄い板にした屋根材)です。
その上にかぶせる屋根材は、ガルバリウム鋼板などの金属屋根が中心。
| 屋根材 | どんな材料か |
|---|---|
| ガルバリウム鋼板 | アルミと亜鉛でめっきした鋼板の金属屋根(素材の一般名) |
| アスファルトシングル | ガラス繊維にアスファルトをしみ込ませたシート状の屋根材 |
公表されている30坪の金額は出典ごとに幅が割れていて、金属屋根のほうが高い側に出やすい傾向が見られました。
屋根材は、種類と製品名を見積書に書いてもらうと比べやすくなります。同じ金属屋根でも、製品が違えば材料費も変わるからです。何社かの見積もりを並べるときは、屋根材の欄がそろっているかを先に見ておきましょう。
葺き替えと比べたカバー工法の費用と向く屋根
葺き替え(古い屋根材をはがして新しい屋根に張り直す工事)と比べると、カバー工法は撤去しない分の費用が少なく済みます。
ただし、屋根が重くなることと、向かない屋根があることは先に知っておきたいポイント。
古い屋根を撤去しない分だけ処分の費用が少ない
ヌリカエの公式コラムでは、カバー工法は葺き替えより20万〜40万円ほど安いとされています。
差が出る主な理由は、古い屋根をはがして処分する費用です。
| 項目 | カバー工法 | 葺き替え |
|---|---|---|
| 古い屋根 | そのまま残す | はがして処分する |
| 解体・処分の費用 | 約5万〜10万円 | 約20万〜40万円 |
| 工事の中身 | 上に新しい屋根材を重ねる | 屋根材を新しく張り直す |
ただし古い屋根を残すので、次に屋根を葺き替えるときは重ねた屋根材と元の屋根の2枚分を撤去することになるとされています(ヌリカエの公式コラムなど)。
いまの費用だけでなく、何十年か先の工事まで含めてどちらにするか決めておくと、あとで迷いません。
屋根リフォームの工事の種類は、屋根リフォームにはどんな工事があるかでも紹介しています。
屋根が重くなるので家の耐震とあわせて考える
カバー工法は今の屋根の上に1枚重ねるので、屋根の重さは増えます。
耐震診断(家の揺れへの強さを調べること)では、屋根の重さで必要な壁の量が変わる計算です。
調布市が公開している耐震診断の調査票の解説では、屋根を2つに分けています。
| 区分 | 屋根の例 | 必要な壁の量 |
|---|---|---|
| 軽い屋根 | スレート葺・金属板葺など | 少なめに出る |
| 重い屋根 | 瓦葺・かや葺など | 多めに出る |
軽量な金属屋根材には、1㎡あたり5kg前後の製品もあります(メーカーの公表値の一例)。
重ねる屋根材の重さは、見積もりの段階で業者に聞けます。
築年数が古い家ほど、屋根材の重さと家の耐震性をあわせて見ておきたいところです。
瓦屋根や下地が傷んだ屋根はカバー工法に向かない
瓦屋根は形と重さから、一般にカバー工法の対象外とされています。
屋根材の下の板(野地板)が傷んでいる屋根も、上から重ねると下地を直せないため向きません。
- 瓦屋根(形と重さの問題)
- 野地板が傷んだ屋根(下地を直せない)
- 雨漏りがあり、下地まで傷んでいる可能性がある屋根(下地の傷みを先に確かめる)
雨漏りがある屋根の修理の考え方は、屋根の雨漏り修繕工事にかかる費用と耐用年数で解説しています。
まだ塗装で済むのか、カバー工法か葺き替えかは、屋根の状態しだい。
屋根を見てもらった何社かの提案を並べると決めやすく、ヌリカエなら屋根カバー工法の見積もりも頼めます。
国の補助金を屋根カバー工法の費用に使える条件
国の補助金を使えるかは、家を建てた年・窓の工事・塗装かどうか・断熱材の製品の4つを順に見ると分かります。
最初に見るのは家を建てた年
