ヘーベルハウスは30年は塗らなくていいと思っていたのに、点検で外壁の塗り替えの話が出て、戸惑っているかもしれません。
この記事では、ヘーベルハウスの外壁塗装の時期・費用・頼む先を解説します。
先に答えると、ヘーベルの外壁の塗り替えは、旭化成リフォームの案内では30年後ではなく築15年ごろからです。
- 「30年」は、塗らなくていい年数のことではない
- 塗り替えの目安は築15年ごろから(引き渡しの年度で仕様が違う)
- 頼む先は、保証書を見てから決める
- 迷ったら、旭化成リフォームと同じ工事項目で最大4社に見積もりを頼めるヌリカエ

公式サイトの「30年」は、塗装材が実験で示した耐久の性能や保証の期間を表す数字で、塗り替えの案内とは別の話です。
ほかの会社に頼んだときの保証は、公式の条件「30年目以降の定期点検および当社が指定する有償補修」から考えます。
専門業者に頼む前に、この条件との関係を旭化成ホームズに書面で聞いておけば、迷わずに決められますね。
保証の条件と、同じ工事項目の見積もりが並ぶと、どこで金額が違うかが見えてきます。旭化成リフォームで保証を続けるか、専門業者に頼むかを、言われるままではなく自分で決められるようになりますね。
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ヘーベルハウスの外壁 塗り替えの進め方チェック

管理人:たくみ
一軒家を新築したことをきっかけに、外壁塗装やリフォームの情報を発信しています。義父が外壁塗装をした際には、複数社の見積もりを私も実際に確認しました。記事は、クラウドワークスを通じてリフォーム業界で働く方にも執筆を依頼しています。
当サイトの情報は、国土交通省、国民生活センター、消費者庁、住まいるダイヤル、住宅リフォーム推進協議会、住宅瑕疵担保責任保険協会などの公的な情報をもとにまとめています。
ヘーベルの外壁塗装は30年後でいい?築15年ごろから考える
ヘーベルの外壁塗装は、30年後まで待たずに、築15年ごろから考え始めます。

「30年」は塗らなくていい年数のことではない
ヘーベルハウスの「30年」は、塗らなくていい年数ではなく、塗装材の耐久と保証の節目を表す数字です。
公式サイトで「30年」が出てくるのは、主に次の3つ。
- 塗装材:旭化成リフォームの専用の塗装材は「30年耐久の性能を実証」
- 初期保証:構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分は30年間の初期保証
- 30年目以降:定期点検と当社が指定する有償補修で保証を継続
1つ目は塗装材の性能、2つ目と3つ目は保証の話で、どれも30年間は何もしなくていいという意味ではありません。
外壁の塗り替えは、これとは別に、旭化成リフォームが築15年ごろからを目安に案内しています。
「30年は塗らなくていい」というイメージは、この3つが重なって生まれやすいものです。塗り替えの時期は、別に案内されている築15年ごろからを目安に考えますね。
外壁の塗り替えの目安は築15年ごろから
ヘーベルハウスの外壁の塗り替えは、旭化成リフォームの案内では築15年ごろからが目安です。
旭化成リフォームの「おすすめのリフォーム時期」には、次の一文があります。
上塗り層の表層が摩耗し、光沢がなくなってきたら塗り替えの検討時期です。
築年数の目安は「外壁塗装・外装は築15年ごろから」で、15年たったらすぐ塗る、という決まりではありません。
同じページには、引き渡しの年度によって仕様が異なる、という注記もありました。
うちの外壁がいつごろなのかは、保証書と図面で外壁の仕様を見ると分かります。
頼む先は保証書を見てから見積もりを並べて決める
旭化成リフォーム以外も考えてかまいませんが、保証の条件を確かめてから見積もりを並べて決めます。
旭化成リフォームは、ヘーベルハウス専用の塗装材とシーリング材を使う会社です。
手元の見積もりが1社分だけだと、高いのか、工事の範囲が広いのかを見分けられません。同じ工事項目で専門業者の見積もりも取るのは、旭化成リフォームを疑うためではなく、自分で決めるためです。
「30年」の意味は分かっても、手元の旭化成リフォームの見積もりが高いのか、見分けがつかない人もいますよね。
ヌリカエは最大4社まで紹介してくれるので、旭化成リフォームの見積もりと並べて比べられ、1社だけの金額で決めずに済みます。
使った人の声はヌリカエの評判・口コミで読めて、仕組みの上で向いている理由は次の3つです。
- 全国5,000社以上の加盟会社から、最大4社を紹介
- 申し込むと、まずアドバイザーから電話があり、外壁がヘーベル板であることや比べたい見積もりがあることを先に伝えられる
- 加盟には、建設工事保険への加入や、建築関連の法規による処罰実績がないことなどの基準がある
ALCの外壁を扱える会社が来るのか気になる人も、現地調査のときにALCを塗った経験を聞けば、その場で確かめられます。
利用料は無料で、紹介は最大4社までです。
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ヘーベルの外壁塗装がいるのは、水を吸いやすいALCだから
ヘーベルの外壁に塗装がいるのは、ヘーベル板が水を吸いやすいALCで、表面の塗膜とシーリングが雨水を防いでいるからです。

