外壁塗装は何日かかる?坪数別工期の目安と手抜き業者の見分け方

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外壁塗装は何日かかる?坪数別工期の目安と手抜き業者の見分け方

外壁塗装を検討し始めると、まず気になるのが「工事は何日かかるのか」という点ですよね。工事の期間が分からないと、洗濯物はどうするのか、窓は開けられるのか、スケジュールの調整はどうすればいいのか、生活の段取りが立てられません。

結論からお伝えすると、一般的な30坪前後の戸建て住宅なら、外壁塗装の工期は10日〜14日程度が標準的な目安です。ただしこの日数は、足場の設置から高圧洗浄、下地処理、3回塗り、足場の解体まで、必要な工程を積み上げた結果の数字。

天候や建物の状態によって延びることもあれば、逆に「1週間で終わります」と極端に短い工期を提示してくる業者には注意が必要なケースもあります。

この記事では、リフォーム情報を発信している私が、外壁塗装にかかる日数の目安を建物の規模別に整理しつつ、工程ごとの流れと日数、工期が延びる原因、期間中の生活への影響と対策まで、まとめて解説します。読み終わる頃には、自分の家の場合のスケジュール感がイメージできるはずです。

この記事でわかること
  • 外壁塗装にかかる日数の目安(坪数別・建物別)
  • 全工程の流れとそれぞれの作業日数
  • 工期が延びる原因と短すぎる工期の危険性
  • 工事期間中の生活への影響と事前にできる対策
目次

外壁塗装は何日かかるのか日数の目安

まずは結論となる日数の目安からです。外壁塗装の工期は建物の規模(塗装面積)でほぼ決まるので、自分の家に近い条件を当てはめてイメージしてみてください。

30坪の戸建てなら10日から14日が標準

一般的な2階建て・延べ30坪前後の戸建て住宅の場合、足場の設置から解体・清掃までの標準的な工期は10日〜14日程度が目安です。

「思ったより長いな」と感じた方も多いかもしれません。ただ、この日数は職人さんがのんびり作業しているから長いわけではなく、塗料が液体から固い塗膜へと変わるための乾燥時間がどうしても必要だからです。塗装は1日1工程が基本原則で、下塗り・中塗り・上塗りの間にはそれぞれ乾燥のインターバルを挟む必要があります。

10日〜14日というのは「作業がある日」だけでなく乾燥待ちの日も含めたカレンダー上の期間です。雨の日が挟まればその分後ろにずれていきます。

坪数別にみる工期と費用相場の目安

建物が大きくなれば、足場の規模も洗浄・塗装の面積も増えるので、工期は坪数にほぼ比例して延びていきます。坪数別の目安を表にまとめました。

建物の規模(延べ坪数)想定塗装面積の目安標準的な工期の目安
20坪約80㎡約8日〜10日
30坪約120㎡約10日〜14日
40坪約160㎡約12日〜14日
50坪約200㎡約14日〜16日
60坪約240㎡約14日〜18日

費用面についても軽く触れておくと、30坪クラスの戸建ての外壁塗装の相場は80万〜120万円(中央値100万円)前後が一般的な目安とされています。ただし費用も工期も、建物の形状・劣化状況・選ぶ塗料のグレードで大きく変わります。

あくまで目安として捉えて、正確なところは複数社の見積もりで確認するのが確実ですね。一括で依頼したい場合は、ヌリカエで地域の塗装業者の見積もりをまとめて取り寄せることもできます。

アパートやマンションの場合の期間

戸建てより規模が大きい集合住宅になると、工期の考え方が変わってきます。

  • アパート(1棟6戸程度): 2週間〜3週間程度
  • マンション(鉄筋コンクリート造など): 1ヶ月〜2ヶ月程度(規模によってはそれ以上)