みらいエコ住宅2026事業のリフォームは、原則として2016年(平成28年)12月31日以前に新築された住宅が対象です。
建てた年は、不動産登記の建物の登記事項証明書で確かめる決まり。
| 家を新築した時期 | 国の補助(みらいエコ住宅2026事業) |
|---|---|
| 2016年12月31日まで | 原則として対象 |
| 2017年以降 | 原則として対象外 |
平成11年基準は、1999年に決まった住宅の省エネの基準です。
2017年以降に建てた家で、この基準を満たさないと証明できない場合は、国の制度を前提にせず資金を考えます。
建てた年によって、補助の上限の金額も変わる仕組み。
窓の断熱改修が入っていないと申請できない
補助を受けるには、要件化工事(補助を受けるために欠かせない工事)を行う必要があります。
要件化工事を行う部屋はトリガールームと呼ばれ、外に面した窓のある1つの部屋を選ぶ決まりです。
公式FAQにも、屋根の断熱だけを行った部屋はトリガールームにできないという回答がありました。
なお、要件化工事は「①開口部の断熱改修」を行うことが必須であるため、「①開口部の断熱改修」を行わない子供部屋は、トリガールームとすることはできません。
これは、1階の主寝室で窓だけを、2階の子供部屋で屋根の断熱だけを行った場合の質問への答え。
屋根の工事に補助を使いたい人は、窓の断熱改修を1部屋以上で行うところが出発点です。
窓の断熱改修を必須とする省エネ改修は、税の優遇の対象でもあります。中身は、国土交通省のリフォーム促進税制の所得税の控除と固定資産税の減額。
窓も直すか迷っている人は、ヌリカエのアドバイザーに最初の電話で伝えておくと、紹介される会社と同じ条件で話せます。
屋根の塗装や遮熱塗装は国の補助の対象外
カバー工法の代わりに屋根の塗装を考えている人も、国のこの事業は使えません。
公式FAQでは、外壁や屋根の遮熱塗装工事が対象になるかという質問に、次のように答えています。
塗装工事は本事業の補助対象ではありません。
遮熱塗装は、日差しを跳ね返しやすい塗料で屋根や外壁を塗る工事です。
一方で自治体には、遮熱の塗装を対象にする制度もあります。
自治体の塗装の助成は、遮熱・断熱の塗料を使うことが条件になる制度が多めです。工事の前に申し込む制度もあれば、工事が終わってから申請する制度もあり、条件と金額は自治体ごとに違います。助成が出るかは、それぞれの審査しだいです。
外壁や屋根の塗装で使える助成金の条件は、外壁塗装で助成金が使える条件にまとめました。
断熱材は製品の条件を満たすものだけが対象
補助の対象になる断熱材は、決められたJIS(日本の工業規格)に当たる製品です。
あわせて、熱伝導率(熱の伝わりやすさの数値)が0.052W/(m・K)以下のノンフロン製品であることも条件。
使う断熱材が当てはまるかは、公式サイトの対象製品の検索でも調べられます。
- 決められたJISに当たる製品
- 熱伝導率が0.052W/(m・K)以下
- ノンフロンの製品
- 性能と品質管理の3つの類型のどれかを満たす
断熱材と一体になった金属屋根では、その断熱材が上の条件に当たるかと、使用量に数えられるかを確かめておきます。
聞く相手は、申請をする登録事業者か、住宅省エネ2026キャンペーンの事務局の問い合わせ窓口です。
製品の型番を見積書に書いてもらうと、どちらに聞くときも話が早く進みます。
補助金の額は上限ではなく断熱材の量で決まる
国の補助金でいくら下がるかは、上限の金額ではなく、使う断熱材の量と種類から積み上げた額で決まります。
上限の金額がそのままもらえるわけではない
補助上限額(1戸あたりの補助の合計の限度)は、建てた年と工事の組み合わせで40万〜100万円に分かれます。
