間取り別リフォームプラン~玄関ポーチのあり方~

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玄関ポーチあるいはポーチという言葉を耳にする方は多いと思いますが、実際どういうモノかご存知ですか?

玄関ポーチとは、玄関前で、雨に濡れないために庇(ひさし)が付いている場所を指します。つまり、庇の付いていない玄関前はポーチとは呼ばないのです。

玄関ポーチも玄関の一部ですから、住まいの印象を左右する大切な部分でもあり、住まわれている人の個性を出せる部分でもあります。

そこで、玄関ポーチをどのようにリフォームすれば良いのか考えていきましょう。

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目次

デザインばかりを追求してはNGです

玄関ポーチは、雨に濡れずに玄関ドアの開け閉めができるのが利点ですので、デザイン性ばかりを追求してしまうと思わぬ失敗が待っていることがあります。

玄関ポーチはデザインもさることながら実用性も重要となってくるのです。

玄関ポーチのあり方

ポーチは、雨などを防げる庇、ある程度の段差、そして玄関ドアの3点セットで成り立っていますが、色合いや使っている材料、デザインを統一させることでスッキリとした玄関ポーチが出来上がります。

また、玄関ポーチと門扉との間にアプローチがあります。そのアプローチに高低差をつける、あるいは敷石を設置するといったことで変化をつけることがで、見た目も良く、歩いていても楽しい気分にさせてくれます。

しかし玄関ポーチは自由な空間とプライベートな空間の中間に位置するため、防犯面での配慮が必要となります。そこでアプローチを利用して、門の位置から少しずらして配置するのが最も良い方法です。

ただアプローチとポーチをとれる面積には限りがありますので、それだけの面積を確保するのが難しい場合もあると思います。その際はフェンスやパーテーション、植栽といったもので視線を遮るように工夫しましょう。

外出や鍵の開け閉めが見えにくい工夫が必要だということですね。

先ほどお話したように、デザイン性を追求してしまうと、雨よけの庇部分が小さくなってしまい役に立たないということにもなりかねません。ある程度の雨や雪を防げる大きさするのを忘れずに。

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タイルの素材によっては危険も

玄関先は一般的にタイルがよく使われています。タイルは色合いや大きさなどが様々ありますので、住まいのイメージを基本に考えることが大切です。

ですがタイルには雨が降って濡れた状態になるとよく滑るという欠点があります。

そのため滑りにくい素材を選ぶことが重要です。また雨や雪などの場合、泥や土などで汚れやすくなりますので、水洗いが出来るタイプを選ぶようにして下さい。

また水はけにも注意が必要です。水が流れる程度の勾配(傾斜)をつけるようにしましょう。

夜の景観だけなく防犯性も意識することが大切

玄関ポーチの照明にも気配りが必要となります。玄関灯を点けた時の印象も大切で、デザイン的な演出効果も期待することができます。

ただ安全性や防犯性はとても重要であり、容易に人が忍び込まないようにするためにも、適度な明るさが必要になってきます。

また明るさだけでなく、玄関のドアを開けた時に影ができて暗くならないかどうか、光の方向も確認するようにしましょう。

まとめ

玄関ポーチはある程度の大きさの庇(屋根)が必要となりますので、デザイン性だけでなく、機能性も重視して下さい。

また素材にも気を配るとともに、照明器具も防犯性を考えて少し明るめの照明器具を選ぶようにしましょう。

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