ヘーベル板はALCと呼ばれる軽いコンクリートの板
ヘーベル板は、ALC(軽量気泡コンクリート)と呼ばれる、細かい気泡を含んだ軽いコンクリートの板です。
旭化成ホームズの公式サイトでは、「ヘーベル」と名付けられた軽量気泡コンクリート、と紹介されています。
ヘーベルハウスの外壁は、このヘーベル板を並べて張り、表面を塗装で仕上げた作りです。
- ヘーベル板:ヘーベルハウスの外壁に使われるALCの板
- ALC:細かい気泡を含み、軽くて水を吸いやすいコンクリート
- 塗膜:塗料が乾いてできる膜で、板の表面を覆う
コンクリートと聞くと、雨に強く、塗らなくても平気そうに感じますよね。
ただ、気泡が多いぶん水を吸いやすいので、表面の仕上げで水を止める前提で使われています。
ALCパネルの特徴そのものは、ALCパネルのメリット・デメリットでも取り上げました。
ALCは表面の塗膜で雨水から守られている
ALCは水を吸いやすいので、表面の塗膜が防水を受け持っています。
ALCの業界団体であるALC協会の資料には、次の一文がありました。
ALC パネルは吸水しやすい材料であることから、耐久性を維持させるために、外壁面には防水性のある仕上げが必要です。
同じ資料は、仕上げ材の防水性能が下がるとALCパネルに雨水が入り、耐久性に影響することがあると説明しています。
つまり、ヘーベルの外壁塗装は見た目を整えるためだけでなく、板に水を入れないための工事です。
塗る前には、下地調整塗材(塗る前に板の表面を整える材料)で表面を整える作業も欠かせません。
この下地処理が足りないと、板の耐久性が落ちるおそれがあると、ALC協会は書いています。塗膜の傷み具合は、旭化成ホームズの点検や、塗装会社の現地調査で見てもらえますね。
板の継ぎ目はシーリングで水が入らないようにしている
ヘーベル板と板の継ぎ目(目地)には、シーリング(コーキング)というゴムのような材料が詰めてあります。
ALC協会の資料にも、雨がかりとなるALCパネルの目地はシーリング材を充填する、と書かれていました。
板を並べて張る外壁なので、塗膜だけでなく、継ぎ目のシーリングも雨水を止める役目を持っています。
- 目地:板と板の継ぎ目
- シーリング:目地を埋めて、水や空気が入らないようにする材料
- 旭化成リフォーム:目地の動きにも追従できる配合のシーリング材を開発
シーリングの傷み具合は家ごとに違うので、外壁塗装の見積もりのときに一緒に見てもらいます。
打ち替えか増し打ちかなど、どう直すかを見積書の行に書いてもらうと、ほかの会社とも比べやすくなりますね。
目地の状態を何社かに現地で見てもらうと、直し方の違いも分かります。
ヘーベルの外壁塗装の時期は、家の仕様と劣化のサインで決まる