| 家を新築した時期 | 窓・躯体の断熱+高効率給湯器など | 窓・躯体の断熱 |
|---|---|---|
| 1991年(平成3年)まで | 100万円/戸 | 50万円/戸 |
| 1992〜2016年(平成4〜28年) | 80万円/戸 | 40万円/戸 |
補助額は、補助の対象になる工事ごとの額を足した合計です。
上限はその合計の天井で、工事が小さければ補助額も小さくなります。
「上限100万円」の見出しだけを見て資金を組むと、見積もりが出たあとに金額が合わなくなりがち。
屋根と天井の補助額は断熱材の量と単価で計算する
屋根・天井の断熱の補助額は、断熱材の使用量(㎥)に区分ごとの単価をかけて決まります。
断熱材の区分(A-1〜F)は熱の伝わりにくさで断熱材を分けたもので、Fに近いほど熱を通しにくい断熱材です。
| 断熱材の区分 | 屋根・天井の補助額(1㎥あたり) |
|---|---|
| F | 44,000円 |
| E | 30,000円 |
| D | 15,000円 |
| C | 14,000円 |
| B・A-2・A-1 | 13,000円 |

仮にC区分の断熱材を5㎥使うとすると、5㎥×14,000円で70,000円という計算です(筆者計算)。
使う量は工事の中身で決まるので、この金額がもらえるわけではありません。
要件化工事として認められるには、屋根・天井で決められた最低使用量以上の断熱材を使う必要があります。
- 断熱材基準量(A-1〜C区分は9.2㎥、D〜F区分は5.1㎥)
- ×トリガールームの床面積
- ÷家全体の床面積
断熱材の区分と㎥数が書かれた見積もりなら、補助の見込みを自分で計算できます。
ヌリカエで屋根カバー工法の見積もりを何社かに頼むときは、断熱材の欄も見比べておきましょう。
合計が少ないと申請できない下限がある
1回の申請で合計の補助額が5万円に届かない工事は、申請できません。
先進的窓リノベ2026事業など、ほかの国の事業で交付決定を受けている場合の下限は2万円です。
先進的窓リノベ2026事業は、環境省の窓の断熱の補助。
窓の工事の補助は、先進的窓リノベ2026事業のほうで受けることもある仕組みです。どちらの事業で申請するかで下限の金額も変わるので、組み合わせを先に聞いておくと計算がずれません。
屋根や天井の断熱を少しだけ足す工事では、5万円に届かないこともあります。
見るのは、同じ申請に入る工事の合計が下限を超えるかどうかです。
申請の締切から逆算して屋根の工事日程を組む
国の補助金は工事が終わってから業者が申請するので、締切までに工事を終えられるかを見積もりの段階で数えておきます。

国の手続きは着工後に予約して完了後に申請する
国の補助金を申請するのは、工事を頼んだ人ではなく、事前に登録した施工業者です。
この業者は、みらいエコ住宅事業者(登録事業者)と呼ばれます。
国の補助金の手続きの順番
工事請負契約は、業者と結ぶ工事の契約のことです。
工事を始めることを着工と呼び、契約より前に着工した工事は対象外。
予約は補助金の枠を先に押さえる任意の手続きで、着工のあとに行い、しなくても締切までに交付申請はできます。
補助金は業者に交付され、工事代金に充てるか現金で戻る流れです。
足場の設置や資材の搬入、現場の下見は、工事の着手には当たりません。
そのため予約に使う着工の写真にも、足場を組んだ写真は使えない決まりです。
契約日の制限はなく、着工までに結んだ工事請負契約が対象になります。
予約と申請には締切と予算の上限がある
2026年10月20日時点で、リフォームの受付は続いています。
予算に対する補助金申請額の割合(予算執行率)は、同日午前0時時点で10%でした。
