キッチンの床材の種類と特徴、選び方

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キッチン・ダイニングは、調理や洗い物などや食事をする場所ですのでどうしても汚れやすい場所となります。

たとえば、調理中の油跳ねや洗い物中の水はね、食事中に食べ物や汁などを零すといったことが日常的に起こります。

そこで汚れにくい床材あるいはお手入れがしやすい床材について調べていきましょう。

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目次

床材の種類と特徴

フローリング材

床材の代表と言われるのが、木質系のフローリングです。フローリング材には、無垢材と複合材があります。

無垢材は、天然の木を貼わせて作られたもので集成材と言われるものです。集成材には、タモ・ナラ・ゴム・パインなどが代表的です。

複合材は、ラワン合板の上に天然の木を削った単板(突板)を貼ったものや樹脂やガラスを混ぜたメラミン化粧板などの特殊加工が施された化粧材を貼ったものです。

一般的には、複合フローリングが用いられていますが、最近では自然派志向が流行ですので無垢材も多く使われています。天然素材のもつ温かみや風合いが人気を集めています。

無垢材の場合、多くは表面にウレタン塗装や撥水塗装が施されており、扱いやすくなっていますが、年月とともに表面の塗装が剥がれて、水などが染み込みやすくなりますので注意が必要です。

一般的な複合フローリングは、表面にポリエチレン樹脂やメラミン樹脂などの特殊加工がされています。

そのためお手入れが簡単で、水拭きでもきれいに汚れを落とすことができますが、表面に水を零した場合は滑りやすくなりますので注意が必要です。

クッションフロアー

現在でも意外と多く採用されているのが、クッションフロアー(欲にCFと呼ばれるもの)です。

塩化ビニールを用いた長尺のシート材で、耐水性・耐汚性に優れており汚れてもサッと拭き取るだけで汚れが落ちます。

他の床材に比べてクッション性がよく長時間の調理に対しても足腰が疲れません。また、価格も他の素材に比べて手頃でバリエーションも豊富に揃っているのも特徴です。

Pタイル

最近では一般家庭では使われることがなくなったPタイルがあります。

塩化ビニル樹脂などの素材をタイル状に加工した床材で、比較的堅く、耐久性・耐摩耗性、耐薬品性に優れています。現在では、病院などの公共施設で使用されています。

浴室などでよく使われているタイルは、耐久性・耐水性・耐熱性に優れており、色やデザインなどが豊富にある床材です。

タイルの欠点として挙げられるのが目地に汚れがつきやすいということです。また、堅く、足触りも冷たく、水が掛かると滑りやすいといったことがありますので注意が必要です。

最近では、滑りにくいタイルも販売されています。また性能やお手入れの仕方は、商品によって異なってきますので事前に確認しておきましょう。

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床材の選び方

床材を選ぶ際には、機能性はもちろんですが、リビングと隣接している場合はインテリア性も重要となってきます。

対面式キッチンでは、キッチンが独立していますので、キッチン単独で検討することができますが、リビング・ダイニングと繋がっている場合は、空間全体の統一性も配慮する必要があります。

しかし、あまりインテリアに拘ってしまうと機能性が疎かになってしまいますので、家族構成や調理の内容なども考慮して何に重点を置くか優先順位をつけてみて下さい。

更に気を付けなければいけないのが、キッチンの扉とのコーディネートです。

最近ではシステムキッチンが主流となっていますので、キャビネットと床材の組み合わせは空間全体のイメージを大きく左右することが多くあります。よく検討されることをおすすめします。

ショールームの活用

床材はイメージしろと言われてもなかなかイメージしにくいモノです。そこでショールームや住宅展示場を参考にすることをおすすめします。

実際に目で見るとかなりイメージしやすくなりますので、床材を選ぶ際には是非、ショールームや住宅展示場に足を運んでみて下さい。

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