ヘーベルの外壁塗装の時期は、引き渡しの年度による仕様と、外壁に出てくる劣化のサインで決まります。
引き渡しの年度で仕様が違うので保証書と図面を見る
うちはいつ塗ればいいのかは、まず保証書と図面を見ると分かります。
旭化成リフォームの時期の案内には、引き渡しの年度によって仕様が異なる、という注記がありました。
保証の条件も、契約した時期で違います。
| 書類 | 見るところ |
|---|---|
| 保証書 | 保証の期間と、保証を続けるための条件 |
| 図面・仕様書 | 外壁の仕上げと、塗装の仕様 |
| 点検のときの書類 | これまでの点検で言われたこと |
最長60年の保証は、2017年10月以降の請負契約で、原則として所定の定期点検を受けることが条件とされています。
私も家を建てたとき、リフォームの時期や金額の説明は受けませんでしたし、自分から質問もしませんでした。
建てたときの書類を見返すと、うちの家の条件で時期と頼む先を考えられます。
書類が見つからないときは、次の点検のときに、外壁の仕様と保証の条件を聞いておくと話が早いです。
外壁の光沢がなくなってきたら塗り替えを考える
ヘーベルの外壁は、表面の光沢がなくなってきたら塗り替えを考える時期です。
旭化成リフォームも、上塗り層の表層が摩耗し、光沢がなくなってきたら塗り替えの検討時期、と案内しています。
ほかに、外壁に出てくる劣化のサインの例は次のとおりです。
- チョーキング(外壁をさわると白い粉が手につく状態)
- ヘアクラック(髪の毛ほどの細いひび)
- 塗膜のはがれや、目地のシーリングのひび
ALC協会の資料も、仕上げ材の劣化を、大きく分けて汚れ、亀裂、剥離、変形などと整理しています。
劣化のサインの全体は、外壁の塗り替えの目安と劣化サインでも一覧にしました。
サインに気づいたら、点検のときに相談するか、何社かに同じ家を見てもらって比べると、塗り替えの時期を決めやすくなります。
劣化が中塗りまで進む前に塗り替える
外壁の塗り替えは、劣化が中塗りまで進む前に行うと、費用や工期を抑えやすくなります。
外壁の塗装の多くは下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで、上塗りは最後の層、中塗りは真ん中の層です。
旭化成リフォームは、時期の案内で次のように書いています。
劣化が中塗り層まで及ぶと、費用や工期が余分に発生する可能性があるため、最適なタイミングで外壁を塗り替えることが大切です。
光沢がなくなるのは、外側の上塗りがすり減ってきたサインといえます。
そこで塗り替えれば、中塗りより下まで直さずに済みやすい、という順番ですね。
塗らずに放っておいたときのことは、外壁塗装をしないとどうなるかで取り上げています。
屋根と防水の目安は築25年ごろから
ヘーベルハウスの屋根と防水シートの目安は、旭化成リフォームの案内で築25年ごろからです。
外壁塗装・外装の「築15年ごろから」とは、目安の年数が違います。
| 工事 | 旭化成リフォームの案内の目安 |
|---|---|
| 外壁塗装・外装 | 築15年ごろから |
| 屋根・防水シート | 築25年ごろから |
どちらも、引き渡しの年度によって仕様が異なる、という注記つきの目安です。
旭化成リフォームによると、防水シートは太陽光を浴びて少しずつ硬くなるので、耐用年数に合わせたリフォームが要ります。
屋上やベランダがある家は、その防水シートも外壁塗装の足場を組む時期に一緒に見てもらうと、まとめて直せるかが分かりますね。
外壁の塗り替えの時期が、屋根や防水の時期と近い家は、同じ足場で一緒に頼めるかを見積もりで聞いてみましょう。
足場をまとめる考え方は、足場は屋根や防水と同じ時期にまとめると1回で済むで紹介しています。
旭化成ホームズの点検と、突然の訪問の点検は分けて考える
旭化成ホームズの定期点検と、予定にない訪問での「点検」は、別のものとして考えます。
旭化成ホームズの公式の案内では、点検は引き渡し後の1年目と2年目、その後は5年ごとです。
点検で塗り替えの話が出たら、工事の範囲と保証の条件との関係を書面でもらっておくと、ほかとも比べられます。
| 項目 | 旭化成ホームズの定期点検 | 予定にない訪問 |
|---|---|---|
| 来る時期 | 1年目・2年目・その後5年ごと | 突然 |
| 塗装の話が出たら | 書面でもらって比べる | その場で契約しない |
点検に来たと言って訪ね、契約をせかす点検商法という手口があると、国民生活センターは注意をうながしています。

予定にない訪問で塗装をすすめられても、その場で契約しなくて大丈夫です。
訪問販売で契約したときは、クーリング・オフ(書面を受け取った日から数えて8日間)を使える場合があります。
ただし、条件によってはできない場合もあり、困ったときの相談先は外壁塗装のトラブルと相談窓口にまとめました。
ヘーベルハウスの外壁塗装の費用は、内訳と30年の回数で見る