予約は遅くとも2026年11月16日まで、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで。

どちらも予算の上限に達した時点で受付が終わるため、日付より早く締め切られることもあります。
予約から3か月以内か、2026年12月31日の早いほうまでに交付申請がないと、予約は取り消し。
締切に近い申請は、予算の状況しだいで補助額が減らされる場合も。
受付状況と予算執行率は毎日更新されるので、最新の数字は公式サイトで見られます。見る場所は、みらいエコ住宅2026事業の公式サイトのトップにあるリフォームの欄です。
見積もりから工事完了までの日数を数えてみる
2026年度の国の補助金を使うには、見積もりから工事の完了、業者の交付申請までを年内に収める必要があります。
- 何社かに現地調査と見積もりを頼む
- 見積もりを比べて、登録事業者と契約する
- 窓と屋根の工事の日程を決める
- 工事が終わったら、業者が交付申請をする
それぞれにかかる日数は業者ごとに違うので、見積もりのときに工事の時期まで聞いて、締切から逆に数えます。
年内に間に合わないと分かったときは、国の補助金を前提にしない計画への切り替えも選択肢です。自治体の制度を探したり、工事の時期を見直したりする方法があります。
長期優良住宅化リフォーム推進事業は国の別の制度で、年度ごとに実施が変わるため、国土交通省の発表で確かめておきましょう。
ヌリカエで何社かに見積もりを頼むときは、工事の時期と補助金を使いたいことを最初の電話で伝えておけます。
自治体の補助金:屋根カバー工法の費用に使える制度の探し方
自治体の補助金は市区町村ごとの制度で、屋根の工事に関わるものには省エネ型と耐震・耐風型があります。
省エネ型と耐震・耐風型の2つのタイプがある
省エネ型の例が、東京都杉並区の「エコ住宅促進助成」(令和8年度)です。
既存住宅の断熱材の導入と、高日射反射率塗装(日差しを跳ね返しやすい塗料での塗装)が助成の対象。
断熱材は、屋根・天井で熱抵抗値(断熱材の熱の通しにくさの数値)2.7以上の製品を使うことが求められます。
カバー工法そのものではなく、断熱材を入れる工事や遮熱の塗装が対象になる形です。屋根材を新しくする部分の扱いは、申し込む前に区の窓口で聞いておくと話が早く進みます。
耐震・耐風型の例は、静岡県浜松市の「耐風改修助成事業」。
今の告示基準(建築基準法で決められた屋根のつくり方)に合わない瓦屋根を、基準に合う屋根に全面改修する工事が対象。
木造住宅の耐震補強と一緒に行うものに限られます。
| 制度 | 対象の工事 | 助成の上限 |
|---|---|---|
| 杉並区(断熱材) | 既存住宅への断熱材の導入 | 経費(税抜き)の20%・上限15万円 |
| 杉並区(高日射反射率塗装) | 屋根・外壁の遮熱の塗装 | 経費の20%・屋根と外壁合わせて上限15万円 |
| 浜松市(耐風改修) | 瓦屋根の全面改修(耐震補強と一緒に) | 費用と基準額の少ない方の23%以内・上限55.2万円 |
浜松市の制度は瓦屋根を基準に合う屋根へ全面改修する工事が対象で、カバー工法の補助ではありません。
申請の順番は国と自治体で違う
申請する人と時期は、制度ごとに違います。
| 制度 | 申請する人 | 申請する時期 |
|---|---|---|
| 国(みらいエコ住宅2026事業) | 登録事業者 | 着工後に予約・工事完了後に交付申請 |
| 杉並区(エコ住宅促進助成) | 申請者(施工者などの代行も可) | 工事と支払いが終わってから(事後申請) |
| 浜松市(耐風改修助成事業) | 建物の所有者か居住者 | 契約や工事の前(事前申請) |