アパートの場合は、入居者さんのベランダ使用制限や共有部の動線確保など、戸建てにはない調整が必要になるぶん、作業効率が下がりやすい傾向があります。マンションの大規模修繕になると、足場の仮設だけで数日かかり、タイルの打診検査や下地補修の範囲も広いため、綿密な長期工程表に基づいて進められるのが一般的です。

屋根塗装も同時に行う場合の日数

外壁塗装と一緒に屋根塗装も行う場合は、外壁のみの工期(10日〜14日)に2〜3日程度プラスされ、トータルで12日〜17日程度になるのが目安です。

「工期が延びるなら外壁だけでいいかな」と思うかもしれませんが、実は屋根の同時施工はかなり合理的な選択です。

理由は足場代にあります。足場の仮設費用は一般的な戸建てで15万〜25万円程度かかるのが目安(近年は安全基準の強化でやや上がる傾向)で、外壁と屋根を別々の時期に塗装すると、そのたびに足場代が二重にかかってしまうんですよね。

屋根も外壁と同じように劣化していくものなので、メンテナンス時期を揃えておくと、次回以降の資金計画も立てやすくなります。

外壁塗装の工程ごとの流れと日数

次に、10日〜14日の中身を見ていきましょう。外壁塗装は大きく分けて10の工程で進みます。それぞれの工程に「なぜその日数が必要なのか」という理由があるので、流れを知っておくと工程表のチェックにも役立ちます。

工程主な内容日数の目安
近隣挨拶・事前準備着工3日〜1週間前に近隣へ告知半日〜1日
足場の設置足場と飛散防止ネットの設置約1日
高圧洗浄汚れ・カビ・古い塗膜の洗浄半日〜1日(+乾燥1〜2日)
下地処理ひび割れ補修・コーキング打ち替え1〜2日
養生窓・室外機などの保護半日〜1日
下塗り密着性を高める下地用の塗装約1日
中塗り仕上げ用塗料の1回目約1日
上塗り仕上げ用塗料の2回目約1日
完了検査・手直し塗り残し・色ムラの確認と補修約1日
足場の解体・清掃解体・清掃・引き渡し半日〜1日

近隣挨拶と事前準備

着工の3日〜1週間前に、施工業者が近隣のお宅へ挨拶に回ります。外壁塗装は完全な屋外工事なので、足場を組む音、高圧洗浄の音、塗料のにおい、作業車の出入りなど、近隣への影響がどうしても発生するからです。

挨拶自体は半日〜1日程度で終わる作業ですが、ここを丁寧にやってもらえるかどうかで、工事中のご近所トラブルのリスクが大きく変わります。業者任せでも問題はないものの、可能であれば施主も同行しておくと、工事後のご近所付き合いがスムーズかなと思います。

足場の設置と飛散防止ネット

職人さんが安全に、かつ均一に塗装するための足場を組み立てる工程で、約1日かかります。金属製の部材をハンマーで組んでいくため、全工程の中で最も大きな音が出るのがこの日です。同時に、塗料や洗浄水が近隣に飛び散るのを防ぐメッシュシート(飛散防止ネット)で建物全体を覆います。

敷地が狭い場合や、カーポートの屋根の脱着、電線の防護カバーの取り付けが必要な場合は、もう少し時間がかかることもあります。

高圧洗浄とその後の乾燥

外壁に長年積もった汚れ・カビ・苔・古い塗膜の粉(チョーキング)を、専用の高圧洗浄機で洗い流す工程です。洗浄自体は半日〜1日で終わりますが、重要なのはその後の乾燥期間1〜2日。外壁の内部に染み込んだ水分が完全に抜ける前に塗装してしまうと、後からその水分が太陽熱で膨張して、塗膜の「膨れ」や「剥がれ」の原因になります。

洗浄の翌日にすぐ塗り始めない業者のほうが、むしろ正しい仕事をしていると言えるわけですね。

下地処理とコーキング補修

塗装が「化粧」だとすれば、下地処理は「肌の治療」にあたる工程です。モルタル外壁のひび割れ(クラック)の補修、サイディング外壁の目地コーキングの打ち替え、鉄部のサビ落とし(ケレン)などを行い、通常1〜2日かかります。