ヘーベルハウスの外壁塗装の費用は、1回分の内訳と、30年のあいだに何回・どこまで直すかで見ると分かりやすくなります。
1回の費用は30坪前後でも幅がある
ヘーベルハウスの外壁塗装の1回の費用は、30坪前後でも、塗料や目地の量で幅があります。
塗装会社などの公開情報では、30坪前後の外壁塗装で、100万円台から200万円台まで幅がありました。
これはあくまで一般的な目安で、ヘーベルハウスの個別の見積もりではありません。
金額の幅は、次の内訳のどこに、どれだけかかるかで生まれます。
| 内訳 | 中身 |
|---|---|
| 足場 | 工事用の仮の足場を組む・外す |
| 高圧洗浄 | 外壁の汚れを水で落とす |
| 下地処理 | 塗る前に板の表面を整える |
| シーリング | 目地の打ち替えや増し打ち |
| 塗装 | 下塗り・中塗り・上塗り |
| 付帯部 | 雨樋・破風など外壁以外の塗装 |
自分の家の金額は、家の大きさ・目地の長さ・塗料を決めて、見積もりを取ると分かります。
地域の塗装相場をヌリカエで聞いてみると、見積もりを頼む前に目安をつかめますね。
目地が多いぶんシーリングの量で総額が変わる
ヘーベルハウスの外壁は板を並べて張るので、目地のシーリングの量で総額が変わります。
シーリングの直し方には打ち替えと増し打ちの2つの方法があり、意味は次のとおりです。
- 打ち替え:古いシーリングを取り除いて、入れ直す
- 増し打ち:古いシーリングの上から足す
どちらにするかは、目地の傷み具合を見て決めるもので、家ごとに違います。
見積書では、シーリングの行に目地の長さ(メートル数)と直し方が書かれているかを見ておきましょう。
同じシーリング工事でも、長さや直し方が違えば金額も違うので、ほかの会社と比べるときに大事な行です。
前回の塗り替えでシーリングをどう直したかで、今回の直し方と金額が変わることがあります。前回の見積書や工事の記録があれば、見積もりのときに見せておくと話が早いですね。
塗料の種類で次の塗り替えまでの年数が変わる
外壁塗装の塗料は、種類によって長持ちする年数の目安と価格が違います。
専門業者の見積もりでは、シリコン・フッ素・無機などの種類から選ぶことが多いです。
塗装会社の公開情報では、シリコン、フッ素、無機の順に価格が上がる傾向がありました。
| 見ること | 中身 |
|---|---|
| 塗料の種類 | シリコン・フッ素・無機など |
| 塗る回数 | 下塗り・中塗り・上塗り |
| 次の塗り替えまでの年数 | 見積書の塗料名で業者に聞く |
| 仕上げ | 今の柄を残すか、どの仕上げで塗るか |
外壁に柄(模様)のある吹付けの仕上げの家は、今の柄を残すか、どの仕上げで塗るかを見積書に書いてもらいましょう。
どの塗料が合うかは、次の塗り替えまで何年くらい持たせたいかで変わってきますね。
見積もりを並べるときは、塗料の種類と塗る回数を同じにそろえて頼むと、金額の差が読みやすくなります。
足場は屋根や防水と同じ時期にまとめると1回で済む
足場(工事用の仮の足場)は、屋根や防水の工事と時期をまとめると、組むのが1回で済みます。
外壁塗装では、外壁と一緒に付帯部(雨樋・破風など外壁以外の塗る部分)も塗ることが多いです。
旭化成リフォームの案内は、外壁塗装・外装が築15年ごろから、屋根・防水シートが築25年ごろからを目安にしています。
- 外壁と付帯部:同じ足場で一緒に塗る
- 屋根と防水:時期が近ければ、同じ足場で一緒に見積もってもらう
- 時期が離れている:それぞれの時期に足場を組む
外壁の塗り替えの時期が屋根や防水の時期と近い家は、一緒に見積もってもらうと、足場の回数をまとめられるか分かります。
外壁塗装と一緒にできる工事は、外壁塗装と同時に行うリフォームで整理しました。
まとめるかどうかは、屋根や防水の傷み具合を現地調査で見てもらってから決めて大丈夫です。
30年の費用は塗り替えの回数と直す範囲で決まる
ヘーベルハウスの外壁メンテナンスに30年でかかる費用は、塗り替えの回数と、どこまで直すかで決まります。
30年の合計は家ごとの条件で大きく変わり、決める順番は次の3つです。
| 決めるもの | 中身 |
|---|---|
| 塗り替えの回数 | 築15年ごろの1回目のあと、次をいつにするか |
| 直す範囲 | 外壁だけか、屋根・防水・付帯部まで含めるか |
| 足場の回数 | 屋根や防水と時期をまとめるか |
次の塗り替えまでの年数は、1回目に使う塗料で変わります。
屋根と防水の目安は築25年ごろからなので、外壁と同じ足場でまとめられるかも金額に関わってきますね。
30年の費用を考えるときは、1回目の見積もりで次の塗り替えの目安も聞いておくと、先の計画を立てやすくなります。
ヘーベルハウスの外壁塗装の業者は、保証の条件を読んでから選ぶ
ヘーベルハウスの外壁塗装の業者は、保証が続く条件を読んでから、旭化成リフォームか専門業者かを選びます。
決め手は、保証の条件、同じ工事項目の金額、ALCの下地処理と目地の範囲の3つです。
ハウスメーカー全般の考え方はハウスメーカーと専門業者の相場と保証の判断軸と同じで、ヘーベルハウスは保証の条件も読みます。

