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キッチンリフォームはDIY(自分で行う)できる?
最近DIYという言葉を耳にする機会が多くなってきました。また書店やインターネットで簡単に情報を入手することがでるようになりました。
そこで思う事は皆同じ。リフォームを本格的にDIYでしたい、ということ。
そこで今回は、キッチンリフォームをDIYで出来るのかどうかを検証していきましょう。
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素人が簡単に出来る場所とは
キッチンが古くなってきたのでリフォームしたいが、買え替えるにはまだ早いと躊躇する方はいらっしゃいませんか?
ただしキッチンリフォームには、自分で出来る場所とそうでない場所があるということは知っておきましょう。
まず自分で出来る場所ですが、一番簡単にリフォームすることができるのが“扉”です。扉はどうしても水や油・調味料などが付きやすい場所で汚れやすい場所。
扉自体を交換するとなると専用の工具が必要となりますし、交換できたとしても扉の調整などは素人方には少し難しいと思いますので、扉の柄を変える方が簡単で費用も安く抑えることができます。
次に、キッチン全面の壁です。壁も張り替えるとなると給排水や電気・ガスなどの設備業者の手が必要となります。
そこで簡単に壁をイメージチェンジする方法として、現在の壁に上から別の壁紙を張るのです。こうすれば専門の業者の手を借りずとも壁のイメージチェンジをすることができます。
素人が手を出してはいけない場所とは
「DIYで色々なモノを造ってきたので、キッチンのリフォームも大丈夫!」といって自分でリフォームすれば大変なことになってしまいます。
キッチンで絶対手を出してはいけないのがシンクです。特にステンレス製のシンクの場合、溶接で天板とシンクを接着していますので交換することは不可能です。
シンクを取り替える場合は、天板全体を交換する必要があり、水栓や排水金具を取り外さなくてはいけません。つまり、設備業者の手を借りなければ交換することができないのです。
万に一つの確率で交換することができても、水漏れや水栓の不具合などが発生する危険性があります。
他にも水栓の交換や調理器具(ガスコンロやIHクッキングヒーターなど)の交換は素人ではとても危険ですので絶対にしないで下さい(本業が設備工事の場合は別)。
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キッチンをお洒落に
先ほども言いましたが、キッチンの扉自体を交換するのは難しいですが、扉の柄を変えるのはとても簡単に行えます。
ホームセンターなどでお気に入りの柄を選ぶのですが、リビングやダイニングの空間に調和した柄を選ぶのがスッキリと綺麗に見せるコツです。
そして粘着シート式のものを選ぶのがポイント。粘着シートの場合、接着剤を用いませんので室内の空気を汚すことなく簡単に貼ることができます。
やり方を順を追って説明します。
まず、扉に付いている引手を外します。引手は、ドライバー(ねじ回し)で簡単に外すことができます。引手を外したら扉表面の油分や汚れを綺麗に落とし、表面に少しカッターナイフなどで傷を付けます。
カッターナイフを使うのが苦手という方は、粗目のサンドペーパー(#80~#120)で擦ってもいいです。表面に傷を付けることで粘着性が良くなります。
また傷を付けた後にシーラー(粘着促進剤)を振りかけるとより粘着性が増します。シーラーもホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。
表面処理が終われば、お気に入りのシートを貼っていきますが、このときシートと扉表面の間に空気が入らないようにするのがコツです。
キッチン全体を入れ替える
システムキッチンの場合は不可能ですが、ブロックキッチンの場合は簡単に入れ替えることができます。
ブロックキッチンとは、流し台・ガス台・調理台などが別々になったタイプのキッチンです。簡単にレイアウトを変えることができますし、給水などの配管工事も要りませんので、自分で交換することができます。
交換した後は、つなぎ目や壁との隙間にコーキング材で隙間を埋めて下さい。隙間をそのままにしておくとその隙間に水や油・調味料などが入り込み床を劣化させる原因にもなりますのでご注意下さい。
まとめ
キッチンをDIYで行う場合は、自分で出来る範囲と出来ない範囲をしっかりと覚えておくことが大切です。余計なことをして後で、安く仕上がる予定が逆に高額なお金を支払うことになったと後悔する場合がありますのでご注意下さい。
また設備機器などは絶対に触らないようにして下さい。特にシステムキッチンは、ビルトイン式の機器が多くありますので素人判断で交換するのは非常に危険です。
以上のことに注意して、手軽に自分でもできるリフォームで、キッチンをお洒落に演出してみて下さい。
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