この工程の精度が塗装の寿命を左右すると言っても大げさではありません。劣化が激しい建物では下地処理だけで数日かかることもありますが、ここに時間をかけるのは品質のためには良いサインです。

養生で窓や室外機を保護

窓ガラス、サッシ、玄関ドア、エアコンの室外機、給湯器、植栽など、塗料が付いてはいけない部分をビニールシートやマスキングテープで保護する工程です。半日〜1日かけて丁寧に行われます。

養生は汚れ防止だけでなく、塗装面との境界線をまっすぐ美しく仕上げるための大事な作業でもあります。そして居住者にとって重要なのは、この日から塗装が終わるまで窓が開けられなくなること。生活への影響が一番大きくなる期間の始まりです(対策は後半で詳しく解説します)。

下塗り中塗り上塗りの3回塗り

いよいよ塗装の本番です。外壁塗装は原則3回塗りで、乾燥時間を含めて1工程につき1日ずつ、計3日程度が割り当てられます。

3回塗りそれぞれの役割
  • 下塗り: 外壁材と仕上げ塗料を密着させる接着剤の役割。素材に応じてシーラー・フィラー・プライマーを使い分ける
  • 中塗り: 仕上げ用塗料の1回目。塗膜に必要な厚みを作る
  • 上塗り: 仕上げ用塗料の2回目。規定の膜厚を確保し、耐久性と美観を完成させる

「中塗りと上塗りは同じ塗料なのに、なぜ2回に分けるの?」と疑問に思うかもしれません。これは、メーカーが定めた塗布量(膜厚)を1回で塗ろうとすると、塗料が垂れたり、表面だけ乾いて内部が硬化しない不良が起きたりするからです。2回に分けて乾燥を挟むことで、初めて雨風や紫外線に耐える塗膜ができあがります。

完了検査と手直し

すべての塗装が終わったら、施主と業者の責任者が一緒に建物の周りを確認して回ります。塗り残し、色ムラ、塗料の飛散、ラインの乱れなどがないかをチェックする工程で、約1日が確保されます。

足場を解体した後では2階部分や軒天の手直しが非常に難しくなるので、足場があるうちに気になる箇所はすべて指摘しておくのが鉄則です。遠慮せず、納得いくまで確認しましょう。

足場の解体と清掃

最後に、塗りたての外壁を傷つけないよう慎重に足場を解体し、敷地内の清掃、カーポート屋根などの復旧を行って引き渡しとなります。半日〜1日の作業です。これで全工程が完了。お疲れさまでした、という流れですね。

外壁塗装の工期が延びる主な原因

10日〜14日という工期は、晴天が続いた場合の「理想的なスケジュール」です。実際の現場では、いくつかの要因で工期が延びることが珍しくありません。あらかじめ知っておくと、延びたときに慌てずに済みます。

雨や湿度など天候の影響

工期延長の最大の要因が天候です。塗料メーカーの施工基準により、次の条件に1つでも当てはまる日は原則として塗装作業が中止になります。

  • 雨や雪が降っている: 塗料が薄まり、塗膜の形成が阻害される
  • 湿度85%以上: 塗料の水分・溶剤が揮発できず乾燥しない
  • 気温5℃未満: 塗料の硬化反応が極端に鈍る・止まる

「雨で延びた分、追加料金を取られるのでは」と心配になるかもしれませんが、優良な業者はあらかじめ天候不良の予備日を工程に組み込んでおり、雨天による工期延長を理由に追加費用を請求しないのが原則です。契約前に「雨で延びた場合の費用はどうなりますか?」と確認しておくと安心ですね。