旭化成リフォームは専用の塗装材とシーリング材を使う
旭化成リフォームの外壁塗装は、ヘーベルハウス専用の塗装材とシーリング材を使います。
旭化成リフォームの外壁のページには、ほかに次の特徴も載っていました。
- 塗り方:低飛散吹付け仕様とローラー塗装仕様から選べる
- 塗装材:さまざまな実験を重ね、30年耐久の性能を実証
- シーリング材:硬くならず、汚れにくく、目地の動きにも追従できる配合
低飛散吹付けは塗料を飛び散りにくく吹き付ける塗り方、ローラー塗装はローラーで塗る塗り方です。
外壁塗装・外装のあとも、ヘーベルハウス独自のロングライフプログラムをもとに点検を行うと案内されています。
ヘーベルハウスのリフォームを受け持つ会社なので、点検から塗り替えまでを同じ流れで任せられるのも良いところですね。
30年目以降の保証は、定期点検と指定の有償補修で続く
ヘーベルハウスの30年目以降の保証は、定期点検と、当社が指定する有償補修で続きます。
旭化成ホームズの「長期保証とサービス」には、こう書かれていました。
構造耐力上主要な部分および、雨水の浸入を防止する部分については30年目以降の定期点検および当社が指定する有償補修を行うことで保証を継続します。
旭化成ホームズの公式サイトによると、保証は最長60年、無料点検制度は60年間です。
ただし、最長60年は2017年10月以降の請負契約で、原則として所定の定期点検を受けることが条件になっています。
点検は無料の制度、保証を続けるための補修は有償と、分けて読むと分かりやすいですね。
公式サイトによると、ヘーベルハウスの保証は所有者が変わっても継続されます。自分の家がどの条件に当たるかは、手元の保証書で契約の時期と続ける条件を見れば分かりますね。
専門業者に頼む前に、旭化成ホームズに書面で聞いておく
ほかの業者に頼んだときの保証は、着工前に旭化成ホームズに書面で聞けば、条件に当たるかが分かります。
公式の条件は「定期点検および当社が指定する有償補修」なので、頼みたい工事がこの補修に当たるかを聞いておきましょう。
- 専門業者に外壁塗装を頼んだとき、30年目以降の保証の継続はどう扱われるか
- 保証を続けるための「当社が指定する有償補修」には、どんな工事が入るか
- 専門業者に頼むとき、工事の前後に必要な手続きや点検はあるか
回答は口頭で済ませず、メールや書面で残しておくと、家族とも同じ内容で話せます。
保証書で先に読むのは、年数よりも、何が対象でどんな条件で続くかです。
ハウスメーカーの保証書で見るところは、大和ハウスの15年点検と保証書の例でも紹介しました。
書面の回答と保証書がそろえば、専門業者に頼むかどうかを、保証の扱いまで分かったうえで決められます。
保証を何より大事にしたい人は旭化成リフォームに相談する
保証が続くことを何より大事にしたい人は、旭化成リフォームに相談すると話が早いです。
保証を続ける条件に入る工事かを書面で確かめれば、ほかの会社と比べなくても決められます。
この場合、紹介サービスを使って何社も見積もりを取らなくて大丈夫です。
- 保証が続くことを第一に考えたい
- 点検と塗り替えを同じ流れで任せたい
- 専用の塗装材とシーリング材で塗ってほしい
当てはまる人は、点検のときに旭化成リフォームの見積もりと、保証の条件に入る工事かどうかを一緒に聞いておきましょう。
ほかのハウスメーカーでも考え方は同じで、一条工務店の外壁塗装の保証の延ばし方でも同じ順番で紹介しています。
費用も見て決めたい人は専門業者とも並べる
保証の条件を確かめたうえで、費用も見て決めたい人は、同じ工事項目で専門業者の見積もりも並べます。
旭化成リフォームの見積もりだけでは、金額が高いのか、工事の範囲が広いのかを見分けにくいからです。
- 保証の扱いを書面で聞いたうえで、金額も比べたい
- 保証の期間を過ぎた、または保証を続けない
- 塗料や直す範囲を、自分で選んで決めたい
並べると、どの行で金額が違うかが見えて、旭化成リフォームに頼むか専門業者にするかを決められます。
専門業者の金額が下回るとは限らないので、比べた結果として旭化成リフォームに決めてもかまいません。
何社かの見積もりは、ヌリカエでまとめて頼んで並べると、1社ずつ探さずに済みます。
ヘーベルの外壁塗装の見積もりは、同じ条件で並べて比べる
ヘーベルの外壁塗装の見積もりは、旭化成リフォームと同じ工事項目で専門業者にも頼み、1枚に並べて比べます。