事前申請は契約や工事の前に出す申請、事後申請は工事と支払いのあとに出す申請です。
とくに事前申請の制度は、契約を先に進めると対象外。
補助制度を利用する場合は、事前に申請手続きが必要となります。
手続きをする前に建築士事務所や工事業者等と契約等を進めてしまった場合は、補助の対象となりません。
みらいエコ住宅2026事業の公式ページでは、国費(国のお金)が入っていない自治体の制度との併用を認めています。
どの制度を使う人も、契約と着工の前に、申請の順番を確かめておきましょう。
住んでいる市区町村の制度を探して窓口で聞く
住んでいる市区町村の制度は、住宅リフォーム推進協議会の検索サイトで探せます。
地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイトでは、都道府県の地図から市区町村ごとの制度をたどれる形。

支援分類で「省エネルギー化」や「耐震化」を選ぶと、屋根の工事に関わる制度に絞り込めます。
検索サイトにも「最新の情報については各地方公共団体にお問い合わせください」とあり、最後に頼れるのは市区町村の窓口です。
- 屋根の断熱や屋根材の工事が対象になるか
- 事前申請か事後申請か
- 国の補助金と併用できるか
- 今年度の予算の残り
東京都に住んでいる人も、杉並区の例のように、まずは住んでいる区市町村の制度を探しましょう。
ヌリカエのアドバイザーは、全国の自治体の助成金情報も案内できます。
ヌリカエに申し込むと最初に来るアドバイザーの電話が、住んでいる市区町村の制度を聞くタイミングです。
屋根カバー工法の費用は補助金の確認と一緒に複数社で比べる
補助金を使うかどうかは、何社かの見積もりで費用と使える制度を一緒に確かめると決めやすくなります。
比べる相手を探す窓口を選ぶときに見たいのは、次の3つです。
- 屋根カバー工法を扱う会社が何社かそろう
- 補助金や自治体の制度のことを最初に伝えておける
- 断りにくいときにお断りの連絡を頼める
補助金を使う工事と屋根だけの工事の見積もりを並べる
補助金のために要らない窓や断熱の工事まで足すと、補助を差し引いても総額が上がることがあります。
そこで頼みたいのが、補助金を使う工事と屋根だけの工事の2通りの見積もりです。
| 見積もり | 工事の中身 | 比べるところ |
|---|---|---|
| 補助金を使う工事 | 窓の断熱+屋根カバー工法+屋根・天井の断熱 | 総額・補助の見込み・締切に間に合うか |
| 屋根だけの工事 | 屋根カバー工法だけ | 総額・工事の時期 |
何社かに頼むときは、屋根の面積・屋根材・断熱材の区分と量を同じ条件にそろえてもらうと、差が読みやすくなります。
工事の種類は違っても、並べてはじめて違いが見えるのは同じです。義父が外壁塗装をしたとき、私も見積書を見せてもらいました。知り合いの業者の見積書は手書きで、内訳が分かりにくい作り。ほかの会社にも見積もりを取ったところ、最初の金額のほうが明らかに高いと分かりました。何社か比べて違いが見えたことで、義父も納得できる会社を選べました。
2通りの見積もりが何社分かそろうと、補助金を使うか屋根だけにするかを、締切と総額を見ながら自分で決められます。
一度に払うのが重い人に向けて、外壁塗装のお金がないときの対処法でローンの選び方を紹介しました。
見積もりのときに業者へ聞いておく3つ
国の補助金を使うかもしれない人は、見積もりの段階で次の3つを業者に聞いておきます。
- 登録事業者(みらいエコ住宅事業者)か
- 申請の順番と時期(予約と交付申請をいつするか)
- 工事前の写真の撮り方(誰がいつ撮るか)
登録事業者かは、住宅省エネ2026キャンペーンの事業者の検索で調べられます。

