私が体験したキッチンリフォームの事例をお話します

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「リフォームしたい部位はどこ?」という問いに対して、多くの方が答えるのがキッチンです。

キッチンは毎日使うものですので、快適な空間にしたいと願うのは誰しもが同じ考え。

しかし、いざキッチンをリフォームしようと思ってもどのようにすればよいのか分からないという方も多いのではなでしょうか?

そこで、快適なキッチンをプランニングするにはどのようにすればよいのかを事例を使って考えていきましょう。

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目次

キッチン空間を生かす

キッチンを選ぶ際には、まずキッチン空間のプランニングを充分検討する必要があります。

住まい全体の間取りはもちろんですが、空間の広さ、ダイニングとリビングとの繋がり、勝手口やサニタリーへの動線、窓から見える景色など毎日の生活スタイルを考えることが大切なのです。

私の友人がキッチンをリフォームするので手伝って欲しいと要請があり、微力ながらお手伝いをさせて頂いた事例を紹介します。

友人の住まいは少し高台にあり窓から見える景色が綺麗でしたので、調理や食事をしているときにこの景色が目に映れば最高だと思い友人に助言したのです。

友人は直ぐに賛同して、「対面式のキッチンを止めて、壁側にキッチンを配列するオープンキッチンにする」と言いました。

キッチンを壁側に配列し、キッチンより少し高めの位置に窓を設けることにしたのです。結果、キッチンはもとよりダイニング・リビングに自然光が入り、明るい空間が出来上がりました。

また、調理中や食事をしているとき窓から見える景色が目に入り、四季を感じながら食事をすることができると喜んでいました。

キッチンに窓を設けた場合、外の景色が見えるということ以外に、調理中に窓を開けることにより、換気を充分行うことが出来るというメリットがあります。

オープンキッチンの場合、調理中の匂いや煙などが室内に籠ることが多くあります。しかし、大きな窓を設けることによりこのような臭いや煙などを素早く室外に逃がすことができるのです。

しかし、ここで注意しなければいけないのが窓の大きさです。窓を大きく取り過ぎると、吊戸棚などの収納を設けることが出来なくなってしまいます。

そこで、窓の高さは天井から500~600mmくらい開けるようにするのがおすすめ。このくらい余裕があれば吊戸棚を設置することができます。

また窓の横幅は調理機器(ガス器具・IHヒーターなど)の手前までで収まるようにするのもポイントです。

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家族で料理を楽しむ方は

休日には家族揃って料理を楽しむというご家庭も増えてきています。そのような方にはアイランドキッチンがおすすめです。

夫婦と子供で楽しく料理する光景は微笑ましいものがあります。その夢を叶えてくれるのがアイランドキッチンです。アイランドキッチンは、壁面に調理台や調理器具を配列し、シンクと作業スペースを独立させたもので、多人数で作業を行うのに最適です。

ただしアイランドキッチンの場合、キッチン空間が広くないと設置することができないため、間取りが狭い住まいには不向きとも言えます。

私の友人も家族で料理を楽しむ方ですので、一度はアイランドキッチンを計画したのですが、どうしてもキッチンスペースをとることができずに諦めた方もいます。

一人で料理をする方には

誰にも邪魔されずに料理に集中したいという方には、クローズキッチンがあります。

クローズキッチンのメリットは、調理に集中することができる、不意の来客があっても洗い物をそのままにして接客することができる、調理中の臭いや煙がダイニングやリビングにいかないということです。

逆にデメリットは、家族とのコミュニケーションがとれないので孤独になってしまうということです。

しかし、私の友人のように子供が独立して夫婦二人のご家庭では干渉されることがなく思う存分料理に集中できるのでよかったと言っていました。

まとめ

キッチンのスタイルは、オープン・クローズ・アイランド・対面式とありますが、生活スタイルや家族構成を考えることが重要です。

またダイニングやリビングとのインテリア性も重要となってきますし、調理中の臭いや音などへの配慮も考えることが大切です。

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