旭化成リフォームと同じ工事項目で専門業者にも頼む
専門業者に見積もりを頼むときは、旭化成リフォームの見積もりと同じ工事項目で頼みます。
相見積もり(同じ工事を何社かに見積もってもらうこと)では、工事項目がずれると、金額の差が工事の差なのか分かりません。
- 外壁の塗装:塗料の種類と塗る回数
- 目地のシーリング:打ち替えか増し打ちか、範囲
- 下地処理:何をどこまでするか
- 足場と付帯部:どこまで含むか
住まいるダイヤルも、図面があれば図面と見積書を照合し、工事箇所や工法、数量が合っているかを確かめるよう案内しています。

義父が知り合いに頼んだときの見積もりは手書きで、内訳が分かりにくいものでした。
私もその見積もりを見ていますが、ほかの会社にも頼んで並べると、どこが違うのかがはっきり見えました。
項目をそろえておけば、旭化成リフォームと専門業者の見積もりも同じように並べられます。
ALCの下地処理と目地の範囲は見積書の行で確かめる
ヘーベルの外壁の見積もりで見たいのは、下地処理と目地の範囲の行です。
ALC協会によると、下地調整塗材を省いたり塗りが足りなかったりすると、ALCパネルの耐久性が下がるおそれがあります。
下地処理は、塗る前に板の表面を整える作業のことです。
| 見積書の行 | 見るところ |
|---|---|
| 下地処理 | 使う材料と、どこまでするか |
| シーリング | 打ち替えか増し打ちか、目地の長さ |
| 塗装 | 塗料の種類と、下塗り・中塗り・上塗りの回数 |
シーリングは目地に水を入れないために詰めるものなので、傷み具合は現地調査で見てもらいます。
そのうえで、打ち替えか増し打ちかを見積書の行に書いてもらうと、会社ごとの違いが見えてきますね。
一式とだけ書かれた行は、中身と数量を聞いてから比べましょう。
ALCの塗装に慣れているかは現地調査のときに聞く
ALCを分かっている業者かどうかは、現地調査のときにALCの外壁を塗った経験と下地処理の方法を聞きます。
ヘーベル板は水を吸いやすく、下地処理と目地のシーリングが大事な外壁です。
現地調査では、次の3つを聞いておくと比べやすくなります。
- ALCの外壁を塗ったことがあるか
- 下地処理は、どんな材料で、どこまでするか
- 目地のシーリングは打ち替えと増し打ちのどちらをすすめるか、その理由は何か
答えが具体的で、見積書の行と話が合っている会社は、ほかと比べやすいです。
ALCの経験は会社ごとに違うので、紹介された会社にも同じ質問をして、答えを並べます。
業者の探し方そのものは、外壁塗装の業者の探し方と選ぶ順番で順番に紹介しました。
2〜3社の見積書を1枚の表に並べる
見積書は、旭化成リフォームを入れて2〜3社分を、1枚の表に並べて比べます。
住まいるダイヤルが目安にしているのも、相見積もりの2〜3社です。

並べる表は、次の行をそろえると作れます。
| 並べる行 | 書き写すこと |
|---|---|
| 塗料 | 種類と塗る回数 |
| シーリング | 直し方と目地の長さ |
| 下地処理 | 材料と範囲 |
| 足場・付帯部 | 含むかどうか |
| 保証の扱い | 書面の回答 |
| 合計 | 税込みの金額 |
行ごとに見ると、どこで金額が違うかが分かり、頼む先を自分で決められます。
比べたあと、頼まなかった会社への断り方は、相見積もりの断り方でまとめました。
何社かの見積もりはヌリカエでまとめて頼める
何社かの見積もりは、ヌリカエで最大4社までまとめて頼めます。
ヌリカエは外壁塗装・屋根塗装の業者を紹介するサービスで、申し込むと最初にアドバイザーから電話が来る仕組みです。
アドバイザーの電話では劣化の状況や予算、スケジュールを聞かれるので、次のことも伝えておけます。
- 外壁がヘーベル板(ALC)であること
- 旭化成リフォームの見積もりと比べたいこと
- そろえたい工事項目(塗料・シーリング・下地処理・足場・付帯部)
申し込んだあとの流れは、ヌリカエの仕組みでステップごとに紹介しています。
電話がたくさん来るのでは、と気になる人もいますが、公式サイトのよくある質問の答えは次のとおりです。