建物の劣化が激しい場合

築年数が長く、前回のメンテナンスから時間が空いている建物では、下地処理に時間がかかります。モルタル壁の広範囲な補修、サイディングボードの反りや浮きの修正、鉄部の大規模なサビ落としなどが発生すると、標準1〜2日の下地処理が数日に延びることもあります。

ただ、これは品質のための必要な延長です。下地を直さずに上から塗っても、塗膜はすぐにダメになってしまいますから。

乾燥に時間がかかる塗料の場合

塗料が乾くまでの時間は種類によって異なり、一般的に水性塗料で3〜4時間、油性(溶剤系)塗料で6時間以上のインターバルが必要とされています。さらに、耐久性を高めた無機塗料や、ひび割れに追従する弾性系の塗料など、高機能な塗料ほど乾燥・硬化に時間がかかる傾向があります。

こうした塗料を選んだ場合、標準より数日工期が延びることがありますが、これも塗膜の品質を担保するためのポジティブな遅延。高性能な塗料を選ぶことは「十分な工期を投資すること」とセットだと考えておきましょう。

冬や梅雨など季節と地域の影響

全国的に見ると、外壁塗装に不向きとされるのは梅雨〜台風シーズンの6月〜9月と、気温が下がる12月〜2月です。梅雨や台風の時期は雨による中止が頻発し、真夏は外壁表面が高温になりすぎて塗膜不良のリスクが上がります。

冬は気温5℃未満の制約に引っかかりやすいうえ、日照時間が短く1日の作業時間が削られるため、工期が他の季節より2〜3日延びやすい傾向があります。

地域差も大きく、北海道などの寒冷地では冬の施工が長期間難しくなる一方、沖縄では冬でも問題なく施工できる代わりに梅雨や台風の影響が大きくなります。お住まいの地域の気候を踏まえて時期を相談するのがおすすめです。

外壁塗装の工期が短すぎる業者に注意

ここまで読んでいただくと、「工期が短い=優秀な業者」ではないことが見えてきたと思います。むしろ標準工期を大幅に下回るスケジュールには、品質上の重大なリスクが隠れていることがあります。

乾燥時間を無視した手抜き工事のリスク

30坪前後の戸建てで「1週間以内で終わります」といった極端に短い工期を提示された場合は注意が必要です。物理的に必要な乾燥時間を削らないと実現できないスケジュールの可能性があります。

工期短縮で最も犠牲になりやすいのが、塗料の規定乾燥時間です。下塗りの表面だけが乾いた「半乾き」の状態で中塗りを重ね、さらに半乾きで上塗りする──こうした施工をすると、下の層に閉じ込められた水分や溶剤が後から太陽熱で膨張し、塗膜の「膨れ」や「剥がれ」を引き起こします。

本来10年以上持つはずの塗料が、乾燥時間を守らなかったというだけでわずか5〜6年で剥がれ落ちてしまうこともあります。工事直後の見た目は同じなので、数年経つまで手抜きに気づけないのが怖いところです。

また、突然訪ねてきて「今すぐ塗らないと大変なことになる」と契約を急がせる訪問販売にも注意してください。リフォーム工事の訪問販売や点検商法に関する相談は増加傾向にあります(出典: 国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」)。

その場で契約せず相見積もりを取るのが基本ですし、万一訪問販売で契約してしまっても、8日以内ならクーリングオフ制度で無条件に解約できます。悪質な業者の具体的な手口と対策はリフォーム悪徳業者の手口と対策の記事で詳しく解説しています。

見積書と工程表で確認するポイント

こうした「見えない手抜き」を防ぐには、契約前に見積書と工程表をしっかり確認することが何よりの防衛策になります。チェックするポイントは次のとおりです。

契約前のチェックポイント
  • 見積書が「外壁塗装工事 一式」だけの抽象的な記載になっていないか
  • 高圧洗浄・3回塗りの明記、塗料のメーカー名・製品名、塗装面積(㎡)があるか
  • 工程表で下塗り・中塗り・上塗りが別々の日になっているか
  • 高圧洗浄の後に乾燥日が確保されているか