検索に載るのは公表を希望した事業者なので、載っていない業者は、その業者に直接聞くと分かります。
写真は、工事前の1枚がないと補助を受けられない決まり。
工事前写真がない場合、交付申請できません。
家を建てたとき、工事が始まってから言っても間に合わないことがいくつもありました。思ったことをその都度メモして、準備をそろえてから始めるほうがいいと感じています。写真や申請の段取りも、契約の前に聞いておけば慌てません。
補助金の説明を受けたときは、公式の事業者の検索や事務局の窓口で、自分でも確かめられます。
ヌリカエなら屋根カバー工法も最大4社で比べられる
ヌリカエは、屋根カバー工法の見積もりを何社かで並べて、補助金を使う工事にするか決めたい人に向いています。
公式FAQで対応する工事を聞いた質問への回答は、次のとおり。
ヌリカエには全国で5,000社以上の塗装会社が加盟しており、外壁塗装・屋根塗装から外壁の張替え、屋根カバー工法、防水工事などの幅広い工事に対応しております。
出典:ヌリカエ「よくある質問」
同じ回答には「※工事内容によってはご紹介できない場合もございます」という注記もあります。
紹介してもらえるのは、条件に合う会社の最大4社までです。
申し込みから見積もりまでの流れ
入力した電話番号に、ヌリカエの専門アドバイザーから連絡が来る流れです。
屋根カバー工法を考えていることや、助成金を使いたいことも、この電話で伝えられます。
いきなり塗装会社から電話が来ることはなく、各社とのやり取りは紹介のあとから。
紹介された会社が屋根を見て、見積書を作ってくれる段階です。
申し込むとアドバイザーから電話があるので、電話でのやり取りが苦手な人には、少し手間かもしれません。
国の補助金の申請も、ヌリカエではなく契約した登録事業者が行う手続き。
それでも最初の電話で補助金を使いたいと伝えておけば、紹介された会社に同じ条件で登録や申請の段取りを聞けるのが利点。
- アドバイザーが工事内容・予算・助成金の希望を電話で聞く
- 自治体の助成金情報の案内
- 断りにくい会社へのお断りの連絡
ヌリカエには、アドバイザーが助成金の希望も含めて電話で聞き、自治体の助成金情報を案内できるという強みがあります。
屋根カバー工法の見積もりを3〜4社分並べて分かるのは、屋根の面積・屋根材・足場のどこに金額の差があるか。窓や断熱も考えていること、登録事業者かどうかを最初の電話で伝えて確かめ、補助金を使う工事の見積もりも並べば、補助が出るかは審査しだいでも、どちらにするかを総額と締切で決められる段階です。
ヌリカエの相談の流れは、公式ページで確認できます。
\ 断るときはお断り代行も使える /
申し込んだあとの電話や紹介の流れは、ヌリカエの仕組みと申し込み後の流れで詳しく説明しています。
実際に使った人の声は、ヌリカエの評判・口コミにまとめました。
頼む業者が決まっている人は登録事業者かだけ確かめる
頼む業者がもう決まっていて比べる気がない人は、紹介サービスを使わなくてかまいません。
その業者がみらいエコ住宅事業者かは、公式の事業者の検索か、業者への問い合わせで分かります。
消費者等の方で、契約にあたり、事業者登録の有無を確認したい場合、お問い合わせ窓口までお問い合わせください。
あわせて申請の順番と工事前の写真の段取りを契約の前に聞いておけば、締切に間に合うかも見通せます。
窓の工事を別の会社に頼むときも、確かめることは同じです。それぞれの会社が登録事業者か、どちらがいつ申請するかを、契約の前に聞いておきましょう。
屋根カバー工法の費用と補助金でよくある質問
屋根カバー工法の費用と補助金について、よく聞かれる質問に答えます。
屋根カバー工法の費用は30坪でいくらですか?