アドバイザー相談では、まずヌリカエから電話があり、いきなり複数の会社から連絡が入ることはないと書かれています。
利用は無料で、見積もりのあとの断りもお断り代行に任せられる仕組みです。
ヌリカエの相談の流れは、公式ページで確認できます。
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ヘーベルハウスの外壁塗装の助成金は市区町村しだい

ヘーベルハウスの外壁塗装に使える助成金は、国のみらいエコ住宅2026事業ではなく、住んでいる市区町村の制度しだいです。
国のみらいエコ住宅2026事業は塗装工事が対象外
国のみらいエコ住宅2026事業は、外壁の塗装工事を補助の対象にしていません。
外壁や屋根の遮熱塗装が断熱改修の対象になるかという問いに、公式のよくある質問は次のように答えています。
塗装工事は本事業の補助対象ではありません。

遮熱塗料(日射の熱をはね返す塗料)を使う場合も、この事業では塗装工事として補助の対象外です。
国の補助金で外壁塗装が安くなると思っていた人は、ここで考え方を切り替えると、見積もりの計画が立てやすくなりますね。
外壁塗装に使える制度は、住んでいる市区町村の制度で探します。
外壁塗装を対象にする自治体と対象外の自治体がある
外壁塗装の助成金は、自治体によって対象になるかどうかが違います。
たとえば我孫子市の住宅リフォーム補助金は、対象工事の例に外壁塗装が入っていました。
一方で横浜市は、公式のよくある質問で、外壁塗装に対する補助制度はないと答えています。
- 使えるケースは限られる
- 遮熱塗料・断熱塗料を使うことが条件のことが多い
- 工事の前に申し込む
- 条件や金額は、自治体ごとに違う
同じ自治体でも、年度で制度が変わることがあります。
助成金を使えるかどうかは、住んでいる市区町村の、その年度の制度しだいです。
申し込めるかどうかは、外壁の種類よりも、その制度が決めている条件で決まります。
助成金は契約や工事の前に申し込む
外壁塗装の助成金は、多くの場合、契約や工事の前に申し込みます。
我孫子市の手引きにも、市からの交付決定を受けた後に着手する、と書かれていました。
工事を始めてから申し込んでも対象にならないことがあるので、見積もりの段階で制度を調べておきます。
- 申し込みの時期と、交付決定を待つ期間
- 使う塗料(遮熱塗料・断熱塗料など)の条件
- 頼める業者の条件(市内に本社や支店がある業者を条件にする自治体が多い)
断熱塗料とは、熱を伝えにくくする塗料を指します。
助成金を使いたい人は、使いたい制度があることを見積もりを頼むときに伝えておくと、条件に合わせた見積もりを頼めますね。
住んでいる市区町村の制度は検索サイトで探す
住んでいる市区町村の制度は、住宅リフォーム推進協議会の検索サイトで探せます。
支援制度検索サイトでは地方公共団体の支援制度を検索でき、最新の情報は各団体に問い合わせる形です。
- お住まいの市区町村から探す
- 支援分類(耐震化・省エネルギー化など)と支援方法から探す
- 都道府県で、制度の内容から探す