もし極端に短い工期を提示されたら、「なぜこの期間で終わるのですか?」「各工程の乾燥時間はどれくらい取っていますか?」と聞いてみてください。論理的に説明できるかどうかが、信頼できる業者を見抜くリトマス試験紙になります。

複数社から相見積もりを取って工程表を見比べると、おかしなスケジュールには自然と気づけるはずです。ヌリカエで地域の優良業者の見積もりを比較するのも、その第一歩として使えます。

なお、見積もりを比べるときに「一番安いところ」へ飛びつくのも考えものです。安すぎる見積もりは、どこかの工程を削って帳尻を合わせている可能性があります。

このあたりはリフォーム業者を一番安いところに依頼してよいかを解説した記事も参考になるはずです。

外壁塗装の期間中の生活への影響と対策

10日〜2週間の工事期間中、生活にはそれなりの制約が出ます。ただ、事前に分かっていれば対策できるものがほとんどです。

これは私が家を建てたときに痛感したことなのですが、工事が始まってから「やっぱりこうしてほしい」と伝えても、もう対応できないことが結構あるんですよね。終わってから「ああしておけばよかった」と思うことも少なくありませんでした。

だからこそ、普段から気になることはその都度メモしておいて、着工前の打ち合わせで全部伝えておく。万全の状態で工事を迎えるのが一番だと思います。それでも多少の後悔は出るものですが、減らせるだけ減らしておくに越したことはありません。

洗濯物の外干しと窓の開閉の制限

工事期間中、特に高圧洗浄時・塗装作業時・養生が施されている期間は、ベランダや庭での洗濯物の外干しができなくなります。洗浄の汚水や目に見えない塗料の粒子が衣類に付くリスクがあるためです。

浴室乾燥機の活用、室内干しスペースの確保、近所のコインランドリーの場所の確認など、部屋干しの体制を工事前に整えておきましょう。

窓も、養生されている間は開けられません。換気はエアコンやキッチンの換気扇を活用することになります。ここで1つ重要な注意点があります。

工事中にエアコンを使いたい場合は、室外機に通気性のある専用養生をしてもらうよう業者へ事前に依頼してください。通常のビニールで密閉されたまま稼働させると、故障の原因になります。ガス給湯器の排気口まわりも同様に確認しておきましょう。

騒音や塗料の臭いへの対策

足場の設置・解体時の金属音や高圧洗浄機の駆動音は、室内にいてもかなり響きます。また、塗装期間中は塗料特有のにおいが発生し、人によっては頭痛や不快感の原因になることも。小さなお子さんや高齢の方、ペットがいるご家庭では特に気になるポイントですね。

においへの対策として効果が大きいのは、シンナーで希釈する油性塗料ではなく水で希釈する水性塗料を指定することです。刺激臭を大幅に抑えられます。騒音が大きい日(足場の設置日・解体日・高圧洗浄日)はあらかじめ分かるので、工程表をもらって、その日は外出の予定を入れてしまうのも手です。

工事中の外出と防犯対策

「工事中はずっと家にいないとダメ?」とよく聞かれますが、外壁塗装はすべて屋外作業なので、基本的に在宅している必要はありません。立ち会いが必要なのは着工前の確認や完了検査など一部だけ。日中は仕事や買い物に普段どおり出かけて大丈夫です。

むしろ騒音やにおい、窓のすぐ外を職人さんが行き交う気疲れから解放されるので、積極的に外出するくらいでちょうどいいかなと思います。

ただし1点だけ注意したいのが防犯面です。足場が組まれた家は2階の窓やベランダへ登りやすくなるため、空き巣のリスクが一時的に上がります。外出時はもちろん、在宅時や夜間も、足場まわりの窓の施錠を徹底してください。

外壁塗装の工事期間に関するよくある質問(FAQ)

外壁塗装は最短で何日くらいでできますか?