30坪前後・足場込みで80万〜150万円ほどが一般的な目安です。屋根の面積や屋根材、下地の状態で上下し、自分の家の金額は現地調査のあとの見積もりで決まります。目安の出どころは30坪前後の家でかかる費用の目安にまとめました。
屋根カバー工法に国の補助金は出ますか?
カバー工法という工事そのものには出ません。窓の断熱改修と一緒に、屋根や天井に断熱材を入れる部分が、みらいエコ住宅2026事業の補助の対象です。対象になる工事は国の補助金はカバー工法そのものには出ないで解説しています。
屋根の断熱だけで、みらいエコ住宅2026事業に申請できますか?
できません。補助を受けるには、窓のある部屋の窓の断熱改修が必須とされています。公式FAQの回答は窓の断熱改修が入っていないと申請できないに載せました。
補助金の上限の100万円は、そのままもらえますか?
もらえません。上限は建てた年と工事の組み合わせで40万〜100万円に分かれる合計の限度で、補助額は工事ごとの額を足して決まります。屋根・天井の計算の仕方は上限の金額がそのままもらえるわけではないから順に説明しました。
2017年以降に建てた家でも、国の補助金の対象になりますか?
原則として対象外で、2016年12月31日以前に新築された住宅が対象です。2017年以降の家も、平成11年基準を満たさないと証明できれば対象になります。条件は最初に見るのは家を建てた年で整理しました。
屋根塗装や遮熱塗装でも国の補助金は使えますか?
使えません。公式FAQで、塗装工事は補助の対象ではないと答えています。国の扱いは屋根の塗装や遮熱塗装は国の補助の対象外に、自治体の塗装の助成は外壁塗装で助成金が使える条件にまとめました。
国の補助金の申請は自分でできますか?
できません。申請は、事前に登録したみらいエコ住宅事業者が工事を頼んだ人に代わって行い、補助金は工事代金に充てるか現金で戻ります。業者に聞いておくことは見積もりのときに業者へ聞いておく3つに並べました。
国の補助金はいつまでに申請すればいいですか?
2026年10月20日時点で、予約は遅くとも11月16日まで、交付申請は遅くとも12月31日まで(2026年)です。どちらも予算の上限に達した時点で終わります。予算の進み具合と公式サイトへのリンクは予約と申請には締切と予算の上限があるに。
東京都で屋根カバー工法に使える補助金はありますか?
区市町村ごとに制度があり、たとえば杉並区の「エコ住宅促進助成」は断熱材の導入や高日射反射率塗装が対象です。カバー工法そのものではなく、断熱や遮熱の工事が対象になる形。住んでいる区市町村の探し方は住んでいる市区町村の制度を探して窓口で聞くで紹介しています。
ヌリカエで屋根カバー工法の見積もりは頼めますか?
頼めます。公式FAQで対応する工事に屋根カバー工法が挙がっていて、工事内容によっては紹介できない場合もあるという注記つきです。申し込みからの流れはヌリカエなら屋根カバー工法も最大4社で比べられるで紹介しました。
まとめ:屋根カバー工法の費用と補助金は複数社の見積もりで決める
屋根カバー工法の費用は、30坪前後で80万〜150万円ほどが一般的な目安です。
国の補助金は、窓の断熱とセットにした断熱工事に出る制度。
補助金を前提にせず、何社かの見積もりで費用と使える制度を一緒に確かめれば、どちらの工事にするかで迷いません。
今は補助金の条件を何本も読んで、うちの屋根の工事が対象なのか分からず、資金の組み方が決まらない状態かもしれません。
見積もりが何社分かそろえば、補助金を使う工事にするか屋根だけにするかを、締切と総額を見て自分で選べます。
ヌリカエは、アドバイザーが工事内容や予算、助成金の希望を電話で聞いてから、最大4社を紹介する窓口です。住んでいる自治体の助成金情報を、アドバイザーから案内してもらえるのも特長。
補助金を使う工事と屋根だけの工事を見比べたい人には、ヌリカエが向いています。
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