ヌリカエでは自治体の助成金の情報も案内してもらえるので、助成金も一緒にヌリカエで相談すると話が早いですね。
※助成金対応業者希望の方は、担当者にお伝えください。
ヌリカエで助成金を調べる流れは、ヌリカエで外壁塗装の助成金を調べるでくわしく紹介しています。
ヘーベルの外壁塗装でよくある質問
ヘーベルハウスの外壁塗装は何年ごとに必要ですか?
旭化成リフォームは、外壁塗装・外装を築15年ごろからを目安に案内しています。引き渡しの年度によって仕様が違うので、保証書と図面で自分の家の仕様を見ておきましょう。くわしくは外壁の塗り替えの目安は築15年ごろからへ。
ヘーベルハウスは30年メンテナンスフリーではないのですか?
公式サイトの「30年」は、塗装材の耐久の実証と、保証が続く条件の節目を表す数字です。外壁の塗り替えは、旭化成リフォームが築15年ごろからを目安に案内しています。くわしくは「30年」は塗らなくていい年数のことではないへ。
旭化成リフォーム以外の業者に外壁塗装を頼むと保証はどうなりますか?
保証が続く条件は「30年目以降の定期点検および当社が指定する有償補修」です。頼みたい工事がこの条件にどう関わるかを、着工前に旭化成ホームズへ書面で聞いておくと決められます。聞く内容は専門業者に頼む前に、旭化成ホームズに書面で聞いておくへ。
30年目以降も保証を続けるには何が必要ですか?
旭化成ホームズは、30年目以降の定期点検と、当社が指定する有償補修で保証を継続すると案内しています。最長60年の保証は、2017年10月以降の請負契約で、原則として所定の定期点検を受けることが条件です。原文は30年目以降の保証は、定期点検と指定の有償補修で続くへ。
中古で買ったヘーベルハウスでも保証は続いていますか?
公式サイトでは、ヘーベルハウスの保証は所有者が変わっても継続されると案内されています。保証を続ける条件は契約の時期で違うので、前の持ち主から受け取った保証書で条件を見ましょう。くわしくは30年目以降の保証は、定期点検と指定の有償補修で続くへ。
ヘーベルハウスの外壁塗装の費用はいくらくらいですか?
塗装会社などの公開情報では、30坪前後で100万円台から200万円台まで幅がありました(あくまで一般的な目安)。塗料の種類や目地のシーリングの量で変わるので、自分の家の金額は見積もりで分かります。内訳は1回の費用は30坪前後でも幅があるへ。
30年でかかる外壁のメンテナンス費用はどう考えればいいですか?
30年の費用は、塗り替えの回数と、外壁だけか屋根や防水まで直すかで決まります。1回目の見積もりで次の塗り替えの時期の目安も聞いておくと、計画を立てやすいです。決め方は30年の費用は塗り替えの回数と直す範囲で決まるへ。
外壁塗装のときシーリングも一緒に直したほうがいいですか?
ヘーベル板の目地のシーリングは、塗膜と一緒に雨水を止める役目を持っています。傷み具合は家ごとに違うので、外壁塗装の見積もりのときに一緒に見てもらいましょう。くわしくは板の継ぎ目はシーリングで水が入らないようにしているへ。
屋根や防水も外壁と一緒に工事したほうがいいですか?
旭化成リフォームの案内では、屋根・防水シートの目安は築25年ごろからで、外壁の築15年ごろからとは別です。時期が近い家は、一緒に見積もってもらうと足場を1回にまとめられるか分かります。くわしくは足場は屋根や防水と同じ時期にまとめると1回で済むへ。
ヘーベルハウスの外壁塗装に助成金は使えますか?
国のみらいエコ住宅2026事業は、塗装工事を補助の対象にしていません。市区町村の制度は外壁塗装を対象にする所としない所があり、多くは工事の前に申し込みます。くわしくは外壁塗装を対象にする自治体と対象外の自治体があるへ。
点検のあとに塗装をすすめられたら、すぐ決めないといけませんか?
すぐに決めなくて大丈夫です。旭化成ホームズの点検で話が出たら工事の範囲を書面でもらい、予定にない訪問ではその場で契約しないようにしましょう。くわしくは旭化成ホームズの点検と、突然の訪問の点検は分けて考えるへ。
まとめ:ヘーベルの外壁塗装は保証の条件と見積もりを並べて決める

ヘーベルの外壁塗装は、30年待つものではなく、築15年ごろから考えるものです。
頼む先は、保証の条件を書面で確かめてから、旭化成リフォームと専門業者の見積もりを並べて決めます。
保証のことが気になって、ほかの会社には聞けないまま、見積もりの返事を考えている人もいるかもしれません。
書面の回答と同じ工事項目の見積もりがそろうと、金額の違う行と保証の扱いが見え、家族と話して自分で決められます。
その見積もりをそろえる段階で、ヌリカエが向いている理由は次の3つです。
- 業者を決める前に、専門アドバイザー(外装劣化診断士の有資格者を含む)に工事内容や予算を相談できる。何を見積もりにそろえるかを、一人で考えずに済む
- 住んでいる自治体の助成金の情報も案内してもらえるので、見積もりと助成金の話を一緒に進められる
- 紹介されるのは、地域密着型の会社から広域対応の大手まで。外壁がヘーベル板であることを伝えたうえで、何社かの見積もりを並べられる
見積もりのあとに断れるのか心配な人もいますが、断ってかまわず、その連絡はお断り代行に頼めます。
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