一般的な30坪前後の戸建てなら、天候に恵まれた場合でも10日前後が現実的な最短ラインです。高圧洗浄後の乾燥や塗料の乾燥時間は物理的に短縮できないため、「1週間以内で終わる」といった提案には乾燥時間をどう確保しているのか確認することをおすすめします。

雨の日は作業しますか?工期が延びたら追加料金はかかりますか?

降雨時や湿度85%以上、気温5℃未満の日は、原則として塗装作業は中止になります。優良な業者はあらかじめ予備日を工程に組み込んでおり、天候による延長で追加費用を請求しないのが一般的です。心配な場合は契約前に書面で確認しておくと安心です。

工事期間中は家にいないといけませんか?

外壁塗装は屋外作業なので、基本的に在宅の必要はありません。立ち会いが求められるのは着工前の確認や完了検査などの節目だけです。日中は普段どおり外出して問題ありませんが、足場がある期間は防犯のため窓の施錠を徹底してください。

工期を短くする方法はありますか?

乾燥時間そのものは縮められませんが、乾燥が早めの塗料を選ぶ、気候が安定した春や秋に施工する、事前に外まわりの荷物を片付けておく、といった工夫で遅延のリスクは減らせます。ただし乾燥時間を削って日数を縮める提案は品質低下に直結するので避けてください。

外壁塗装は何年ごとに必要ですか?

使う塗料の種類によって異なりますが、戸建てで普及しているシリコン系塗料で7〜15年程度が一般的な目安です。ひび割れやチョーキング(壁を触ると白い粉が付く現象)が出てきたら検討のサインです。実際の劣化状況は環境によって大きく変わるので、専門業者の診断を受けて判断するのが確実です。

まとめ 外壁塗装は何日かかるかを知って備える

外壁塗装が何日かかるのかについて、日数の目安から工程の中身、工期が延びる原因、生活への影響まで解説してきました。最後に要点を整理します。

外壁塗装の工期の要点
  • 30坪前後の戸建ての標準工期は10日〜14日が目安
  • 屋根塗装の同時施工は2〜3日プラスで足場代の節約に
  • 工期の正体は乾燥時間の積み重ねで短縮は不可
  • 天候・建物の劣化・塗料の種類による延長は正常な範囲
  • 極端に短い工期は手抜き工事のサインで工程表の確認が防衛策
  • 洗濯物・窓・騒音・防犯への備えは着工前の準備でほぼ対応可能

外壁塗装の工期は「短いほど良い」ものではなく、塗料がしっかり乾いて性能を発揮するために必要な時間の積み重ねです。10日〜14日という目安を知ったうえで工程表を確認すれば、不自然なスケジュールにも気づけますし、工事中の生活の段取りも立てやすくなります。

なお、本記事の日数や費用はあくまで一般的な目安で、建物の状態・地域・天候によって変わります。実際の工期や正確な費用は、複数社の見積もりを比較したうえで、専門業者に現地調査をしてもらって確認してください。納得のいく外壁塗装になることを願っています。

信頼できる外壁塗装業者を見つけるために

外壁塗装の色選びと複数社の見積もり比較のイメージ

適正な工期で丁寧に塗ってくれる業者かどうかは、工程表と見積もりを見比べて初めて分かります。30坪クラスの外壁塗装は相場80万〜120万円と高額な工事だからこそ、1社の言い値ではなく、複数社の提案を並べて判断したいところです。

とはいえ、地域の塗装業者を自分で1社ずつ探して、工程表や見積もりを突き合わせて比較するのはかなりの手間ですよね。そんなとき、お住まいの地域の優良な外壁・屋根塗装業者を無料で紹介してくれるのが、外壁塗装の業者紹介サービス「ヌリカエ」(運営: 株式会社Speee)です。

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